夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

ゆめぴりか

2023-10-31 07:33:06 | グルメ

先日、我が家の庭を造成してくれた平間造園の荒谷さんが訪れ、「新米です」と「ゆめぴりか」の5㎏袋を届けてくれました。10月初め頃から今年の新米が近くのスーパーに並んでいたことは知っていましたが、我が家はまだ購入時期ではなかったのでこれは嬉しい贈り物でした。

「ゆめぴりか」は美味しいです。炊き立てはご飯がピカピカ光っていて噛むと甘みがあり、おかずがなくてもご飯だけでも食べられてしまいます。

そのゆめぴりかが今朝ニュースになっていました。ホクレン(ホクレン農業協同組合連合会)の取りまとめで、今年は北海道でも7月20日から44日間連続真夏日を記録したことで生育環境が悪かったことから、コメの生産量自体はほぼ例年並みと言われているものの現場ではそういう感覚はなく、特に人気ナンバーワンの「ゆめぴりか」は基準を満たすものが昨年比52%しか入荷していないということです。我が家は昨年北海道に住み始めてから、コメは一度だけ「ななつぼし」を食べましたがそれ以外はずっと「ゆめぴりか」を食べていますのでちょっと心配なニュースではあります。

日本のコメの生産量を作付け面積で見ると、新潟県が11万6千ヘクタールで第1位、次いで北海道が9万3千ヘクタールで第2位だそうです。3位以下は秋田、山形、宮城となっています。その全国2位のコメどころ北海道で最も作付け面積の多いのは「ななつぼし」の50%、次いで「ゆめぴりか」の28%だそうですから、全国的にも多少影響が出るかも知れません。

北海道米LOVEホームページから

ちなみに、お隣東川町や旭川市をドライブしていると美瑛町と違ってまっ平らな土地にコメが栽培されている様子を良く見ますが、下の地図で見ると我が上川郡とお隣空知郡は北海道のコメ生産の中心地だったのですね。丘のまち美瑛ばかりを見ていましたが、そういう土地に住んでいることを改めて知りました。

北海道米LOVEホームページから

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ちょっとだけハロウィン

2023-10-30 07:20:32 | 美瑛町~秋

昨日の日曜日、「丘のまちフェスティバル びえいdeハロウィン」なる催しが街中の広場で行われていました。完全な子供向けイベントで私達の出番ではないことは分かっていたのですが、たまたま朝友人宅へ最後のネギを収穫したものをお裾分けに出かけたところ、彼らがフリーマーケットに出店すると聞いてそれではと見に行って見ました。

ホテル・ラブニール前の小さな広場はオレンジ色のカボチャがごろごろと飾られ、子供たちが仮装してうろちょろし、大人たちはフードコートで何かしら食べていて、なかなか小じんまりした良い雰囲気のイベントでした。

友人のフリーマーケットに立ち寄って小さな造花の飾りを購入し、おまけにビール瓶のキャップで作ったミニチュア椅子を2つもらって帰って来ました。

ハロウィンは、カナダに住み始めてから季節のイベントとして経験して来ました。下の写真は、2008年私達がPEIでESL(英語教室)に通っていた時のハロウィンパーティの一コマです。先生たちが一番ノリノリで、アジア人の私達は笑いながら見ているだけという感じでした。

その後シャーロットタウンに家を購入した最初の年には30人くらいの子供たちが仮装してやって来てお菓子配りなどをしたものでした。しかし、夕方小さな子供たちが可愛らしく仮装して来るのは良かったのですが、夜になって中学生や高校生が本格的な怖い仮装でやって来るのには辟易してしまい、翌年から10月31日のハロウィンの夜は電気を消して居留守を使ったり、わざわざレストランや時には海外旅行へ出かけたりして逃げ回った思い出があります。

日本のお盆に似た風習なのですが何か変なイベントで、毎年渋谷の大騒ぎが問題になりますがあまりなじめなかったものでした。その点、昨日の小さな催しはちょうど良いものだったように思いました。

我が家の食卓に飾ってみました

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畑じまい

2023-10-29 07:41:32 | 家庭菜園

一昨日、畑じまいをしました。まだ雪が降るまで時間がありそうですが、作物としては大葉(青シソ)、ネギ、春菊だけが残っていて、ただどれももう育ち盛りは過ぎて最後の収穫を待つ段階に来ていたので、この際だからと全部刈り取ってしまいました。

手前のイチゴはこのまま越冬

9つあるマルチをかけた畝の内、一番手前には先日苗を植えたばかりのイチゴがあり、一番奥には生か死か微妙な位置にあるアスパラガスが植えてあるので、この2つはこのまま雪に埋めて冬を越す予定です。

