夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

税金が一度にやって来た。

2024-07-10 07:54:54 | 日常生活

利尻島、礼文島などを旅行していた7月1日に世の中で大きな動きがありました。7月3日の夜、旅行から帰ると郵便受けに大量の郵便物が入っていました。差出人は美瑛町、大雪地区広域連合、皆税金や社会保険料の納付書や通知書です。ざっとみると何十万円という数字も見えてとても直ぐには見る気にもなれず数日放っておいて、やっと一昨日まともに対面して見ました。

固定資産税・・これは当然です。町民税・道民税・・これも当然です。国民健康保険料更生(決定)通知と納付書・・何だろうこれは?介護保険料額決定通知・・何だろうこれは?と思いながら今年度支払わなければならない税金、社会保険料を合計したらおよそ30万円となっていました。痺れるような数字です。

本来年金生活者は社会保険料などは年金から源泉徴収されるのでしょうが、私達の場合一昨年の10月から日本で暮らし始めたのでその年の日本での収入が少なく、その金額を基に昨年の社会保険料などが計算されていたので通常よりずっと少なかったと思われ、それが昨年1年間日本で通常ベースの収入が把握されたので今年度はそれに基づいて更生決定されて多くなってしまったということですから、今回のこの通知はやむを得ないものとは思います。

カナダで暮らした15年間は日本にも年金からの源泉徴収で雑所得税を数万円納めていましたが、その分カナダ側ではそれを控除してくれ、高いと言われるカナダの所得税を具体的にいくら納めたかは記録を処分してしまったので正確には覚えていませんが多い年で20万円前後、少ない年で4、5万円前後だったように思います。

それでも病院にかかっても医療費は無料でしたので、歯医者と処方された薬の購入費用は全額自己負担ではあったけれど社会保険の負担であまり大きな金額を払った記憶はありません。消費税は州によって違い、最も高かったプリンスエドワード島で15%でしたが、日本と違い食料品などは非課税でしたので、今の日本の10%(一部8%もある)もかかる消費税よりはずっと負担感が小さかったことを覚えています。

昔から日本の税・社会保険料を所得で割った国民負担率は45%前後と高いと言われていましたが、改めて我が家の家計から見てそう思ってしまいました。とは言え、これは日本で暮らす以上義務ですから納めなければならず、納付は何度かに分割されていますが忘れてしまうことのないよう一括して昨日納めて来ました。

日本で現役だった頃は給料からの天引きが多くて、自宅に届く納付通知書は固定資産税と自動車税くらいだったので、7月1日にこんなに多くの税関係の書類が届くとは思いませんでした。しょうがないこととは言え、グサッと胸に応えるような通知方法を改める術はないのでしょうか。

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新紙幣

2024-06-06 07:52:06 | 日常生活

7月3日から新しいデザインの紙幣が発行されます。20年ぶりのデザイン変更だそうです。新しい紙幣デザインをブログに載せて良いのかどうか財務省のホームページで見て見ると、本物のように見える精巧なデザインを使うことはももちろんダメですが、コピーをブログに載せることは規制の対象にはならず、出典を「財務省ウェブサイト」などと表示すれば誰でも自由に使って良いそうです。ということでこのようなデザインです。

財務省ウェブサイトから

この新紙幣発行で思ったことは、最近本当に紙幣又は小銭を使わなくなったという印象です。カナダにいた時はお金はほとんどクレジットカードかデビッドカードで代用していたので紙幣や小銭は20ドルくらいしか持ち合わせていなかったのですが、ちょっと前までの日本ではまだクレジットカードを使うことが何か違和感を感じていたのでどうしても現金決済が多かったように思います。

それが、多分新型ウィルスの蔓延もあって現金に触れたくない風潮からか、ここ2,3年で急速にキャッシュレス決済が浸透してきた感じです。我が家はカナダの名残で断然クレジットカード派で、最近はどんなに少額の買い物でもクレジットカードが使える店ではカード決済で済ませています。

何よりも決済に手間がかからないし、小銭が貯まるわずらわしさがないし、ポイント還元もあります。先日レストランで決済しようとしたら前の3人の客がそれぞれ自分の分を現金で払っていたのですが、これが時間がかかり、待たされる後ろの客もさることながら対応しているレストランスタッフが忙しいランチ時で焦っている様子がもろに現れていました。こんな時クレジットカードのタッチ決済ならあっという間ですから、「店としてはクレジットカード会社に手数料を払わなければならないとはいえ、客にはキャッシュレス決済をしてもらった方が時間の節約でずっと良いだろうな」と思いました。

最近はクレジットカードよりもスマホによる〇〇Payといったコード決済が増えてきているそうですが、シェアとしては現金に対するキャッシュレス決済が約4割で、その内80%以上がクレジットカード、コード決済は10%に満たないそうです。私もスマホはいつか壊れるか失くす気がしてコード決済は使いたくない派です。

