表題の通り、そんなことがあったので緊急的更新です。当初はそのままツイートしようと思っていたものの、そこそこな量になってしまいかなりの連投になることが予想されたため、こちらへ。


そんなわけでj-phonicのk2 sp。念のためですが、緑色の方がそれです。Sensaphonicsが出しているフルシリコンなカスタムIEMと同等な内部構造であり、ユニバーサルながら非常に装着感が良いというのが売りなモニター系の2ドライバBAイヤホン。
確かに形状もなかなか特徴的で、この手のBAイヤホンは円筒というか豆型をしていることが多いのに対し、だいぶ平べったい形をしています。SONYがこんな形のイヤホンを出してますが、あちらは大型のダイナミックドライバを装備するための措置でしょうし。
さっそくですが、初っ端的な感想。環境はZX-1直挿しで、音源はCDからのFLAC。
まず外部的なところについて、売りである装着感はその謳い文句に違わず圧倒的。これまで同じような掛け方をするShureやWestoneは色々試聴しましたが、「ねじ込む」ような感じで装着することになるケースがよくあったのに対して、これは横からはめるだけで簡単に収まります。だからと言って、落ちそうというようなことも無く。
遮音性は標準がコンプライであるし、十二分な性能。気になるタッチノイズも特になし。耳に掛ける部分はあらかじめ形がついていて、曲げ具合を自分で調整するというよりは、耳の大きさに合わせてある程度弾性で勝手にカーブが変わるような仕様となっています。
肝心の音について。極めて端正で曇りのない、というのが率直なところ。音は上から下まで非常にはっきりしているが、硬さはそんなになく、若干やわらかめなモニターといった感じです。高音の刺さりも特にきついと思うものはなく、聴き疲れはそれほどなさそう。
BA型で気になる低音については、かなり低いところも中高音に隠れず、ぼやけることがなくはっきり出ているのには感心。この辺は2ドライバなのが逆に功を奏しているのかも(この辺りの表現の違いはオトメディウスの空中戦などで聴き試す?ことが多いです)。
無謀なIE800との比較は、音の基準線がかなり違う感じがして難しいというのが正直なところ。IE800はやはりk2と比べると低いところに重心があり、一方のk2はだいぶ高いところにある感じ。とはいえうわついているわけではなく、きれいにまとまっているというような。さすがにダイナミック型であるIE800のような押しのある低音表現はないし、楽しいリスニングという面ではやはり敵わないところですが。
それでも飾ったところのない音質は確かだし、実際に長時間聴き続けてしまうだけの魅力はあり。装着感だけでなく音の実力も十分に備えていると思います。
しかしながら問題は買える所が限られ(直販でないと選べない本体カラーも多数、L型ジャックも直販のみ?)リケーブルも不可であり、ドライバ数が絶対というわけではないものの昨今の情勢にて2ドライバで約4万と、コストパフォーマンス面でかなり弱いというところでしょうか。
というわけで購入直後のレビューでありました。後から追記やこっそり修正したりするかもしれません。


そんなわけでj-phonicのk2 sp。念のためですが、緑色の方がそれです。Sensaphonicsが出しているフルシリコンなカスタムIEMと同等な内部構造であり、ユニバーサルながら非常に装着感が良いというのが売りなモニター系の2ドライバBAイヤホン。
確かに形状もなかなか特徴的で、この手のBAイヤホンは円筒というか豆型をしていることが多いのに対し、だいぶ平べったい形をしています。SONYがこんな形のイヤホンを出してますが、あちらは大型のダイナミックドライバを装備するための措置でしょうし。
さっそくですが、初っ端的な感想。環境はZX-1直挿しで、音源はCDからのFLAC。
まず外部的なところについて、売りである装着感はその謳い文句に違わず圧倒的。これまで同じような掛け方をするShureやWestoneは色々試聴しましたが、「ねじ込む」ような感じで装着することになるケースがよくあったのに対して、これは横からはめるだけで簡単に収まります。だからと言って、落ちそうというようなことも無く。
遮音性は標準がコンプライであるし、十二分な性能。気になるタッチノイズも特になし。耳に掛ける部分はあらかじめ形がついていて、曲げ具合を自分で調整するというよりは、耳の大きさに合わせてある程度弾性で勝手にカーブが変わるような仕様となっています。
肝心の音について。極めて端正で曇りのない、というのが率直なところ。音は上から下まで非常にはっきりしているが、硬さはそんなになく、若干やわらかめなモニターといった感じです。高音の刺さりも特にきついと思うものはなく、聴き疲れはそれほどなさそう。
BA型で気になる低音については、かなり低いところも中高音に隠れず、ぼやけることがなくはっきり出ているのには感心。この辺は2ドライバなのが逆に功を奏しているのかも(この辺りの表現の違いはオトメディウスの空中戦などで聴き試す?ことが多いです)。
無謀なIE800との比較は、音の基準線がかなり違う感じがして難しいというのが正直なところ。IE800はやはりk2と比べると低いところに重心があり、一方のk2はだいぶ高いところにある感じ。とはいえうわついているわけではなく、きれいにまとまっているというような。さすがにダイナミック型であるIE800のような押しのある低音表現はないし、楽しいリスニングという面ではやはり敵わないところですが。
それでも飾ったところのない音質は確かだし、実際に長時間聴き続けてしまうだけの魅力はあり。装着感だけでなく音の実力も十分に備えていると思います。
しかしながら問題は買える所が限られ(直販でないと選べない本体カラーも多数、L型ジャックも直販のみ?)リケーブルも不可であり、ドライバ数が絶対というわけではないものの昨今の情勢にて2ドライバで約4万と、コストパフォーマンス面でかなり弱いというところでしょうか。
というわけで購入直後のレビューでありました。後から追記やこっそり修正したりするかもしれません。
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