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農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

安心な食べ物 スローライフ 自給自足
を目指す 日本一百性が似合わない二人の
生き生きしすぎてる・・・日常

苗いもち病の疑い

2010年05月21日 00時25分43秒 | お米作り
おばんでございます。

苗の病変は何でしょうか?

朝早くから実物の苗箱を持ってベテラン農家さん、勉強家農家さんを回ってみました。



やはり意見は異なりました。

「いもち病っぽいけどこれぐらいは大丈夫」という意見と、

「一度いもち病にかかると成長しても危険だ」という意見に分かれました。

考えられるのは、急激な温度変化と苗床面の均一化の問題、水管理の問題

慣行農法並みの過密な種蒔きによる蒸れ、などでした。

しかし絶望的な気持ちから救ってくれたのは、長年の経験に放たれた言葉でした。

「いもちや立ち枯れの農薬の無かった頃の苗代は皆こんなもんだった、早く田んぼに放してやれ、元気になっから。」

最後に農協の指導員さんに見せに行きました。



「んんん~いもちっぽいけど、合鴨農法なら薬は使えんから、木酢掛けろ」

「1000倍に薄めて、とにかく掛けろ、それしかねえべ」と・・・

そうでした、農薬を使わないという事はこういうう事でした。・・・

木酢をかけましょう。やる事はやって後は稲の力を待つしかありません。



田んぼのカエルさんも応援しています。

明日は真夏並みの暑さになりそうです。

苗代から陸に上げられた苗にとっては過酷な気温です。

明日もたっぷり木酢液を播きましょう。



しかし木酢液はJAS認定有機農法では許可されていないそうですから、今年も認定の為の1年目(3年必要)にはなれませんでした。

難しいな~~~有機農法・・・




明日はかわいい合鴨の雛がやってきます。可愛い写真がアップできると思います。


期待しててくださいね。


大変だー!

2010年05月19日 22時31分04秒 | お米作り
おばんでございます~~~

立ち枯れ病のやいもち病の農薬を使用しないで、折衷苗代に挑戦した結果です。




見事、「苗いもち?」「立ち枯れ病?」発病しました。
黄色くなっている所がそうです。
アップして見ます。






仕方がないですね~~~。これは取り除き焼き捨てます。




しかし他の苗箱では、葉の面全体になんとなく変な傷が付いているような???






これもいもち病の始まりでしょうか?

先輩達に聞いても解りません。

明日早速農協の指導員さんの所に苗を持って行って来て来ようと思います。

もし、重大な病気だったら全滅ですトホホ・・・



援農者さん募集

2010年05月09日 23時33分33秒 | お米作り
援農者さんのを募集してます。

都合の良い時間でお手伝い下さい。

御礼は食事とおやつと秋の鴨肉か無農薬野菜です。お好きなほうをどうぞ。



今春の農作業の予定

毎日牛舎の世話、親合鴨の世話

野菜の種まきは順次、時々椎茸取り、椎茸の植菌

15日頃代かき

畔の草刈り



20日田植え(機械植えと一部手植え)


20日まで完了させたいビニールハウス作り

21日合鴨雛到着育雛作業

22日自家孵化中の卵が孵る予定(何個孵るか楽しみです)

合鴨雛の世話(夜間もあり)


電柵ネット張り(人手が欲しいです)

合鴨の成長と天候により変化します。

6月3日・4日獣さん達のご招待と試験放畜

6月5日合鴨放畜

その後は鴨の世話と獣さん達との戦いです。

大体の予定です。是非ご参加ください。

お待ちしています。

連絡先メールアドレス

ansuro-ji@bloom.ocn.ne.jp



折衷苗代の完成

2010年04月20日 23時39分32秒 | お米作り
おばんでございます~~~

一夜漬けの水苗代・・・なんとなく平らになっています。(笑い)

午前中に播き終えた127枚の育苗箱を苗代に入れました。

初めての経験に何をどうしてよいやらてんてこ舞いです。

作業の総指揮官の雅弘君は
「兄さん達に教えるったってこれだから、東京からグリーンツーリズムなんて来た人に、
教えるなんておれには難しい、自分でやっちゃった方がずっと早い」


