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デスクトップスピーカー環境のその後

2021-07-22 09:56:52 | オーデオ
あっという間に今月も後半となりました。前半はいかにも梅雨といった感じの空模様でしたが、ここ一週間くらいですっかり夏らしくなったというか。

そんなわけでデスクトップのスピーカー環境ですが、結局コンパクトなフルレンジのTD307mk3と安価なフルデジタルアンプであるD802J++を配備しました。スピーカーケーブルはずいぶん前に買った、モガミの3082という同軸構造のケーブルを使用。
なおPCとD802J++の接続は光デジタルで行っています(X570 Taichiの出力端子から直接)。PCオーディオのノイズ対策には現状あまり注力するつもりはなく、そうすると手軽にアイソレートできて取り扱いも楽(USBと異なりドライバも不要だし、機器認識もないので接続に関する面倒が少ない)な光デジタルはわりと有用です。DSDや192kHzを超える音源を聴きたいわけでもないですし。

まずTD307mk3ですが、いわゆるタイムドメインなスピーカーです。ECLIPSEのは無指向性ではなく、一般的なスピーカーと同様にユニットが正面を向いた形ですが。ちなみにメインで使っているTS1000Fは無指向性のスピーカーですが、あちらは2way構成となっておりタイムドメインなものではないです。
それでどんな音かと聞かれるとやや困るタイプなのですが、やや音が硬質なものの(これはアンプによるもののような気がしますが)まあ普通に鳴ります。デスクトップ環境なので間に27インチのモニターがあるのですが、定位もちゃんとしていると思います。何というか、PC用モニターに内蔵されているスピーカーのクオリティをものすごく上げるとこんな感じになるんじゃないだろうか、と。スペック上低域は80Hzまでなので低いところはあんまり出ないですが、机上で使う分にはスカスカという感じはないです。逆にあんまり出過ぎても机の天板が揺れてしまいますし。

D802J++は安価なフルデジタルアンプがどんなものなのか、一度聴いておこうかという思いもあって選びました。ちなみにこのアンプ、ACアダプターが付いていないので別途調達する必要があります。にもかかわらず公式の通販サイトではこの機器に完全適合するアダプター(32V、5A)を取り扱っていないという謎感。とりあえず筐体は全面金属なので壊れそうということはないですが、ボリュームノブの隙間から中の基板が見えているのはいただけないです。ノブが押しボタンを兼ねているのと、周囲が青くライトアップされるからこんなことになっているんでしょうけど……通気口の類はなく筐体全体で放熱する設計なんだろうと思いますが、使っていると触れないほどではないものの結構熱くなります。あと、無音時のノイズがわりと目立ちます。メインで使っているMOSFETアンプに繋いでみたらそんなことはなかったのでスピーカーが悪いわけではないと思いますが、アンプ自体が悪いのかACアダプターが悪いのかはよく分からず。
このアンプにはEQとトーンコントロールをバイパスするダイレクトモードというものがあるのですが、EQをNormal、トーンコントロールをフラットにした状態と比べてもあんまり違いは分からなかったです(ダイレクトの方が若干明瞭で押し出しが強くなるか?)。そして何故かダイレクトモード有効無効の切り替えは記憶してくれないようで、電源を切ると無効になってしまいます。

まとめると、悪い音ではないけれどもこれをメインにするのは……というような感じでしょうか。やはり何か物足りなさがあります。スピーカーはともかく、アンプの方はそのうち他のを調達するかもしれません。音声が出ている時は気にならないとは言え、無音時ノイズがこれだけあるのはちょっと微妙ですし。


あと、最近ずっとこんなのを作ってました。小説の方が進んでいないのは大体これのせいだったのですが。

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自作の小説に登場するXISことeXtensible-Interception-Systemのデザインといくつかの設定。上面/正面/側面図でサ...

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