ヘコまされた被害者&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

法律相談の予約は、電話06-6364-6033,eメールならaoifast@gmail.comです。出張相談も受けます。

まず刑事責任の追及をすべき!

2013年07月08日 08時57分32秒 | 相続
フットサル中の男児死亡、救命講習条件に和解(読売新聞) - goo ニュース

 この事案,事件発生後,どのような経緯をたどったのか全くわかりませんが,まず,このフットサル大会の担当者の刑事責任(業務上過失致死)を追及すべきだったと思われます。

 この種の事案は,最近,いわゆる「学校事故」を含めて,よく見られますが,被害者の両親等が相手方に対し,損害賠償請求(民事事件)を行ったものとして報道されています。しかし,両親らの真の意図はお金ではなく,真実を知りたい,責任者に制裁を加えたいということだと思われます。

 この事件でも,両親が弁護士に相談したところ,担当者の刑事責任の追及はムリだと言われて,仕方なく,お金の支払い請求をしていたとしたら,悲しすぎます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金子勇さん逝去

2013年07月08日 05時44分29秒 | 相続
今日の毎日新聞・朝刊によると,
 『パソコンのファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発した元東京大助手でプログラマーの金子勇(かねこ・いさむ)さんが6日、急性心筋梗塞(こうそく)のため死去した。42歳。ウィニーを開発・公開し、インターネット上で映画などの違法コピーを助けたとして、2004年に京都府警に著作権法違反ほう助容疑で逮捕された。同罪に問われた裁判では1審・京都地裁で罰金150万円の有罪判決を言い渡されたが、2審・大阪高裁で逆転無罪判決。11年12月の最高裁決定で「ほう助の故意はなかった」などとして無罪が確定した。

 ソフト提供行為の刑事事件化は、プログラマーなどから「ソフト開発に萎縮効果をもたらす」などと批判もされたが、最高裁決定でも裁判官5人のうち1人が「ほう助犯が成立する」と反対意見を述べるなど、議論を呼んだ。』だそうです。

 金子さん,私も京都地方裁判所における何回目かの刑事裁判の前にお目にかかってお話を伺いましたが,いわゆる天才でした。

 金子さん,短い人生のかなりの時間を裁判に費やすことになって,本当に残念です。

 金子さん,「人はいつどうなるかわからないのだから,日々,精一杯生きるべきだ。」と言われるかもしれません。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする