8月10日22時~11日4時、渋谷テラプレーンでのワシ、ANNANのフォークライブが無事に開催された。
6時間のお付き合い、本当にありがとうございました!
おかげさまで、最初から最後までほぼ満席の歌声喫茶状態。

とにかくオールナイトライブということで、自分の体力が持つか?お客さんの体力が持つか?・・・なんてことを気にしながらのチャレンジだったけど、無事に終演までこぎつけられたことに感謝!です。
お客様、スタッフ・関係者各位、そして協力頂いたミュージシャンの皆さんに、心よりお礼を申し上げます。さらに、本当に沢山の差し入れありがとうございました。お陰でお腹がすくこともなく

終演まで突っ走ることが出来ました。
で・・・一夜明けて、というか終演後、とっくに明るくなった空を見ながら帰宅して、そのまま爆睡



。2時過ぎに起きたのだけど、最初の感想は・・・
指が痛い!
今回、ほとんどずーっと出ずっぱりで、ピアノを弾いたのは2曲だけ。あとはずーっとギターだったこともあり、指先がヒリヒリする。リハーサルでも、せいぜい休憩を交えながら3時間程度弾くのが最大だし、レコーディングでも、そんな長時間ギターを弾きっぱなしってことはまずないわけで。ここまで指が痛くなったのは久々である。
さてさて、演奏曲目や感想など・・・
【第一部】フォーク・アラカルトコーナー
酒と泪と男と女 / ダスティンホフマンになれなかったよ / 青春の影 / フレディもしくは三教街 / 恋 / 精霊流し / シクラメンのかほり / 夏休み
(ネタ)ビーフじゃないのよポークは(元作品:飾りじゃないのよ涙は)
まだまだオープニングということで、ワシも元気いっぱいる。22時に、テラプレーンのオーナー宍戸さんのオープニング挨拶で開演。まったりとした感じで演奏を開始するワシ。第一部はほとんどワシ一人での演奏。
今までに一度もライブ演奏したことのないが、以前より演奏したかった名曲「フレディもしくは三教街」を初めて演奏してみる。ドキドキものだったけど、好評だったので一安心。そして「恋」でギタリスト、Tamazoさんに登場してもらう。そういえばこの曲の前奏はハーモニカが入ってたなぁ?と思い、宍戸さんに頼んでハーモニカを借りて吹いてみる。実はこれも初めてだったんだけど、無事。
ただ、この曲ではギターを弾かなかったんだけど、ハンドマイクで歌ってるときに会場から笑い声が・・・ワシのマイクの持ち方が面白かったらしい。右手で持つときは握りこみ、左で持つときは人差し指だけをマイクにかける。そう、フレディーの持ち方のクセが、そのまま出てしまってたってわけ。まあ、長年のクイーンコピー歴のなせる業?ですな。そんでもって「精霊流し」では、ワシのファンの皆さんの間では既に有名人の泉昌宏さんがバイオリンで参加。いやぁ、バイオリンって本当にきれいな音色ですなぁ・・・あまりに喋りすぎた?らしく、予定の曲を2曲カットして、第一部は終了となった。
【第二部前半】女性シンガーコーナー
(ゲスト:秋島由実)
オリビアを聴きながら / なごり雪 / 時代 / 太陽がくれた季節 / 卒業写真 / ハローグッバイ / 翼をください
(ネタ)時効(元作品:時代)
【第二部後半】NSP、天野さん追悼コーナー
お休みの風景 / さようなら
やっぱり女性シンガーの歌をワシが歌うのは無理!というわけで、こちらもワシのファンの皆さまにはおなじみの女性シンガー、秋島由実さんに登場願い、一連の女性シンガーの曲を演奏。さすがに司会者としても活躍中の由実っちさん。MCがやたらとこなれている。本当はもっと歌ってもらいたかったのだけど、11日に千葉で、なんとかレンジャーショーの司会の仕事が入っているとのことで、シンデレラガール

