夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

3年目のすずらん大学

2025-04-11 07:24:25 | シニアライフ

昨日は、美瑛町主催のシニアカレッジ「すずらん大学」の入学式&始業式がありました。私達夫婦も早いもので入学して2年が過ぎ、3年生となっての始業式となりました。

学長挨拶

美瑛町に住み始める前から地元の人達や同世代の人達と知り合うにはこういうコミュニティに入ることが絶対必要と思っていた私達は、2年前の入学時には第1号で入学申し込みに出かけ担当者たちに喜ばれたことを覚えています。

町長祝辞

クラスメートは13名で移住者は私達を含めて4名、他の9名は美瑛町又は近隣市町村出身の方々で、皆さんとの相性が良く当初期待したとおりの交友が続けられています。途中入学という制度はないのですが、今年度からは一つ上の4年生がコロナ禍の影響で一人しかいないためクラス活動が出来ないことから私達3年生のクラスで一緒に活動することになりクラスメートが一人増えました。御年90になるという方ですから大先輩としてお付き合いしたいと思います。

1年生写真撮影

昨日は、新1年生7名を迎えて通常の学校と同じように入学式が行われ、その後全体オリエンテーション、クラス毎にホームルームを行い昼前に解散となりました。

昼食はクラスメートの一人で校外でも親しくお付き合いしている友人を誘って町内の蕎麦屋さんで天ざる蕎麦をいただいて来ました。気温が15度にもなる美瑛にしては暑いくらいの季節が始まったことを食で感じました。

コメント

太極拳24式練習計画

2025-03-19 07:42:11 | シニアライフ

私達夫婦が美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」の選択学習(クラブ活動のようなもの)で太極拳を学んでいることは何度かブログで書きました。選択学習は毎年好みによって変えても良いのですが、熱心な講師から過去2年間は入門編や初級編を練習して来たが今年からは24式を学ぼうと誘われており、抜けるわけにはいかないと今年も太極拳を頑張るつもりでいます。

24式太極拳は日本で最も普及しているものだと思いますが、これまでの入門編や初級編がそれぞれ8式であり2つの型の間には共通している動きがあるので24式の内の16式を覚えたものではなく、24式と入門編、初級編では精査したわけではありませんが多分14、5は新しい動きを覚えなければならないので簡単ではありません。

昔カナダへ移住する前に2年程水戸市主催の太極拳講座に通った時は、2年間毎週1回の練習を通じてやっと全部の動きを覚えた記憶があります。それから20年くらい経ってしまったので今ではすっかり忘れていますが・・それで昨日は、自分が今から覚えるならこういう方法で学びたいと思う練習方法を考えていました。まずは参考ビデオです。youtubeにはたくさんの練習ビデオが上がっていますが、帯に短しでなかなかこれだというものがありません。

何本か探した中で講師が練習者と同じ向き、練習者が講師の後ろ姿を見られるスタイルで演じ、更に横からの動きも撮ったビデオがあったので、これを自分の経験から覚えやすいように24式を7つに分解したビデオにしてみました。1~5までを2回練習したら次は6~9までを2回練習する、6~9までを覚えたら1~9までを通して練習するというようなパターンで24式を20日ほどの練習日の中で覚えようというものです。

月1度の選択学習の日程では年間8日か9日かしか練習日がないため、過去2年間は毎週1回課外授業も行って来たので、今年は隔週1回程度の課外授業を入れることでクリアできるのではないかと考え年間スケジュールも考えました。4月10日のすずらん大学入学式の日に1年間の講義日程が判明するので、それによって私の考えた練習スケジュールを調整し講師と相談しようと思っています。

24式をマスターするのは余程計画的に意図的に学ばなければならないという記憶があるので、講師を差し置いて少し強引かとも思うのですが、練習者の思いを提案したいと思っています。

コメント

卒業式&お楽しみ会

2025-03-07 07:45:29 | シニアライフ

昨日は、美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」の卒業式とその後に「お楽しみ会」が行われ、結構慌ただしい1日を過ごしていました。

「すずらん大学」では4年が修了する時に卒業し、その後2年間の専修課程を修了する時に修了証をいただきます。ただ、そこですずらん大学とのつながりが切れるわけではなく、その後は講義を受けることも選択学習に参加することも自由な聴講生という位置づけで好きなだけ在校出来る仕組みになっています。まさに生涯学習です。

私達はまだ2年生が終わったところですので、卒業まであと2年、修了まであと4年ありますが、そこから先もずっと学生生活が続きます。昨日は、前半ではどの学校とも変わらない形で厳かに卒業式が催されました。「仰げば尊し」を斉唱することなど今どきの学校ではあるのでしょうか?

