昨日の日曜日、日曜日しか営業してない蕎麦店「The 美瑛蕎麦又鬼(マタギ)」へ出かけて見ました。
出かけるまでには少し前置きがあります。我が家の近所の小山さんは警察を退職した方で、私達が元公務員だったことに親しみを感じてくれているのか引っ越して来た当初から時々農作物や釣った魚を持って来てくれます。彼のリタイア後の第二の職場である美瑛町のバスドライバー仲間がやっているのがこの「又鬼」です。
以前彼と話していた時に、一昨日書いた「BURAハウス」で仲間が蕎麦店をやっているという話を聞いていて、それが最近話した時には別な場所で蕎麦店を始めたというのでした。「又鬼」のことでした。
彼は「又鬼」のために蕎麦の実の収穫も手伝っていて、私達が近々出かけてみると言うと、私達のことを話しておいてくれるということでした。それで昨日出かけて店主に「小山さんに聞いて来てみた」と話すと直ぐに了解されました。
店主(小林さんというのかな?)の話では「2年間BURAハウスで蕎麦の修行をして最近ここに店を持った」ということで、彼がBURAさんではないことも判明しました。BURAさんにもお会いしたいものですが、それにしても「BURAハウス」と言い、この「又鬼」と言い、とても飲食店経営の常識から外れたような立地で店を構える美瑛の人達に恐れ入るやら関心するやら、興味深いです。
店は青い池へ向かう幹線道路からしばらく中に入った広大な畑地の外れで、ここから先は丘陵地帯という接点にあります。ネット情報で調べるような人でなければ絶対訪れないような場所です。なぜこういう場所に店を構えたのかは、昨日は客が多くて聞くことが出来ませんでした。そう、客がひっきりなしに入って来るのです。
メニューも冷たい蕎麦と暖かい蕎麦の5つしかなく、値段もざるそばが800円と安いわけではなく、全てセルフサービスなのに人気なのです。味は、正直蕎麦の味が良く分からないので普通に美味しいとしか言えません。サービスで自由に食べて良い「わらびの漬け物」と「鹿肉のしぐれ煮」は美味しかったです。マタギと言うからには店主が猟もしているのでしょうか。熊の毛皮も飾ってありました。
店主とゆっくり話してみたいと思いましたが、冬季も営業しているのか今度小山さんに聞いておきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます