ヘコまされた被害者&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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兵庫県立龍野高校テニス部熱中症重度後遺障害事件

2015年01月22日 16時55分37秒 | 相続
部活動中に熱中症で重い障害、県の過失認定 大阪高裁(朝日新聞) - goo ニュース
 極めてまともな判決が出ました。
 賠償額に注目が集まりがちですが,被害者とその家族は,この重い障害とつきあっていかねばならないのです。この事件を教訓に再発防止策を徹底して欲しいです。
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神戸市グリーフケア連続講座盛況

2015年01月22日 14時41分59秒 | 相続
 先ほど,神戸市危機管理室からeメールが届きました。
 『この度は、グリーフケア連続講座にお申込みいただきありがとうございました。定員120名のところ、300名近い方からのお申し込みがあり、抽選を行いましたところ、受講のご希望に添いかねる結果となりました。誠に申し訳ございませんが、折角のお申込みに対し、お断りせざるを得ないこと、ご了承いただきたく存じます。』
 これは,私が申し込んでいたグリーフケア講座に私が落選した旨の通知でした。
 落選は残念ですが,多くの一般市民の方がグリーフケアに関心を持たれるようになったことは素晴らしいことです。
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東京電力の勝俣恒久さん,武藤栄さんらに対する刑事告訴の結果

2015年01月22日 10時22分25秒 | 相続
毎日新聞によると
 『東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷容疑などで告発され不起訴となった東電の勝俣恒久元会長(74)ら旧経営陣3人の再捜査で、津波や設備工学などの専門家が東京地検に「津波対策を取っても事故は防げなかった可能性が高い」と説明していることが分かった。地検は、津波の予見が難しかったことに加え、事故の回避も困難だったとし、近く3人を改めて不起訴とする。
 検察審査会は再び審査を実施する。再度「起訴すべきだ」と議決すれば強制起訴となる。
 東電は2008年に津波水位が最大15.7メートルになると試算していた。地検は最初の捜査で「試算は最も過酷な条件設定に基づくもので、具体的に事故を予見できたと認めるのは困難」と不起訴にした。これに対し検察審査会は昨年7月、「津波は予測できた」と指摘。(1)配電盤や発電機の高台設置(2)建物の防水化--などをしていれば事故が回避、軽減できたとして「起訴相当」と議決した。
 地検は再捜査で、旧経営陣に加え、改めて地震や津波、設備工学などの専門家から聴取。事故は予見できず、(1)や(2)の対策をとっても浸水被害は防げなかった可能性が高いと判断したとみられる』と報道しています。
 東京地方検察庁からの正式発表はまだですが,武藤栄さんらは,再度,不起訴処分となるようです。
 東京地検は,あくまでも,武藤さんら個人の過失責任,しかも,刑罰を科すべき程度の重い責任=刑事過失責任はないと判断しただけで,東京電力という組織の民事責任,過失については,何も言っていません。
 なので,仮に,武藤さんら個人の刑事責任が問われないまま本件が終結したとしても,国の責任(国家賠償責任)と東京電力の責任(損害賠償責任)は,別途,民事裁判で争われるのです。
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