の由実っちは深夜に会場を後にした。
この部は、フルキャストでの演奏となった。パーカッション:UK、ギター:Tamazo、ベース:Wankoの構成である。後半ではNSPのシンガー、故天野滋さんに敬意を評してNSPの名曲を2曲演奏させて頂いたが、コーラス含めてこのコーナーはなかなかな出来上がりであったと自負している。
【第三部】かぐや姫コーナー
うちのお父さん / 僕の胸でおやすみ / 加茂の流れに / 雪が降る日に / 22才の別れ / 妹 / 酔いどれかぐや姫 / 赤ちょうちん / マキシーのために / 神田川 / あの人の手紙
多くの方々からライブ前にリクエストをいただいたのは、この「かぐや姫」である。リクエストでは「かぐや姫フォーエバー」のアルバムを全部演奏して!なんてのもあったけど、さすがに時間の都合でそれはムリ。基本を「かぐや姫ライブ」におきながら、数曲を他のアルバムから持ってくるという構成にしてみた。ここでは、さらに数曲にバイオリン:泉昌宏をフィーチャーしてみた。
このコーナーのみ、ユニット名を「がくや姫」としてみた。これ、本当に気持ちよかったので、今度これを本気にやってみようかなぁなどと思うワシ。
しかし!
何と言っても会場の盛り上がりが最高潮に達したのは、なぜか「酔いどれかぐや姫」。
なんで?どこが面白かったの

ワシにはよくわからんが、「シャーララー」というヘンテコリンなコーラスと、タイミングがバッチリの「オー!」という掛け声が、どうも面白かったらしい。
それにしても、かぐや姫には名曲が多い。今度は、アビーロードの街角とかもやってみたいと思うワシであった。余談であるが、ベースのWanko氏が会場入り前に東急ハンズに寄った時に、そこで本物の山田パンダ氏に遭遇したらしい。だったら、そのまま拉致してつれてきてくれればよかったのに・・・
【第四部前半】リクエストコーナー
シルエットロマンス / お前だけが / あの歌はもう歌わないのですか / 君と歩いた青春~Love Of My Life~ / 心もよう / ああ宮城県・・・ほか
【第四部後半】ふるさとコーナー
思えば遠くへ来たもんだ / 案山子 / 大空と大地の中で / 東京 / ひとりきり
はっきり言って、前半コーナーで何を演奏したか覚えておりません・・・皆さんのリクエストにその場で出来る限り応えるワシであった。そうそう、飛び入りで歌ってくださった姫様、ありがとうございました!
後半は、ふるさとコーナー。フォークは特に九州出身者と北海道出身者が目立つジャンルである。また、時代的に都会(≒東京)への憧れや、都会に地方から来たようなシチュエーションでの歌も多々存在した。そんな曲を数曲集めたのがこのコーナーである。ワシも九州は大分出身の、まあ田舎モノの類である。自分としてシンパシーを感じる曲で構成してみた。ここはANNANの基本である、ワシとUKさんの2名でのステージ。
【第五部】あの素晴らしい時をもう一度~歌声喫茶コーナー
いちご白書をもう一度 / 岬めぐり / あの素晴らしい愛をもう一度 / 戦争を知らない子供たち / 出発の歌 / おもかげ色の空
さてさて、今回のライブの最終コーナーは、皆で歌える曲がテーマ。演奏も全員でやる。お客さんの大合唱の中で、ライブは幕を閉じた。
<番外編>
それにしても長丁場。眠ったら顔に墨で落書きしますという脅し?が功を奏したのか、最終的に眠ったお客さんは0名。しかぁし!そんな中で1名寝た人が・・・
テラプレーン店長の宍戸さんである。
自らトイレに向かい、自分で自分の顔に落書きして帰ってきて、お客さん大爆笑であった。しかし、それを「いちご白書をもう一度」というノスタルジックな曲を演奏している最中にやって欲しくはなかったなぁ。だって皆はそちらを見ながら大爆笑。ワシはシリアスな曲を真剣に歌ってたんだから・・・
第一回差し入れコンテストは、審査員宍戸さんの独断と偏見で決定!その日仙台から駆けつけてくれた、スフレさんにお持ち頂いた「笹かまぼこ」に決定した。それにしても食べ物だけでも、笹かまぼこ、トマト、おにぎり、ケーキ、よっちゃん丸(イカ)、南部せんべい(イカ)、ブラックガム、ゼリー(彩果の宝石)、Krispy Kreamのドーナッツ・・・などなど。そしてなぜかDeathという名のスパイス、渋谷ソース・・・なんじゃそりゃ?、シリコンスプレー、シャボン玉・・・全部書ききれませんです。ありがとうございました。
なんにしても、実質的に第一回目の企画としては大成功であった。今後、ゲストなども充実させながら、「祭り」的に、年に何回か行えればと思うワシである。夏祭りが終わったので次は、秋祭り=収穫祭りにしようかと思っておる。
さて、明日(12日)はサマソニに行って来まぁす。