さて、あれよという間に正月も過ぎ去って1月下旬。今回は表題にもある通り、オーデオ環境がまたひとつ沼の深みにはまりこんだ報告もあったりするのですが、その前に。
先日、キハ313……ではなくキハ25の襲来が始まりつつある高山本線方面を、下呂まで行ってきておりました。災害復帰車両のキハ48に乗車という思わぬ出会いもあり、他にキハ11と85にも乗車。更には電化近付く武豊線にて75と25に乗り、東海の煙を出す車両にまみれた一日でした。締め括りは今池の台湾ラーメン所にて宴を。
そんなわけで再びの決断的IYHについて。ご覧の通り、P-700uが搬入されてきました。上の画像よりだいぶ画質にやる気がないのはまあよしとして。
DAC内蔵のポタアンが隆盛する中、でかい上に重量も10kg以上ありお値段の方もなかなか愉快なアナログヘッドホンアンプなわけですが、2日くらい悩むふりをしたり、アナログ機器なのでそうそう古びることもないだろうと発注。
これまたでかい箱から取り出し、ラックに設置するのに一苦労。これまでの設置位置だと後ろの壁が近すぎて、巨大な本機だと接続した電源ケーブルがつかえてしまうという事態に直面し、結局全機器を取り出してラックをずらし、配線もやり直すことに。大型機を導入する際はケーブルのマネジメントにも注意する必要があるようです。
接続環境としては電源ケーブルがJPA-15000、DA-200との接続にはJPC-10000。PCとDA-200の接続はJPU-150を使用。どこまでラックスマンを使えば気が済むのか。HD650のケーブルはOptima Liteの3ピンXLR×2タイプを調達(シングルエンドの方は標準ケーブル)。DA-200も電源ケーブルはJPA-15000にしています。
再生環境の方は、最初の視聴はリファレンスということでLuxman Audio Playerを主に。普段はFoobar2000やuLilithを使用。ファイルの方はいつも通りCDからのwavまたはwma losslessです。
まずP-700uのシングルエンドから。正直、HD650だとこれがあんまりよく分からなかったのですよね……何となく輪郭がはっきりした? というような感じで。
これがHD280だとわりとよく分かったのですが。このヘッドホン、50Hzくらいの部分がやけに張り出す特徴があってDA-200直でオトメディウスの空中戦などを聞くとなかなか楽しかったりするのですが、P-700uにするとこの張り出しが若干抑え気味になり、全体の明瞭感が向上してバランスはよくなるという変化が。面白みは減じたとも言えますが。
本命のバランスについては、これはHD650でもはっきりと変化が分かり。まず全体に音が明瞭になり、特に細かな音が曇らなくなったなあと。HD650が得意でない高域の見通しも少し良くなり。また、もたつき感も改善されたように思います。かといって聴き疲れる音になったというわけではなく。あと、やはり曲によって変化をより大きく感じるものとそうでないものがあります。
比較すると、DA-200は力と太さが前面に出ている印象。P-700uのバランスになると空間が若干広がり、音がくっきりとした感じに。DA-200に比べてパワーダウンしたり音が細くなったりというわけではなく、何となく上品になっただろうか……というところ。
全体としてこれという決定打はないものの、細かな改善点の積み重ねにより少なくともHD650はシングルエンドに戻れないなあと思っております。ただ、この変化においてケーブル自体の違い(純正/Optima Lite)によるところがどの程度なのかは気になっており、XLRから標準ジャックへの変換ケーブルが欲しくなったり。厳密な比較をするのであれば、Optima Liteのシングルエンドケーブルを調達するべきですが、ケーブルを交換するのは結構面倒だし、頻繁に行うとヘッドホン側端子にも悪そうなので……あと値段が。変換ケーブルについては2nd Staffに依頼すればオーダーメイドでやってくれそうではありますが。
さて今後のオーデオ展開についてですが、DACのグレードアップは行いたいもののこれにはまた相当な資金が必要となることが予想されるため、先にNASの導入を目指そうかと考えております。おそらくHS-210に1TBのHDDを2本でRAID1な構成となりそうな。SSDを使おうとすると、容量半分なのに総合価格が倍になってしまうという事態に直面するため、まだ時期尚早として順当にNAS向けHDDから1プラッタ物を選択が無難かなあと。まあ、何にせよ財政状況が落ち着いてからになるでしょうけど。