式が終了してからは、会場を変えて「お楽しみ会」となりました。仕出し弁当と紅白饅頭をいただきながら、各学年や選択学習としてクラブ活動のようなグループごとの演技を楽しみました。

私達2年生は、音楽に造詣の深いクラスメートの指導で昨年は「若者たち」をコーラスしそれに味を占めて、今年は「銀色の道」を男性、女性でハモりながら歌って見ました。が、出だしの音がバラバラになってしまい練習時の納得の行くコーラスとはなりませんでした。残念でしたが、早速来年へ向けてリベンジだと意気込んでいます。

私達はもう一つ、選択学習の太極拳クラスで演武の発表も行いました。この日のために買い揃えたピンクのTシャツを着て、入門編、初級編という2つの型を演じました。個人的には1つだけ動きを間違えて冷や汗をかきましたが、全体としては皆さん満足の演技だったようです。過去2年間夫婦で太極拳を学んで来たので来年度は新たに設けられる「スポーツ吹矢」に興味を抱いたのですが、先生から来年度はいよいよ本番の24式太極拳に挑戦しようと言われて抜けるわけにはいかないように思っています。

全てが終了後、2年生だけでしばらくお茶飲み会となり、新年度の役員を決めた後は1年間の思い出話やこれから新年度が始まるまでの1か月の各自の予定などを話して解散して来ました。良い仲間を得た気持ちです。

コメント

万能ツボ

2025-02-14 07:38:38 | シニアライフ

昨日は、美瑛町主催のシニアカレッジ「すずらん大学」の本年度最後の講義の日でした。来月卒業式を迎えて本年度は終了ということになりますが、何か1年目と比べるとあっという間に終わってしまった感があります。慣れたこと、楽しかったことなどが原因だと思いますが、歳をとるのも早いとも言え痛し痒しの気分ではあります。

午前中の全学生参加の講義は、「シニア健美操教室」と題して日本健美操協会認定指導員の平澤真由美さんの指導で2時間たっぷり健美操の動きを実践しました。昨年も同じ内容で行っていたのですが、椅子に座って体を動かす程度のことしか覚えていなかったので、今年はもう少し意義などを噛みしめておきたいと熱心に受講しました。

健美操は、誰が中心になって作り上げたものかは分かりませんが、1987年に日本で考案された体操でその年に協会を作ってから全国に普及しているようです。「呼吸、精神、身体の3つの調和で身体のバランスを整え、全身の血液の流れを良くし、気分を爽快にする。多種の呼吸法、ツボ、経絡を取り入れ自然治癒力を高めていく。このように、より健康的な生活を手に入れることができるのが、健美操の魅力と言える。」とウェブサイトにはあります。

平澤先生は話も面白く、笑いながらかなり体を動かしたので楽しい時間でした。座って行うということではシニア向けですが、呼吸法やツボなどは老若男女誰にでもフィットする動きのように思いました。教えられたツボはほとんど覚えていませんが、唯一「湧泉(ゆうせん)」という足裏のツボは万能のツボだそうで、体の不調がある時にはここを押すと良いということだけは覚えました。

午後からは各学生それぞれが選択した講義でした。私達は二人とも太極拳クラスに属していますので、午前中に続いて体を動かすことになり、終わってはややお疲れ気味でした。

3月6日の卒業式の後に開催される「お楽しみ会」で太極拳クラスが演武を行うことになっており、その時のためにと手配していたTシャツが先日届いたので昨日は早速それを着用しての練習となりました。視覚に訴えようとショッキングピンクを選んだので、全13名中の男性3名には合わないかとも思いましたが、全員が揃っていれば結構様になっているように見えるでしょう。

コメント

プロの噺家

2025-01-24 07:56:38 | シニアライフ

昨日は、美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」の1月講座があり、落語家桂三段さんの落語を鑑賞しました。昨年の1月講座では「旭笑長屋」という旭川のアマチュア落語家集団のお二人の落語を鑑賞し、多分初めての生の落語を聞く面白さを経験しましたが、昨日の桂三段さんは名前を見ても分かるように上方落語協会の桂文枝一門に属するプロの噺家さんですから、また生まれて初めての経験となりました。プロの高座ということで、この日はすずらん大学だけでなく美瑛町の一般の方にも有料で公開されていました。

三段さんは帯広市で生まれ29歳の時に人気の落語家桂三枝(現・文枝)一門に入り20年のキャリアを持つ方ですが、10年前から札幌に住み、北海道内全市町村を廻って落語の普及に努めているそうです。さすがにプロの噺家、登場から身のこなし、話し方などもテレビで見る落語家のスタイルそのままで、1時間半で面白可笑しく3つの古典落語を演じてくれました。

落語家というと昨今ではテレビの「笑点」の出演者が有名なので、誰がどこの協会に属しているか、真打になったのはいつかなどに興味を持ち、昨日も早速三段さんのプロフィールを調べてみました。すると、彼の属する上方落語協会には前座、二つ目、真打制度がないことを知りました。

東京を拠点にした「落語協会」、「落語芸術協会」、「五代目円楽一門会」、「立川流」にはそれらの格付けがあります。彼の場合、桂文枝一門の中での位置づけは中堅のようで20年のキャリアがあるから、多分東京の団体に所属していれば真打クラスなのではないかと勝手に想像しました。

プロの噺家さんと言っても収入は人それぞれの人気やキャリアで違うそうなので、彼の場合は北海道に限定することに活路を見出しているのかも知れません。益々の活躍を期待したいです。

コメント