あの^^^雅弘君「グリーンツーリズムの方達は、農業を教わりに来るのでも
お手伝いに来るのでもなく、農ある暮らしや、農業体験の余暇活動に
来られるのですよ・・・


「しかし兄さん達も良くやるよな~、去年よりは田んぼの中
歩けるようになったじゃないか、感心だ~」ハハハ・・・有難うございます。


今年はすべての苗をプール育苗にして、苗代の大変さから

解放されるはずだった、サツばあちゃんと雅弘君、

今年も苗代に付き合う羽目に成ってしまいました。



本当に申し訳ありません。

合鴨放畜の為田植えの時期も、有機の為作業自身も異なるので、

他の皆さんと一緒に苗作りが出来ません。

しかし新米百姓はどうしてよいかも分からず・・・

結局は皆さんの手を借りなければ出来ませんでした。

皆さんに呆れられながらも、ご理解を頂き感謝しています。



苗箱を並べた後発芽を促すためと保温の為にラブシートを掛けました。

今年は気温が低いので効果が有ると良いですね。



向かいの山の影が落ちる頃、無事に折衷苗代が出来上がりました。

嬉しいです。とても感激しました。

雅弘君やサツばあちゃん、皆忙しい春の一日を私達の我がままに付き合ってくれて

本当にありがとうございます。

農薬を使わない種播きに誰もが不安を持っています。

せめて立ち枯れ病のの薬ぐらいかけたらと勧められました。

皆さん心から心配してプール育苗を進めて下さいました。

営農組合長さんは、一番小さい育苗機を我が家の為に片付けないで
取っておいてくれました。

お気持ちとてもうれしいです。

でもサツばあちゃんが元気な内に色んな事教わりたいです。

化石燃料を少しでも使わず、大型の機械を用いなくてもお米が出来る技術を
身に付けたいと思います。



この苗代の様に目標に向かって真っすぐに前進です。

美味しいお米が出来ますように。(祈り)








ひとめぼれ(種蒔き)

2010年04月20日 23時36分01秒 | お米作り
おばんでございます。

昨日の種蒔きはサツばあちゃんの作業所で行いました。



旧式の種播き機ですが、亡くなった君じいや雅弘君の手入れで十分動きます。

悲しい様な「きーぃ・・・きーぃ・・・」と音を立て働いてくれます。

この音を聞くと種蒔きの実感がわきます。(笑い)

5人ががりで半日仕事で終わりました。

合わせて127枚播きました。



皆さんありがとうございました。

苗代への設置もよろしくお願いします。

早朝の苗代作り

2010年04月19日 22時25分41秒 | お米作り
おばんでございます~~~

ホーッホケキョ の歌声と共に朝仕事です。

昨夜の泥こね遊びの苗代は、トンボで丁寧に均します。



殆ど腰が抜けそうなくらいの修君です。頑張りました。

育苗箱を置くベット部分と水位を調整する掘り部分を作りました。



なんとなくは眺めていても、改めて苗代なぞ見た事のない私達・・・

こんな感じ?・?

タッタカた~~と、運搬車で現れたサツばあちゃんの厳しい検分もかろうじて・・・



サツばあちゃん「ベット部分が狭い、堀がこれほど高くなくて良い、ん~~~ん。ああでもなくこうでもなく」

「ほでも、よぐたいらにした~」(それでも、良く平らにしたね)

折衷苗代

2010年04月18日 22時19分36秒 | お米作り
おばんです~~~

今日は大忙しでした。

市の一斉清掃の日です。集合は6:00のはず・・・

5:30分ごろからもう始まっています(汗)

家の周りの側溝の泥上げと道路のゴミ拾い空き缶拾いです。

今年はなぜか同じ銘柄の発泡酒の缶が多かったそうです。

これは道路工事などの作業員さんが飲んで捨てて行ったんじゃないかと???

市の道路工事でしたので、市の方に報告しようかと話し合っていました。

(それってもろ飲酒運転じゃないですか)

イヤー農家の皆さん早いです。



そして午後の第一声、修君の慌てブリ「洗ってもらった育苗箱が機械を通らない



つまり使えないと云う事です。~~~エーーー

急いで機械のサイズの箱を借り集め2時間もかかって土入れを終えました。

明日は、今日ハトムネに催芽させた種籾を育苗箱に播く予定です。

ところで、回りの方々から最後までプール育苗を勧められましたが、

技術の伝承と強い苗を作る為に、苗代を作らなくてはなりません。

と、ちょっぴり使命感も感じつつも、頼みの弟のトラクターは修理に出たまま帰ってこず。

さて困った。

何はともあれ・・・鍬で作ろうと云う事になりました。

重労働の前にまずは『たばご』(おやつ)の時間です。

サツばあちゃん大好物の石焼き芋です。



両手に持ってご機嫌です。ストーブで作りました。



レオンも石焼き芋のおやつです。美味しそうにクチャクチャパクパク食べてました。

太陽も傾きだしましたので、イザ苗代作りの開始です。(本来はもっと前に作るそうです)

ジャマになる稲株を取り除く作業です。《腰に来ます》



鍬の長さが身長に合ってない為へっぴり腰になります。《腰に来ます》

サツばあちゃんから激が飛びます。



サツばあ「修ちゃん、鍬の刃はね刃先を斜めに入れるの、真っ直ぐに入れたら力が入らないよ!」

修    「ハ~イ」《腰に来ます》(もっと楽ちんな方法は無いかな・・・・)?



