改めまして・・・?
アーティストANNANのサイトへようこそ!
ここは、QUEENトリビュートバンドKWEENボーカル「フレディ・エトウ」、そしてソロ活動としてはANNAN(アナン)の名で活動するミュージシャンのファンの皆様向けのBLOGサイトです。(仕事を持っている私でもありますが、その仕事とは一切関係ない、ミュージシャンとしてのサイトです。)
さぁて本題!
金曜日朝5時30分にマネージャ氏と共に新宿を出たワシ。楽器類・機材類を積み込んでとりあえずは羽田外郭の駐車場へまっしぐら。いつものことだが、準備を土壇場までやらないクセが出ちゃったため、睡眠は2時間あったかどうか?早々にチェックインを済ませ、搭乗までの間にマッサージチェアでトドに変身するワシであった。
沖縄に到着してから、会場入りまでのわずかな時間を使って、アウトレットモール「あしびなー」に一瞬立ち寄る。そこで格好いいSWATCHを見つけて思わず「ご購入」。もちろんワシのラッキーカラーである「赤」である。どう?
那覇空港でレンタルしたクルマについていたナビ。どうやらソフトが古いらしく、途中海の上を走っていたけど・・・
今回、初の公演地となる那覇の「Z1」。
いい感じのカフェバースタイルの店である。
沖縄市(コザ)での公演は頻繁に行っているワシであるが、那覇は約1年ぶり。
コザで開催される日本最古の?老舗ロックフェスティバル、ピースフルラブ・ロックフェスティバルに、ほぼ毎年出演しているKWEEN。そして、ソロでも年に最低2回は公演しているため、コザではよく満員御礼になるライブ会場。しかしワシの那覇での知名度は今ひとつ。今回、残念ながら詳細が決まるのが遅かったため、ラジオなどへの出演も取れず、不安の中での公演となった。
ホテルにチェックインして、しばし休憩し会場へ。無事にリハーサルを終えて、本番を待つワシ。
20時(本来の開演時間)・・・
お客さんはほとんどいない。その数少ないお客さんがCDを買ってくれて、サインしながらさらに待つワシ。
20時30分・・・
お客さんが増えてきた・・・って本来の会場時刻を30分も過ぎてる
20時45分・・・
店長:「ここまでひっぱったので・・・」
ワシ:「そうですよね、そろそろ始めないとね」
店長:「いや、21時までひっぱりましょう」
ワシ: ・・・
そうである。うちなーたいむってのがあって、時間通りにモノは始まらないのである。慣れた光景ではあるが、さすがに1時間も押したのは初めて。
21時・・・
そこそこ入ってきたお客さんの前で演奏開始。最初おとなしめだったお客さんなのだけど、途中から立ち上がって踊り始めたりする。ワシはスターでもなんでもない。一人の単なるシンガーである。なのに、こんなに盛り上がるお客さんが出てくる。音を通じたコミュニケーション。ライブの醍醐味はこんなところにあるような気がする。そして、沖縄の皆さん(うちなーの皆さん)の音楽との至近距離でのかかわりを感じる瞬間だったりもするのである。
興に乗って、「いままで一回も人前で歌ったことがない」という店長をステージに引っ張り上げたりして、2回のアンコール。必要以上に?盛り上がったライブが終了した時には、すでに11時を大きく回っていた。
ワシはステージ開始前にはモノを食べない。声が出しにくくなるからである。さすがに深夜までメシを食わないと腹が減る。そこにお客さんから振舞われるビール。お店から振舞われる泡盛・・・
酔います!
ちょっと年配のお客さん:「あんたの歌には心がある、魂がある、最高さー」
ワシ:「ありがとうございます」
5分後・・・
そのお客さん:「あんたの歌には心がある、魂がある、最高さー」
ワシ:「ありがとうございます」(さっき聞いたよな?と思いつつ)
さらに5分後・・・
同じお客さん:「あんたの歌には心がある、魂がある、最高さー」
ワシ:「ありがとうございます」(デジャヴ?)
さらに・・・
というわけで、那覇でここまで盛り上がれたのは、初めてと言えるぐらいに充実のライブであった。
そして・・・
ホテルへ戻る途中で立ち寄ったコンビニでまたびっくり!
KWEEN(ワシがボーカルやってるクイーンのトリビュートバンド)が前面に出ているライブポスターが置かれているじゃあーりませんかぁ!
1997年に渋谷のタワーレコードで、自分のバンドのパネルを見てビックリしたのと同じぐらいに感動した。(同じポスターはこちらでご覧になれますよ。)
なかなか格好いいじゃん!と悦に入るワシ。
しかし現実に引き戻されたのは、ホテルで浴衣に着替えた時であった。
帯がとまらない・・・
というわけで2日目に続く!