その昔はフランスで鹿肉はとても高級なものだったそうですが、昨今は日本でもジビエブームで鹿肉も一般的に食べられるようになりましたね。ただ、私はちょっと苦手感があります。
昨年美瑛町の街中に「チカラノ食堂」がオープンし、そこで鹿肉などが食べられると聞いていたのですが自分たちだけでは足が向きませんでした。先日友人夫妻が我が家を訪ねてくれた際、食通の彼らとあちこちのレストランやカフェの情報を交換している中でこのお店に行ってみようとことになり、こういう機会でないと私達だけでは出向かないからと一緒に出かけて見ました。
店内は以前はワインバーだったというお洒落な雰囲気です。私が「美瑛のえぞ鹿ロース」を、夫が「富良野和牛のサーロイン」を選びました。
サラダとクリームスープとローストされたスライスのお肉がご飯に沢山乗せられた洋風丼という感じで、山ワサビやエディブルフラワーが飾られていて見た目も素敵な一品となっていました。和風の醬油ベースのたれを好みでかけて頂きます。なるほど鹿肉も柔らかくローストされていました。
可愛い風情の鹿さんも最近は増えすぎて農家や果樹園の方々には深刻な被害が出ているようで、適正個体の維持で人間との共生を図ることが推奨されているんでしょうね。夫の富良野和牛の方も試してみるとこちらはさらに柔らかくてジューシーで、私はやっぱり和牛の方が好きかなという感じではありました。ボリュームがありお腹いっぱいになりながら友人夫妻とのおしゃべりの第２ラウンドを楽しんで来ました。
