夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

初めての読書会

2024-08-31 07:00:58 | 趣味の生活

先日、すずらん大学の先輩の方から10数年来続けている読書会があると教えられ興味を持つと、「一度見学なさってみては。興味があれば歓迎しますよ。」と言われました。

あらかじめ課題本を教えていただき、昨日がその読書会の日でしたので一人(敦子)で参加させていただきました。会は大体一月半に1回の開催で、会場は長く教員生活をされたご夫婦のご自宅を発足以来提供していただいているようです。昨日の課題本は、有吉佐和子の「青い壺」でした。

参加者は、女性5人と男性3人の8名でしたが、通常は5~6人位の時が多いそうです。年齢は10歳くらい上の方が4人、ほぼ同じ年齢の方が4人という印象でした。年齢的に時代背景は共有出来そうです。

初めての参加で驚いたのは、主催者の方が本の内容を解説や論点などA3判の用紙数ページにまとめてあり、ほぼ話し合いが混乱したりしないよう準備がされていたことです。1冊の本を様々な年齢や経験の違う人が感想を言い合うイメージの読書会は面白そうだなと思う反面、論点がかみ合わない恐れもあるかなとも思っていましたが、成程良い感じで基本情報があり話が膨らみ、大変興味深く面白い時間となりました。

開始前には羊羹と冷茶が出され、終わってからは美味しい珈琲と手作りレモンチーズのロールケーキまで出していただきにっこりしてしまいました。カナダではどうしても日本の本を読む機会が少なかったのでこういう機会は嬉しく、続けて参加させていただこうと思いました。

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太極拳

2024-08-30 07:59:00 | シニアライフ

美瑛町のシニアカレッジ「すずらん大学」での選択学習として私達は夫婦で太極拳クラスを受講していることは何度かこのブログで書きました。月1回の講義ですが、今年は施設見学などの講義が何度かあって年間を通じて午後の選択学習を受講できる日が7回しかないため、これでは目標の入門、初級を超えて24式太極拳を学ぶには回数が少な過ぎると月1回の課外授業を設けることにしました。

昨日は、その課外授業2回目で夫婦で町民体育館に出かけ、日中30度を超える暑い中冷房施設のない体育館で汗をかいて来ました。広い体育館に扇風機1台が奮闘していました。

今夫婦で太極拳を学んでいるのは、少しだけ過去の経験があったからです。カナダに移住しようと思い出したのは実行した2007年の2年前くらいでしたが、カナダで人々との交流に何かきっかけになるものが欲しいと大した考えもなく太極拳はどうだろうと思い、当時水戸市が市民向けに開催していた夜の太極拳講座に二人で参加しました。

週1回の講座でしたが、私は結構はまって夏の半年間の講座が終わっても翌年夏の再開までブランクではもったいないと一緒に学ぶ人たちと意気投合し、講師にお願いして残りの半年間もグループレッスンを続けました。結局通年で2年間学び24式の型も一通りマスターしたのでしたが、カナダに渡ってからは太極拳などとは無縁ですっかり忘れてしまいました。

一方妻は、市の講座は仕事の忙しさで直ぐに退会してしまいその後は何もしていなかったのですが、プリンスエドワード島で知り合った日本人の友人が地元の太極拳クラブに属していたことでその「タオイストタイチー」を学び始め、日本では普及していない108式の太極拳をしばらく続けていました。

カナダ人達に交じっての太極拳クラス

しかし、二人ともその後は全く関わることはなく、昨年のすずらん大学1年目で10数年ぶりに太極拳に戻って来たという感じでした。奥の深いものですから持続的に熱心に続ければ心身ともに鍛えられる太極拳でしょうが、私達のような関わりでは体を動かす機会程度にしかならないかも知れませんが、これからはずっと続けて行こうと思っています。

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緑色の花

2024-08-29 07:37:07 | 

花の色が緑色って何か珍しくないですか?花は蜂や蝶などに花粉を運んでもらう必要があるため出来るだけ華やかに、あるいはあざやかな色合いで虫を惹きつけるように進化して来たと、虫に色が識別できるのかな?と思わないでもない理由でとにかく美しいものです。茎や葉はほぼ緑と決まっているので、そこに花が緑では全然目立たず花の役目を果たさないではないかとも思ってしまいます。

それなのに、前置きが長くなりましたが、我が家の庭に咲く「アナベル」は花が緑色です。アナベルはアメリカアジサイとも呼ばれ花の形はアジサイと同じですが、ネットによると決定的な違いは、アジサイは前年に成長した枝に翌年花が咲くのに対し、アナベルは今年成長した枝に花が咲くことだそうです。だから冬になると地上から10㎝くらいの所で枝をほとんど切り取ってしまっても翌年には全く新しい植物のように成長を始めます。北海道のような雪に覆われる地域にうってつけの花のようで、我が家の園芸業者もたくさんのアナベルを植えてくれました。