かくて新紙幣には厳しい船出が予想されますが、財務省は既に2030年代にはデジタル通貨の発行を考えていて、そうなると紙幣はますます用無しになるとも言われているそうです。

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我と来て遊べや親のない雀

2024-06-05 07:17:58 | 日常生活

1か月ほど前に庭に鳥の餌台を置いて見ました。シマエナガとは言わないまでも何かきれいな野鳥でも来ないかなと密かに期待していました。

まだ実物をみたことがないシマエナガ

しかし、一度だけ白黒の小さな鳥がやって来たものの、それ以外は雀だけです。その雀にしてもなかなか警戒心が強く餌台に乗ることはしばらくありませんでした。最初は一羽の小さな雀が餌台から地面に落ちたものをついばんでいるだけで直ぐに飛んで行ってしまいましたが、段々慣れて来ると家族か何か仲間を数羽連れてやって来るようになりました。その内にその中の雀が餌台に乗ってついばむようになりました。すると、それからはほぼ毎日雀たちが入れ代わり立ち代わり餌台に乗って餌をついばむようになりました。写真にも納めることが出来ました。

庭でモモンガやキタキツネも引き寄せてしまうベテランのナブさんにこの話をしたら、小鳥用の小さな粒状の餌では雀しか来ないのでヒマワリの種が良いよということでした。ではヒマワリの種を買って来ようと思っていたのですが、ここ数日その雀さへも来なくなってしまいました。

どういうことだろうとネットを見ていると、野鳥に餌を与えるのは冬から春の餌がない時期だけでそれ以外は与えないようにしようとありました。自然界から餌を摂取することこそが本来の姿で人工的に餌を与えることは生態系に悪影響を与え良くないということのようですが、それは人間の側の思いで雀にその気持ちは通じないはずです。にもかかわらず来なくなったのは、単に他所で餌にありつけることが出来ることになったからかも知れません。

雀にはちょっとがっかりしていた我が家ですが、来なくなってみると「我と来て 遊べや 親のない雀」の心境になっていることに気づきました。

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会計の仕事

2024-06-04 07:04:54 | 日常生活

今年度、町内会の会計担当となっています。東町1,2丁目というエリアで作る70戸の町内会です。人によっては「引っ越して来て1年でもう役員なの!」と驚かれますが、なり手がいないのは昔から変わっていないような気がします。我が町内も高齢の方が多く、新たに入って来た若い人たちはあまりこういう会には関わりたくないと意思表示する人もいるそうです。

JAバンク

実際、町内会とは何なのか、必要な存在なのか、意外と答えは難しそうです。会計という役割から見ても、会費のほとんどは社会福祉協議会、消防後援会、赤い羽根協力金、美瑛神社協賛金等々法的根拠がないまでもお付き合いせざるを得ない団体への個々人に代わっての支払いに充てています。月700円の税金、社会保険料以外の社会的負担金という感じです。

美瑛町役場

多分本来の目的は近所に住む者どうしの親睦、交流なのでしょうが、700円の会費では親睦会の費用捻出も難しく、また参加者も会員の2,3割を見込む程度で本来の目的達成ははなから望んでいないようです。とりあえず先日の役員会で夏の親睦会は資金がショートしそうなので延期を決めました。

美瑛町福祉センター

昨日は、会計の仕事である上述のような団体への会費納入をこなすためJAバンク→町役場→福祉センターと出かけて来ました。妻が車を使って出かけていたので徒歩で出かける良い機会だからと町内の主だった機関を歩き廻りました。全部用足しして帰って来ても1時間もかからないのですから、想定した通りコンパクトにまとまった小さな町に住むことの利便性を感じました。

JAバンクで必要な現金をおろし、日赤と戦没者慰霊実行委員会への協賛金を納めるため事務局となっている町役場へ出かけ、その後社会福祉協議会が入居している町の福祉センターへ出かけて今年度の会費納入をして来ました。帰ってからは証拠書類をファイルに綴って終了です。こういう業務が後何度かありますが少しも苦ではなく楽しんでやることにしています。

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真っ白の世界

2024-02-03 07:31:24 | 日常生活

一昨日の2月1日、北海道の天候は荒れました。美瑛町も雪はそれほど多くはなかったものの風雪が一時激しく舞ってホワイトアウトのような状態になっていました。昨日はほぼ雪は止んでいましたが、2日前まで暖かくて雪もすっかり解けていた道路もまた冬本番に逆戻りでした。その中を眼科に出かける必要があったので旭川へ30分ほどのドライブをして来ました。この日に限ったことではありませんが、自分が真っ白な世界にいることをつくづく感じる気分だったので、それをお伝えしたくドライブレコーダーのビデオを切り取って見ました。

朝9時半家の前を出発

緊張しながら走る美瑛坂

旭川への幹線道路国道237号線 

旭川空港手前の車の少ない町道 吹雪の時は入らない

真っ白の世界

目的の眼科へ到着

帰り道は霧で真っ白

美瑛の街が見えて来た

セイコーマートが見えたらもうすぐ我が家

 

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