相変わらずか細く生きているアスパラガス

ということで残り7つの畝は完全に空き家となったので、近日中にマルチ(黒いビニールカバー)を片付け、畝を崩して平らな農地に戻したいと思っています。12月からは1m位の雪に覆われてしまいますから、春になって雪が消えたら堆肥を巻いてまた改めてふかふかの土地を作るようにする予定です。

5月堆肥、化成肥料をまいて土づくり

今年植え付けた作物は、トウモロコシ、ネギ、大葉以外はほとんど同じ畝を使うと連作障害が起きる可能性があるものなので、来年は場所を変え、あるいは今年の結果から少し植える作物を変えるなどして家庭菜園の再開をしたいと思います。

マルチを張って植え付け準備完了

今年の5月から始めた初めての家庭菜園経験はこれでほぼ終了となりました。1年目にしては結構な収穫だったと自画自賛しています。来年はどうなるか、これから少し座学で勉強をしたいと思っています。

8月最盛期の菜園

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ロマンチックじゃない

2023-10-28 07:45:19 | 美瑛町~秋

昨年10月に美瑛町に住み始めて11月頃だったでしょうか、近くのゼルブの丘で雪虫を初めて見て何か天使を見たような気分になりました。話には聞いていましたが、北海道ではこの時期小さな青みがかった白い虫が飛び、「雪虫」とか「綿虫」と呼んでこれを見ると「1週間以内」、「10日以内」、「2週間以内」と様々な説がありますが雪が降り始めると聞かされました。ロマンチックな話だと思っていました。昨年の初雪がその説を裏付けたかどうかまでは検証しませんでしたが。

さて今年、この雪虫が全然ロマンチックではなくなっています。全国ニュースで取り上げられたのでご存じの方も多いと思いますが、札幌などで雪虫が大量に発生し、まるでスギ花粉どころではなく辺りを真っ白に染め上げ、道行く人はマスクや傘で防御しながら歩いています。

白いゴミのように見えるのが雪虫

美瑛町でもそれほどではありませんが、ここ数日家の中から庭を見ていると蚊柱が至る所で起こっているように雪虫が飛んでいるのを見ています。何とか写真に撮りたいと思いましたが、何せ絶えず動いている小さなモノなので難しく、フリー写真素材サイトから借りて来ました。

この虫の正体は「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの仲間だそうです。春から夏にかけてトドマツにすがりついて生きていて、10月になるとトドマツからヤチダモの木に引っ越す時に飛ぶ姿が雪虫と呼ばれるのだそうです。今年は夏が暑かったため異常に発生しているようです。

寿命は極めて短く、飛んでいる時に他の木や家のガラス窓なに付着するとすぐさま死んでしまうそうで、だから我が家のタイルデッキにはたくさんの死骸がたまっていました。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしで、ふわりふわりと数匹が飛んでいればロマンチックでもこうも大量では顔をしかめられるだけです。

ちなみに天気予報を行っている会社が雪虫発見から初雪までの追跡調査を2007年以来道内8市で行っていて、その平均期間は21日(3週間)と定説よりもう少し長いのが実態のようです。それを裏付けるように美瑛町はこの先2週間予報でも暖かい日が続き雪の予報は出ていません。

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美瑛の写真カレンダー

2023-10-27 08:03:55 | 日記

快晴の秋空が気持ち良かった昨日、近くの北西の丘公園に山並みの風景を見に行こうと思い、同時にそこにある写真家・菊池晴夫さんの店で来年のカレンダーを買おうと思って出かけました。

もう何度となく来ている北西の丘ですが、昨日の山の景色も美しかったです。

そしてお目当ての菊池さんのギャラリーに向かうと、片付け作業真っ最中でした。「えっ!今日は買えない?」と聞くと「もう片付けてしまったのですいません」ということでした。まだ観光客が訪れると思うのですが、確かに他の土産店なども閉店モードでした。それではとまだ片付けてなさそうなお隣の阿部俊一さんのギャラリーに入ろうとすると、こちらはドアが開かず入れませんでした。

Google MapのStreet Viewから

菊池さんと阿部さんお二人の写真家が並んでいますが特に好き嫌いがあるわけではなく、たまたま菊池さんが私達と同じgooブログを利用しているので親しみを感じていたのでしたがどちらでも買えないとなったので、「じゃあ道の駅で買おう」と次は街中の「道の駅びえい丘の蔵」へ向かいました。ここにはありました。

お二人のカレンダーが並んでいましたが、菊池さんのものがリーズナブルだったのでこちらを2種類購入して来ました。新しい年を迎える準備が出来たなどというと大げさですが、ちょっとだけそういう気分になりました。

 

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