このアナベルは、花の咲き始めはライムグリーンと言われる薄い緑色で、満開になると白、秋になるとアンティークグリーンというシックな緑色に変わります。アジサイにも緑色のものがあるそうですが種類は少なく、アジサイと言えば赤、紫、青などが主流でしょうからやはり違いそうです。

花の時期も長く楽しめるもので、今我が家の庭で花と言えばこのアナベルとグランドカバー用に植えているタピアン、それに畑に虫除け用に植えているマリーゴールドのみです。このまま秋を迎えることになりそうです。

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旭川のフレンチレストラン

2024-08-28 07:58:51 | グルメ

昨日は、夏の間の3か月ほど旭川に長期滞在をしている友人ご夫妻と彼らのお薦めのレストランなど教えていただきご一緒しました。私達はあまり旭川のレストランを知らないのでそれではといそいそ出かけてみました。お店はフレンチレストラン「bon.marche( ボン・マルシェ)」。商店街などではない街中にある可愛い戸建てのお店でした。

ものすごい人気のお店と聞いてはいましたが、確かに昨日は平日で大雨が予報されていたのに11時半のオープン15分ほど前に到着すると車が続々と駐車場に入っていました。幸い私達はお店の方からウェイトリスト1番の札をいただけましたので、焦ることなく開店まで車の中で待つことが出来ました。

入店すると一気に6~7席のテーブルは全て埋まってしまいました。ウェイトリストには順番はありましたが注文などは皆一斉に受けるようで、多分シェフはお一人で作られているのでしょうか、私達は4人であれこれお話をしていたのであまり気にもなりませんでしたが料理が出るまでの時間は30分以上と長かったです。

お目当ての食事は、私と友人夫妻は本日のお魚ランチということで「沖ヒラメの香草パン粉焼きと海老のローストサラダ仕立て(¥1980)」をいただきました。何とも色とりどりで美しく食欲をそそります。

夫はお肉のランチということで「デミグラスハンバーグ(¥1480)」でした。これまた大きめのハンバーグに下には蒸し野菜がありいろどりも良し、生野菜は別皿でした。ランチタイムはどれもパンとサラダと飲み物がついてきます。どちらも見た目にもお味も素晴らしく、これだけの人気であることが良く分かりました。

ただ、セットの珈琲が小さいカップで出て来たのでエスプレッソかと期待したらレギュラー珈琲だったことがちょっと残念でした。また来てみたいお店ですが、これだけ人気があると回転寿司「トリトン」のように来店時間はオープン15分前に限られそうですね。

食事が終わってからは、近くに友人もお気に入りになったという菓子店・壺屋本店のきばなファクトリーがあったのでそこへ出かけてデザートタイムにしました。私達もこの場所は好きでよく来ている所です。アフォガードと桃のソルベを夫とシェアをしながら両方いただきました。期待どおりの美味しさでした。

先日彼らが出かけた札幌、小樽の話や、私達の増毛小旅行の話などをしていたら時間の経つのはあっという間で、「旭川でこんなに長く滞在したのは初めてかな」と言いながら帰って来ました。

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朝採りトマト

2024-08-27 07:39:26 | 家庭菜園

今日は、旭川の友人に会う予定のためちょっとだけお土産と朝一番で我が家の菜園のミニトマトを採ってみました。今、ミニトマトは鈴なりで、放っておくと実が割れて落下することもあるためなるべく毎日採るように心がけています。

家庭菜園の嬉しい悲鳴みたいなものですが、8月下旬となって今年の我が家農園もそろそろ仕上げの時が来ていることも感じます。既にトウモロコシは片付けました。今年は5本の株から8本しか採れなかったので失敗の部類でした。最初の2,3本は太さも甘さも良く成功だと思っていたのにその後はさっぱりでした。何が悪かったのでしょう、来年の課題です。

枝豆は良かったです。2本の苗と2粒の種からの育成を試みた株の内、苗からのものは既に刈り取って美味しくいただき、昨日は種から育てた株の一つを刈り取ったところ、今までで最高の実の締まり具合と味を堪能しました。最後の1株も近日中に食べて今年は終了でしょう。来年も枝豆は欠かせません。

ナスは4株が順調に育ち、7月初めからほぼ毎日のように食卓はナスだらけの生活をして来ました。しかし、youtubeでは1株から500も600も採れるという話なのに、我が家のものはそろそろ実の出来方が弱くなっているのを感じます。葉が黄色くなっているものも多く、もしかすると何かの病気にかかったのかも知れません。そろそろ片づけを考えねばならないようです。

親離れさせたイチゴは、今順調に子、孫、ひ孫それぞれが単独で成長しています。10月になって定植するまでポット育成で見守りたいと思っています。

シソ、インゲン、ネギ、レタス等葉物野菜は今年も十分に育ちました。まだしっかり成長しているので、多分寒くなる時期まで食用が可能だと思います。

2年目の家庭菜園は、1年目の昨年は新たに購入した土が良かったことで全てが上手く行ったことに比べると少し土の力が弱まったのか、昨年を上回る感触は得られなかったように思います。来年へ向けて土づくりの勉強をしなければならないようです。

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