夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

クラスメートとスキー

2024-01-31 07:35:32 | スキー

昨日は、すずらん大学のクラスメートのご夫婦とスキーに出かけて来ました。2年ぶりのスキーだと言うことで無理なく滑れる東川町のキャンモアスキー場へ出かけ、そこへ出かけたならその後は定番の「森のゆ花神楽」で温泉とB級ランチへ出かけたことは言うまでもありません。

晴れたり雪が降ったりの変わりやすい天気でしたが、キャンモアスキー場はゆっくり滑れるのが良い所です。初めは一番緩やかなコースでお二人の滑りを見させてもらったところ、安定した滑りで全く問題なかったのでそこからはメインのリフトで何本かメインコースを滑って来ました。2時間券で十分のスキーを楽しんだ後は温泉行でした。

スキー場は時折雪が舞っていましたがこの辺りは青空が広がっていたので露天風呂から旭岳が見えるかなと期待しました。しかし、残念ながら山の方は雲がかかっていて見えませんでした。平日の午後は私達と同じようなシニアのグループが2組いただけでリラックスモードでした。

ランチを食べながら、ご夫婦の友人から星野リゾートのトマムスキー場の宿泊優待券をもらったので一緒に行かないかと誘われ、それは貴重な話だと早速乗ることにし昨日から宿泊可能日の日程調整を始めました。キャンモアスキー場と森のゆ花神楽の庶民性とは別世界へ一度は出かけて見ることも良しでしょう。3月に実行しそうです。

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健康マイレージの結果は?

2024-01-30 07:27:10 | 健康維持

1年前美瑛町の保健センターで健康マイレージカードなるものを作りました。これは、年1回の特定検診を受けることをスタートにその数値を改善していくため1年間にがん検診や健康講座の受講、ウォーキング教室など種々の健康維持の取り組みに参加するたびにポイントがもらえ、1年間で20ポイントに達すると豪華賞品がもらえるという取り組みです。

昨日、その1年間の結果を確認すべく夫婦で保健センターに出向き結果の検証をしてもらいました。私達は町が企画しているポイントゲットのイベントをかなり熱心に参加して来たつもりですが、それでも得られるポイント数は10から15程度に留まります。

ただ、一気に10ポイントもらえる方法として、スタート時に自分の改善点を目標値として設定しそれをクリアするというものがあります。それが夫婦とも体脂肪率の改善でした。二人とも体脂肪率が標準を少し上回っていたのです。この数値が改善すれば10ポイントゲットです。

その1年後の昨日の結果は・・・私は何と更に悪化していました。ショックでした。1年前はわずかコンマ以下の数字で標準を上回っていただけなのでこの程度を下げることは楽勝と思っていたのに昨日の数字は3ポイント増えてしまっていました。

ところが、妻は数値が改善していたのです。体脂肪率ですから体重に対して筋肉量が増え脂肪量が減少すれば良いわけですが、なぜか筋肉量が500gほど増えていました。それ以外は体重も脂肪量も変化なしだったのですがその筋肉量の増加がわずかに改善の数値を示したというわけです。本人も特に筋肉量を増やすようなことはしていないのに・・と不思議がっていましたが結果オーライです。

これによって、私は1年間で得たポイント数が17で10は超えたのでキッチン用品として料理ハサミをもらい、妻はキッチン用品のジップロックセットをもらい、更に20ポイントゲッターへの豪華賞品として体重計をもらう手続きをして来ました。当初は脳ドック受診を希望していたのですが、我が家の体重計がいつも2㎏くらい多く表示されてイラついていたので新たなものを購入したいと思っていたところでした。

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こうして1年間の取り組みが終わり、20ポイントを達成した妻は今後1年間はこのマイレージに参加できず、私だけ再度カードを作って挑戦することになりました。来年へ向けては達成できそうな改善数値が得られる目標を設定し直そうと考えています。

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認知症の講演会

2024-01-29 07:41:13 | 健康維持

先日、美瑛町の保健センターが主催する「こころの健康づくり」シリーズで「認知症治療の今とこれから」と題する講演会があったので夫婦で参加して来ました。まだ私達はこの病の気配はないと思っていますが、そういうお年頃ですからこういう知識も得ていた方がよいかなという思いでした。

講師は、北海道大学大学院の精神医学科教授の久住一郎先生でした。プロフィールを見ると北大医学部卒業後カナダのトロント大学医学部にも5年余り留学しており、「あら、カナダだわ」と親しみが持てました。

お話の中心は、昨年「レカネマブ」という認知症治療に画期的な新薬が健康保険適用になったことで社会に希望の光のような明るい話題を投げかけていますが、その実態はどのようなものかという点でした。私達もそこに関心がありました。

結論から言うと、この薬は認知症の初期の段階でしか使えず認知症が進んでしまってからでは効果がないものですし、初期の段階で効果は見られるがそれは病気の進行を数年遅らせるといったもので、この薬を処方されるためには検査入院でのかなりの条件をクリアしなければならず使用のハードルは高いものだということです。一方で副作用も大きく、先生ご自身は使いたくないと言われていました。

むしろ良く言われているように認知症にならないようにするためには予防に努める方がずっと大切だということです。予防策としては「高血糖、糖尿病にならない」、「高血圧にならない」、「運動をこころがける」、「食事に注意する」であり、食事に関しては大豆、大豆製品、緑黄色野菜、淡色野菜、海藻類、牛乳、乳製品、果物、イモ類、魚の摂取、酒を少なくといったことが推奨されていました。