稲株を取り除いた後に、何と畑用のうねたて機械を持ち出しました。

サツばあちゃんも、大満足です。

荒掻きした田んぼに水を入れます。



ここからが「楽しい大人の泥んこ遊び」の時間です。



ただひたすら鍬で土と水を掻き混ぜドロドロにします。《超ウルトラ腰に来ます》

ただひたすら黙々ベチャベチャと・・・《腰を伸ばしてる時間が長いです》

気が付くと19:00近く・・・水面には上弦の月が・・・

携帯電話の撮影でも水もの揺れ加減が伝わりますでしょうか・・・




明日も早起きして続きを頑張ります



育苗箱の準備

2010年04月17日 23時11分15秒 | お米作り


おばんでございます~~~

ぶるぶるなほどさむいですね~

やっとつくし君達が顔出しました。

お浸しを作るくらいは生えているのですが・・・

この袴を取り茹でると大した量になりません。

そんな訳で今年もチラミで『つくしのお浸し』はおしまいです。

こちらはやっと顔を覗かせた山ウドの芽です。



この赤い所が食べて頂ける芽なのですが、ちっとも大きくなりません、移植したばかりで成長が悪いのかな~~?

山ウドはご注文の皆さまにお届けできる様に、サツばあちゃんの分を確保しましたのでご安心くださいね。

昨年通りでの出来でしたら、美味しいウドが出来ますよ。

さて周りの皆さんから遅れてあんすろーじの種蒔きの準備が始まりました。

農薬を使わない関係と丈夫な苗を作る為に今年は折衷苗代(せっちゅうなわしろ)に挑戦してみます。

慣行農法の弟や指導して頂いている方々の強い反対を押しての苗代作りです。

冷害が心配されている今年なのですが、この判断は吉と出るか凶と出るか???

何はともあれ技術の伝承者のサツばあちゃんが元気なうちに教えて貰わないといけません・・・

農薬を使わない為病気が一番心配されます。まず育苗箱をきれいに洗う事にしました。



しばらく使われていなかった育苗箱は埃だらけでした。

寒くて冷たい作業でしたが、少しでもリスクを減らしたいと思い頑張りました。

暖かさが欲しいですね。





種まきシーズン到来!

2010年04月06日 19時17分36秒 | お米作り
皆さん今晩は、オサムです。

今年もいよいよ種まきの季節がやってまいりました。

僕らはまだ2度目ですけど。

雅弘君達のグループだけで3000枚以上のパレットに種まきです。

人力ではとても無理なので(当たり前)播種機という機械を使います。




今日の予定は1200枚です。

パレットの半分くらいまで床土を入れたらその上に種もみを散らして行きます。



1枚のパレットに播く種もみの量はおよそ150グラム。

結構な多さですよね。

そのあと散水の工程を経て、再度床土をパレットのふちギリギリまでかぶせ

15枚ずつ積み上げてゆきます。




別にボーッと眺めているわけではありません。

フォークリフトで運ぶためパレットを積む作業をしている所です。

一見楽そうに見えますが・・・。ハイこの作業は楽チンです。

ただこの後スチームで温度管理をした機械で芽出しするのですが

それに入れる作業が結構重労働で誰もやりたがりません。

結局オサムは一日播種機と別の場所にセットしてあるスチーム催芽機を

行ったり来たり

日がとっぷりと暮れる頃ようやく1200枚の種まきを終わる事が

出来たのでした。

えーっ!まだあと1800枚やるのー



ところで今年は合鴨の雛を70羽注文しました。

また孵卵機を自作して雛を孵したいと思っています。

ヤバい!もう時間が無い。早く作らなくっちゃ。






贈答品

2009年11月11日 23時53分06秒 | お米作り
こんばんは~

今日は御贈答用のお米のご注文を頂きました。

有難うございます。

御贈答ではリサイクル段ボールでは先方様に失礼ですから
さっそく町まで段ボールを買いに行ってきました。



お米の袋もちょっぴりカッコ良くお目かししました。



産地直送のおニューの箱に入れました。



一年間の合鴨米作りのご紹介パンフと共にお送りいたしました。

美味しく食べて頂けると嬉しいです。