というわけで、十分なヂーゼル煙を摂取し、オーデオも大いにグレードアップした年明けでありました。
先日、キハ313……ではなくキハ25の襲来が始まりつつある高山本線方面を、下呂まで行ってきておりました。災害復帰車両のキハ48に乗車という思わぬ出会いもあり、他にキハ11と85にも乗車。更には電化近付く武豊線にて75と25に乗り、東海の煙を出す車両にまみれた一日でした。締め括りは今池の台湾ラーメン所にて宴を。
そんなわけで再びの決断的IYHについて。ご覧の通り、P-700uが搬入されてきました。上の画像よりだいぶ画質にやる気がないのはまあよしとして。
DAC内蔵のポタアンが隆盛する中、でかい上に重量も10kg以上ありお値段の方もなかなか愉快なアナログヘッドホンアンプなわけですが、2日くらい悩むふりをしたり、アナログ機器なのでそうそう古びることもないだろうと発注。
これまたでかい箱から取り出し、ラックに設置するのに一苦労。これまでの設置位置だと後ろの壁が近すぎて、巨大な本機だと接続した電源ケーブルがつかえてしまうという事態に直面し、結局全機器を取り出してラックをずらし、配線もやり直すことに。大型機を導入する際はケーブルのマネジメントにも注意する必要があるようです。
接続環境としては電源ケーブルがJPA-15000、DA-200との接続にはJPC-10000。PCとDA-200の接続はJPU-150を使用。どこまでラックスマンを使えば気が済むのか。HD650のケーブルはOptima Liteの3ピンXLR×2タイプを調達(シングルエンドの方は標準ケーブル)。DA-200も電源ケーブルはJPA-15000にしています。
再生環境の方は、最初の視聴はリファレンスということでLuxman Audio Playerを主に。普段はFoobar2000やuLilithを使用。ファイルの方はいつも通りCDからのwavまたはwma losslessです。
まずP-700uのシングルエンドから。正直、HD650だとこれがあんまりよく分からなかったのですよね……何となく輪郭がはっきりした? というような感じで。
これがHD280だとわりとよく分かったのですが。このヘッドホン、50Hzくらいの部分がやけに張り出す特徴があってDA-200直でオトメディウスの空中戦などを聞くとなかなか楽しかったりするのですが、P-700uにするとこの張り出しが若干抑え気味になり、全体の明瞭感が向上してバランスはよくなるという変化が。面白みは減じたとも言えますが。
本命のバランスについては、これはHD650でもはっきりと変化が分かり。まず全体に音が明瞭になり、特に細かな音が曇らなくなったなあと。HD650が得意でない高域の見通しも少し良くなり。また、もたつき感も改善されたように思います。かといって聴き疲れる音になったというわけではなく。あと、やはり曲によって変化をより大きく感じるものとそうでないものがあります。
比較すると、DA-200は力と太さが前面に出ている印象。P-700uのバランスになると空間が若干広がり、音がくっきりとした感じに。DA-200に比べてパワーダウンしたり音が細くなったりというわけではなく、何となく上品になっただろうか……というところ。
全体としてこれという決定打はないものの、細かな改善点の積み重ねにより少なくともHD650はシングルエンドに戻れないなあと思っております。ただ、この変化においてケーブル自体の違い(純正/Optima Lite)によるところがどの程度なのかは気になっており、XLRから標準ジャックへの変換ケーブルが欲しくなったり。厳密な比較をするのであれば、Optima Liteのシングルエンドケーブルを調達するべきですが、ケーブルを交換するのは結構面倒だし、頻繁に行うとヘッドホン側端子にも悪そうなので……あと値段が。変換ケーブルについては2nd Staffに依頼すればオーダーメイドでやってくれそうではありますが。
さて今後のオーデオ展開についてですが、DACのグレードアップは行いたいもののこれにはまた相当な資金が必要となることが予想されるため、先にNASの導入を目指そうかと考えております。おそらくHS-210に1TBのHDDを2本でRAID1な構成となりそうな。SSDを使おうとすると、容量半分なのに総合価格が倍になってしまうという事態に直面するため、まだ時期尚早として順当にNAS向けHDDから1プラッタ物を選択が無難かなあと。まあ、何にせよ財政状況が落ち着いてからになるでしょうけど。
というわけで、十分なヂーゼル煙を摂取し、オーデオも大いにグレードアップした年明けでありました。