「いじめに備える基礎知識」、国立教育政策研究所が作成
国立教育政策研究所の生徒指導・進路指導研究センターが,いじめに備える基礎知識という冊子を出しています。
私は,「いじめ」はすべて犯罪で,速やかに警察にその対応を任せるべきだと思いますが,この立場に立ったとしても,この冊子は現場の教員には参考になるかもしれません。
国立教育政策研究所の生徒指導・進路指導研究センターが,いじめに備える基礎知識という冊子を出しています。
私は,「いじめ」はすべて犯罪で,速やかに警察にその対応を任せるべきだと思いますが,この立場に立ったとしても,この冊子は現場の教員には参考になるかもしれません。
刑法は,その41条で,(責任年齢)「14歳に満たない者の行為は、罰しない。」としています。
つまり,例えば,10歳の少年(ここには少女も含まれます。)が人を10人殺しても,また,13歳の少年が集団で強姦行為を行っても,刑罰は絶対に科せられないのです。
では,犯人は刑事手続またはそれに準ずる手続には一切乗せられないのか。
確かに,刑罰を科すことできません。しかし,家庭裁判所の審判によって,保護処分を科すことはでき,例えば,少年院に入ることはあるのです。
触法少年とは,14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年を言い,原則として,児童福祉法による処置が行われるが,都道府県知事または児童相談所長から送致を受けた場合に限って,家庭裁判所の審判の対象となるのです。
つまり,例えば,10歳の少年(ここには少女も含まれます。)が人を10人殺しても,また,13歳の少年が集団で強姦行為を行っても,刑罰は絶対に科せられないのです。
では,犯人は刑事手続またはそれに準ずる手続には一切乗せられないのか。
確かに,刑罰を科すことできません。しかし,家庭裁判所の審判によって,保護処分を科すことはでき,例えば,少年院に入ることはあるのです。
触法少年とは,14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年を言い,原則として,児童福祉法による処置が行われるが,都道府県知事または児童相談所長から送致を受けた場合に限って,家庭裁判所の審判の対象となるのです。
今日は,大阪梅田で,組織罰を考える勉強会に参加してきました。
今日は,刑法学者の今井猛嘉教授(法政大学)のお話を伺いました。
今井先生は,特に過失犯では,刑罰に過度な期待をしてダメであると言われましたが,本当に勉強になりました。
今日は,刑法学者の今井猛嘉教授(法政大学)のお話を伺いました。
今井先生は,特に過失犯では,刑罰に過度な期待をしてダメであると言われましたが,本当に勉強になりました。
昨日,「全国学校事故・事件を語る会」集会で,ある人の発言を聴いていていて,自殺とされた事案,実は,外的刺激・要因が皆無で,自殺者の自由な意思で,自らの命を絶ったケースは,ほとんどないのではないか,と思いました。つまり,「自殺」のほとんどは,実際には,広い意味の「他殺」でないか。
私は,研究者ではありませんが,多数の事例にあたって,調べてみる必要がありそうです。
私は,研究者ではありませんが,多数の事例にあたって,調べてみる必要がありそうです。
昨日は,「全国学校事故・事件を語る会」の集会に参加してきました。
そのHPでは,
『「自分の子が、どうして?」「朝、『行ってきます』と元気よく出て行ったのに、なぜ?」ーわが子が学校で事件や事故に遭ったとき、どうしてこんなことが起きたのか知りたい、それが保護者の共通の思いです。しかし、そのような切実な思いの多くは、学校や教育委員会によって踏みにじられるのが現状です。
今、そのような状況に陥っている皆さんを支援したい。これが会員全員の願いです。私たちはかつてわが子を事件や事故で失ったり、深く傷つけられたりした共通の体験を持ちます。この願いに共感する弁護士や研究者などの専門家も参加しています。学校現場にはどう対処すれば良いのか、心の傷からどうやって立ち直っていけるのか。よりよい方向に向かうための対策をともに考え、探っていきましょう。 』としています。
私は,この会には,不幸にして被害者となってしまった人への支援だけでなく,文部科学省へ意見を述べることを通じて,学校事件の再発を防止することを期待したいです。
そのHPでは,
『「自分の子が、どうして?」「朝、『行ってきます』と元気よく出て行ったのに、なぜ?」ーわが子が学校で事件や事故に遭ったとき、どうしてこんなことが起きたのか知りたい、それが保護者の共通の思いです。しかし、そのような切実な思いの多くは、学校や教育委員会によって踏みにじられるのが現状です。
今、そのような状況に陥っている皆さんを支援したい。これが会員全員の願いです。私たちはかつてわが子を事件や事故で失ったり、深く傷つけられたりした共通の体験を持ちます。この願いに共感する弁護士や研究者などの専門家も参加しています。学校現場にはどう対処すれば良いのか、心の傷からどうやって立ち直っていけるのか。よりよい方向に向かうための対策をともに考え、探っていきましょう。 』としています。
私は,この会には,不幸にして被害者となってしまった人への支援だけでなく,文部科学省へ意見を述べることを通じて,学校事件の再発を防止することを期待したいです。