弁護士がバックについている？

　ある人（A)から，大阪弁護士会以外の弁護士会所属の弁護士が相手方についていて困っているとの相談がありました。
　そのAさんによると，その弁護士会には，確かに，相手方が言う氏（苗字）の弁護士（Y弁護士）がいるそうです。
　そこで，私は，Y弁護士に，直接，相手方から依頼されているのか，聞いてみましょう，とアドバイスしました。
　しかし，その弁護士会のホームページで検索すると，その弁護士会には，Yという弁護士はおらず，さらに，日本全体で検索しても，Yという名前の弁護士がいないことがわかりました。
　こういうことは，たまにはあるので，驚きませんが，Aさんのことが心配です。

DVとは何か～男性DV被害者の増加

ＤＶ被害悩む男性じわり増加　相談しやすく県が専用電話窓口(福井新聞) - goo ニュース
福井新聞によると
　『配偶者や交際相手に暴力を加えるドメスティックバイオレンス（ＤＶ）の防止を図ろうと、福井県は１０日、ＤＶ被害に悩む男性専用の電話相談を始める。毎月第２土曜の午前９時～午後４時に受け付ける。
　県は配偶者暴力被害者支援センターを県内８カ所に設置し、性別を問わずに相談を受け付けている。被害男性からの相談は１１年度６件、１２年度８件、１３年度１５件と少数ながら徐々に増加。男性は口が重い傾向があり、より相談しやすい環境を整えるため、新たに専用窓口を設けることにした。
　臨床心理士などの資格を持つ相談員１人が状況や悩みを聞き、対応などを助言する。相談は匿名でもできる。電話相談をしている場所は、被害者の安全確保の点から非公表とする。
　県によると、少なくとも２４都県が既に男性専用の相談窓口を設けている』とのことです。
　専用相談窓口を設けること自体はよいと思いますが，そもそも，ほとんどの市民が，DVとは何か，その実体を知りません。なので，特に男性のDV被害者自身，自分が被害者であることを理解していないのです。
　DVとは暴力に限られるものではなく，暴力を含む様々な方法による一方的支配であると理解してください。したがって，暴力がなくても支配＝DVはいくらでもあるのです。このことを広報すべきです。