親の介護が始まりこれほど大変だとは思わなかった。
食事で言えば親からは「またこれかい」と言われ、主治医からは「低栄養素にならない様に」と言われ、高齢者の食事を作る事の大変さも実感中。
こちらの本の64ページには、野菜を食べやすくする為の包丁の入れ方、繊維の切り方が書かれていてちょっと感動。
さて、敬老の日のお饅頭を買いに行かなくては。
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健康寿命を延ばす 高齢者の栄養と食事 |
成田 美紀 | |
池田書店 |
内容紹介
近年、高齢者の「低栄養」が問題になっています。 歳をとるにつれて「かむ力・飲み込む力」が弱くなり、入れ歯になって食べづらくなる人もいて、食事量が減ったり食欲が低下したりすることが「低栄養」の原因です。 また、「粗食がいい」というのも間違った考え方で、むしろ高齢者は、積極的にタンパク質(肉や魚)を摂取し、必要な栄養素をバランスよくとることが大切です。 やせている人より少し太めの人のほうが長生きしているという調査結果もあります。
本書では、高齢者の体の変化、必要な栄養素、かみやすい・飲み込みやすい食事の工夫、かむ力・飲み込む力をつける体操など、低栄養を防ぐための基礎知識をレシピとともにわかりやすく解説しています。 栄養素は細かく計算するのではなく、1日のうちに10種類の食品群(肉、魚介類、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品、緑黄色野菜、海藻類、いも類、果物、油脂)をとることを目標にし、低栄養を防ぐ提案をしています。 後半では、栄養や食べやすさを工夫したレシピを紹介しています。
また、本書掲載の「虚弱(フレイル)予防チェックシート」では、栄養や体力、生活環境に関する項目があり、今の自身の状況を確認することができ、健康寿命を延ばすことに役立つものとなります。