最近まで「災いは忘れた頃にやって来る」だと思っていた。
意味も、いい気になっていたらいつかはヤラレルヨ、とお祖母ちゃんに習ったような…
災いではなく、天災か~。
寺田寅彦は忘れた頃にやって来る (集英社新書) | |
集英社 |
内容(「BOOK」データベースより)
寺田寅彦は実験物理学者にして文筆家。
「天災は忘れた頃にやって来る」という格言を吐き、一方で多数の科学エッセイを書いて大衆の心をつかんだ。
茶わんの湯、トンビと油揚、金米糖といった身近な話題を通して、自然界のぞっとするような奥深さを見せつけてくれたのである。明治に生まれ、昭和に没したが、その鋭く豊かな着想は永遠のものであり、混迷の二一世紀にあって、あらためて注目されることを願う。夏目漱石、正岡子規といった文学者との交流も懐かしい。高知、熊本、東京にまたがる生涯と魅力的な人物像を追う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松本/哉
1943年、兵庫県神戸市生まれ。1967年、神戸大学理学部物理学科卒業後、河出書房新社などで物理、天文の専門書および啓蒙書の編集に従事。1985年独立、現在作家・風景画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)