今日はお手洗いのリニューアル工事してもらった。で、今日はテレワーク。
本当はもう今週は出社もしたくなかったのだけれど、昨日はどうしてもお客様が来るということで
仕方なく出た。しかしその後某メーカーが来ての打合せがあり、もう終わりかと思いきや、お客様の件の
対処対応についての社内打合せに出てということで、昨夜は会社を出たのが8時ころだった。
それから1時間半掛けて帰宅。しんどいわ。やっぱり声がまだ治ってないのよねぇ。
皆が『風邪っ!?』と近寄らない^^; テレワークは移動しなくて良い分、やっぱり楽だし有り難い。
そんな訳で今朝はお手洗いに別れを告げた。
阪神・淡路大震災の前年、つまり1994年、43歳の時に今の家を建てた。建てて半年で起きた大地震の時
ベッドの中で揺られながら、建てたばかりの家が潰れるかと、生きた心地がしなかったのを覚えている。
我が身より家かい💧
それからもう丸29年になるのか・・あちこち傷んでくるはずだ。外壁と屋根の塗替え・雨戸を電動シャッター
に替え、お風呂とキッチンのリフォーム(お風呂はそれまでにも給湯器は入れ替えている)外構の塗替えetc.
結構お金掛かった。貯まっては使い貯まっては使いの人生^^;
そしてついについに、お手洗いもダメになったのだ。ウオシュレットが効かなくなったのだ。
2階のお手洗いは既にウオシュレットが言うこと効かなくなっていた。娘たちが順に結婚して家を出、頻繁に
泊まりに来ていた孫たちも最近はとんと来なくなり、使用頻度が激減したのがその原因。
やっぱり何でも、使い続けなければならないのねと、その時思った。だって、1階の方が激しく使っていたのだ
から、傷むなら1階のほうが先だと思い込んでいたから。でも違ったんだよね。
今朝トイレに行って『ありがとう。29年間お世話になったわね。皆の飲んだり食べたりの結果の処理を長い間
してくれて』と別れを告げた。よく働いてくれたものだ。しかしきれいに使ってたよねと自分でも思う。
29年も経ったとは思えないほどピカピカよ。ウオシュレットさえ壊れなければ、まだまだ十分行ける。
薄いモスグリーンの好きな便器だった。私の生涯で多分一番長くお世話になったと言うかなるはずのトイレだ。
今72歳だから、それ以上は普通で考えたら無いものね。自分で建てた家だから余計愛着があるのかも。
便器の色は変わった。床も張り替えてもらった。壁紙はきれいなのでそのまま。
玄関ドアの鍵も上も下も替えた。孫が私んちの鍵を紛失したのがきっかけで、気持ち悪いから全部替えた。
主だけは古いまま。そしてところどころに、子どもたち孫たちのアレコレが刻まれている。
私はこの家で朽ちるのだろう。ちゃんと大事にしなければねと、仕事の書類の散らかった部屋で思う。