夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

太極拳を披露

2024-02-16 08:27:25 | シニアライフ

昨日は、美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」の本年度最後の講義の日でした。午前中は通常どおり全学年と聴講生が集って講師の講和を聞きました。

講師は元美瑛東小学校の校長などを歴任された生駒氏で演題は「人生100年時代をいかに~心身のおとろえに負けない」というものでした。ずっと教育界で貢献されて来た87歳のおじいちゃんですが、頭脳明晰、言葉もしっかりしていました。内容は、食事に気を付けたり人と積極的に交流することなどの一般的なものでしたが、むしろこの方が身長148㎝、生まれつき片目が見えず、現在は片耳も聞こえず、学生時代は100m11秒8の記録を持つアスリートだったこと、9年前に配偶者を亡くされてから一人暮らしを続け、毎日ノート1ページにその日の全記録を書き続けているといった生き方に敬意を表しました。

午後からは、今年最後の選択学習の時間ということで各教室ごとの成果発表が全体で行われました。選択学習項目には私達夫婦が属していた太極拳の他にヨガ、習字、絵手紙、短歌、軽スポーツ、料理、音楽があります。太極拳、ヨガ、習字、音楽は会場でのパフォーマンスを演じ、絵手紙、短歌、軽スポーツ、料理は会場では演じられないので写真や作品展示の上で学生が活動内容を紹介しました。

選択学習は月1回のスケジュールの中では年間7回しか実質的な活動を行っておらず、私達が属した太極拳などは型を覚えるのに月1回の練習頻度では全く足りないことから、この日の発表会を前に週1回のペースで3回課外授業を行って間に合わせました。

この1年間で練習して来たのは、こういった練習回数の少なさを考慮して「入門」と「初級」の各8式(8つの型)でした。昔現役の頃水戸で毎週1回の太極拳クラスに通ったことがありました。その頃はNHK教育テレビで放送されていた楊名時さんの簡化24式が主流でこれを覚えたものでしたが、あれから20年近く何もして来なかったのですっかり忘れてしまいました。

しかし、入門編や初級編にも共通の型はいくつもあるので、先生も「来年度は24式をやろう」という気になっていることから、選択学習は毎年変えても良いことにはなっていますが私達は先生との約束で来年度も太極拳を続けることになりました。印象では24式は覚えるのが大変でした。1年後の発表会へ向けて4月からの講義を真面目に受けようと思いました。

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