昨夜お父さん(婿殿)が迎えに来て、孫たちは帰った。ふう・・やれやれ。
今回孫が久し振りに泊りに来て(多分年末年始以来)、つくづく思ったことは、もう彼らが来ても
私んちはただの旅館みたいなものねと。
もう相手する必要が無い私は、食事作りと掃除洗濯以外することが無く、暇を持て余す。
そう、孫たちが来ているからと言って構える必要は無くて、普段通りの自分の生活をしていれば
いいだけのことなのに、普段通りってのが仕事ばかりなので、いざ時間があるよとなっても、
何をすればいいのか判らない訳で・・・💧。ホント情けない、趣味の無い、面白くない人間。
考えてみれば私は1人暮らしなので、孫たちが来てもずっと、いわゆるおばあのワンオペだった。
3人の孫たちが小さいうちから、それこそ夜中のおっぱいが要らなくなる頃から、容赦なく孫だけを
預けて居なくなる娘たち・・・。
小さいうちは先ずケガの心配から。余分なものを置いていたり汚かったりはご法度だ。
下の娘んちは下の子が出来てからはいつも2人一緒。お風呂入れるのもなかなか大変。冬なんか特に。
幼いうちは夏だったら、プール出して水遊びさせて、かき氷一緒に作って、色水遊びにお絵描き、
夜は花火と、やることテンコ盛りだった。春も秋も、大阪城や遊園地も、これでもかというくらい
連れて行った。時には上の娘んちの孫も一緒に孫3人と私だけで。どんな体力やねん!
冬は風邪を引かせないようにと、布団蹴ってないかとほとんど自分は眠れなかった。
食事はファミリーレストランよろしく、各自に食べたいものをリクエスト通り作ってあげた。
いくらたまのこととは言っても、来ている間は本当に大変だったなと、今にして思えばそうなのだが、
まあ、自分も若かったし、娘たちにあれこれ言われずに孫たちだけと一緒に居られる時間で
私もその方が気楽だったし、しんどくても幸せな時間だったなぁと。
我が子じゃなくて孫なので、ケガをさせてはならないと、我が子の時以上に気を遣ったと思う。
それを20年近くやって来たことになる(一番大きいのがもう20歳だから)。
もう”孫守”も卒業なのね。ちょっと寂しくもあるが、今から同じことをと言われても出来ない。
今はもう、来ている間は各自好きな場所で好きなことをしているものだから静かなもので、
私は全く用事がない。兄妹ケンカもしないし。
高1男子Jはパソコンに夢中。彼のマウスとイヤホンはレインボーのごとく、光って色が変わる。
へえ~と私は見とれていたら、『これはおばあが買ってくれたやつやで』と。知らなかった。
ああ、あの時のね。マウス2~3万円して、Jのおとーさんが、『一体オレのマウスの何倍!?』と
びっくりしていたというが、私のマウスだって数千円のものだ。
Jは今回来た時、岩のようなカバンを持って来た。なんでこんなに重たいのよっ!?と見ると、
勉強道具が入っていた。ホントに2泊3日の滞在中に勉強するんかいな・・・と半信半疑だったが、
案の定、勉強しているところは見ないまま💧。
竹刀まで持って来ていて(剣道部)裏に降り立ち、裸足で素振りは日に何回かやっていた。
聞くと、部活の休みはお盆の間だけ。学校の授業も22日から始まるらしい。
まあ、うちに居る2~3日位、ダラダラしてもいいよと、好きにさせてあげた。
中1女子Tは朝食後『おばーちゃん、多いのよ・・』と。品数も量も。
品数が多いのは張り切っているからで、毎日のお母さんと違いおばあはたまのことだからね。
そして、私は食事でお代わり出来ないのが好きじゃなくて、盛り切り・食べ切りで、おしまいっ!
お代わり無し!は我が家では有り得ないので、何もかも多目に作る。
ましてや孫たちは育ち盛りだ。決して太っている訳でも無いので問題は無いだろう。
『おばーちゃんの作るものは何でも美味しい』と言ってくれるので『おかーさんと同じでしょ?』
と言うと、『じゃあ、私も同じ様になれるかなぁ?』と。
『うん、なるなる。美味しく作れるようになるよ』と、本心そう思うので、そう言った。
Tはまだ小さくて(小柄)可愛い。『Tちゃんの髪の毛サラサラは、おばーちゃん似だよ』と
言うと『うん、分かってるよ』と。
いつもは夕方迎えに来るのだが、今回3泊4日が2泊3日に短縮されたので、最終日は夕食まで
お願いと言われていた。なので予約しておいて鉄板焼きに行った。
普段の食事も『和?洋?』と聞くと『洋』と言い、『肉?魚?』と聞くと『肉』と言う。
野菜を食べさせたい私は煮物などもしたいのだが、なかなかメニューに困る。あれこれ工夫して
野菜をとるように考えて料理する様にはしている。
鉄板焼きは満足だったようで、ペロッだった。勿論いつものことだがJはコースの量だけでは
肉が足りない。お肉の追加をし、私とTにはもう結構なので、全部こちら(J)にと。
帰る時Tが『ああん・・もう帰るのか・・・寂しいなぁ』と。『おばあちゃん1人で寂しくない?
倒れへん?大丈夫?』と。『いやいや、大丈夫よ。まだまだ元気よ』と言いながら、ハッと思い出した。
私も小さいうちは姉や兄と違い、1人でどこへでも泊まりに行った子だ。母方の祖父母んちから帰る時、
いつも祖母が駅まで送ってくれる。『電車乗せましたで』と祖母は母に電話する。すると母は到着駅まで
迎えに行くという算段。その間1人で電車に乗っていたんだなと。昔のことだし、私はしっかりした子
だったから。もう60年以上前の話だ。今ならそんなこと、私は孫に出来ない。家まで送り届ける。
祖母と2人歩きながら、私は無口になる。『私が帰ればおじーちゃんおばーちゃんは又2人だけになる。
賑やかな私が帰ってしまって寂しくないだろうか・・・』などと子ども心に考えたりした。
悲しかった。要らぬ心配だったろうが。
Tの気持ちはそれと同じだろうか・・と。まあ家に帰ったらすっかり忘れるよ。
お父さん(婿殿)が迎えに来て、岩のような重いカバンや竹刀などを載せて帰って行った。
この婿殿はとてもいい人。何がって、娘が私にちょっとエラソーな口の聞き方をすると娘に怒るのだ。
『諸々世話になっていて、おかーさんにその言い方は無いだろう』と。私の味方してくれるのよねぇ。
非常にニュートラルでフェアな人で、考え方が偏ってない。常識人だ。そう言うところが嬉しい。有難い。
家族仲良くやってくれれば、何も言うことは無いよ。
私は今日は朝からお布団乾かしたりシーツ洗濯したり片付けしたり。ちょっとほっこりして、夕方には
美容院に行く。
そして明日は少し仕事の準備をして、又私の日常に戻ると言う訳。
私の夏も行くなぁ・・・と、ちょっとセンチになる。
何てことは無い日常、無事に過ごせて(神様に?)感謝している。