お話の中で私が一番ショックだったのは、認知症の発症割合が女性の方が多いと言うデータでした。女性は長生きだから認知症も多いのでは位の認識でしたが、70代では女性3.8%~11.0%で、男性の3.6%~10.4%と大した差はありませんが、80代になると女性24.0%~48.5%に対し男性20.0%~35.6%、90代では何と女性71.8%!に対し男性42.4%と大きな開きが生じています。原因を質問した方がいましたが、先生も意外だと言われ未だよく解明がされていないそうです。

私達の友人でも80代で発症されている女性が複数おられ、夫にはその節は宜しくねと思わず言いましたが釈然としない気分が残りました。今まで過信していた自分自身の健康にもっと注意を払い日常を過ごさなければならないですね。

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再び森の神様に出会う

2024-01-28 08:24:55 | 山歩き

昨日は、この時期ならではのスノーシューツアーに出かけて来ました。昨年もこの時期に開催された北海道上川総合振興局主催で天人峡近くのクルミの沢をスノーシューで歩くものです。募集要項では15名限定で応募者が超えた場合は抽選となっていたのですが私達は無事選ばれました。集合場所の忠別ダム管理事務所に行ってみると、昨年も参加したのは私達だけでガイドの鳥羽さんも覚えていてくれました。

この日歩いたコースは大雪山国立公園内にある天人峡という秋には羽衣の滝と紅葉がきれいな観光スポットにほど近い川沿いのほぼ平坦な森です。夏には笹が人の背の高さくらいまで生い茂るので分け入ることは大変だそうですが、冬の時期ならではの雪の森となるのでスノーシューでのみ歩くことが出来ます。

昨日の雪は昨年よりずっと多かった印象で、バージンスノーを先頭の鳥羽さんが歩くとそれだけで50㎝くらいの深さの雪道が出来ます。これだけの雪だといかにさらさらの粉雪でもかき分けて歩くのは結構な力が必要ですから、皆さん一列に隊をなして歩きました。しかしスノーシューの一つの醍醐味は下り坂を浮くような感覚で滑り落ちることですので、時々そういう体験もさせてもらいました。

このツアーでは雪原を歩くことを楽しみながら動植物の自然について学ぶ目的もあるため、全部は覚えられませんが鳥羽さんの説明でこの地域の樹木の特性や木の実などのえさの豊富さゆえにクマ、シカ、キツネ、テン、モモンガなどが住みついている地区であることを学びました。

クマの爪痕

クルミの沢の名称はクルミの木がたくさんあったからですが、クルミの木は固く旭川にあった陸軍が銃の台座として切り出して使っていたことや、何と言ってもこの地区にはカツラの大木が数本あり、中でも森の神様と呼ばれるカツラの巨木は樹齢900年を超えるものです。

森の神様

昨年聞いて知ったことですが、カツラの木は何本かの木が寄り添っているように見えますが実は根は1本の木で、一つの木が弱って来ると自分のクローンを作って次に移るというような植生をするので樹齢900年でも1000年でもありだそうです。この木を触ると10年長生きすると昨年教わったので今年も触って来ました。

スノーシューは普段歩けないような場所を雪の時期だけ歩くことが楽しいものですが、昨日は50㎝くらいの雪をかき分けて歩いている内にその感覚自体が楽しいものだと思えて来て「またやりたい」と思いながら歩いていました。久々の運動で二人とも結構疲れて帰宅しました。

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終結宣言

2024-01-27 06:50:38 | 健康維持

昨日、先月末に検査入院し退院してから1か月が経過したということで、私の複視症状の確認に旭川医療センターを訪ね主治医の岸先生と面談をして来ました。

見納めか?旭川医療センター

私の方からは「残念ながらモノが二重に見える状況は何も変わっていません」と報告し、先生からは「退院までに出ていなかった検査結果が全て出たが、全てがネガティブでした」と眼以外は健康であることが改めて告げられました。先日歌手の八代亜紀さんが亡くなった原因である膠原病に関して私の血液検査がグレーゾーンで結果判断を保留されていたのですが、これについてもネガティブだったということでした。軽く考えていましたがそういう問題もあったことにはちょっと驚きでした。

唯一の治療であったステロイド剤の点滴に関しては、「今後ゆっくり効果が出ることもあるがこれまでのところは効果はなかった、しかしこれをやらないでいては治療に役立つか否かも分からないままになってしまったのでそれが分かったということは良かった」というあまりありがたくない結論が出され、「これで今回の検査、治療は終了です。」と終結宣言をされました。

これからはプリズムレンズ眼鏡で矯正しながら自然治癒を待つしかないということです。発症してから2か月、右往左往しましたが原因は分からず、得たものはプリズムレンズ眼鏡生活というちょっとありがたくない日常生活の継続です。かくなる上は自分の自然治癒力を信じて必ず治るという希望をもって生きて行くことにしましょう。

それと同時に脳周辺のありとあらゆる検査の結果が問題なかったということを喜びましょう。脳神経内科とは別に月に1回のペースで診てもらっている眼科でも今のところ白内障も問題ないと言われています。

医療センターではちょうどお昼時に診察が終了したので、最初で最後かと病院内のレストランで昼食を食べて見ました。出所祝いの気分でしたが、昼時にもかかわらず誰一人いない静けさで日替わり定食のヒレカツ定食をいただいて来ました。一見病院食を思い出しましたがヒレカツなど望むべくもなかったので、650円という値段も嬉しく美味しく完食でした。

 

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