雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

”定年離婚”なんて冷たいこと言わずに・・・

2019-01-05 14:45:27 | 社会
3日の新聞に、自分にとっては捨て置けない様な記事が載っていてずっと気になっていた。
『”定年離婚”妻は真剣』というタイトルだ。

40~64歳の男女を対象にした明治安田生活福祉研究所の調査で出た結果。それによると、
・既婚者で自分や配偶者の定年を機に離婚を考えたことある人
  子どもの居る女性・・・28.1%
  子どもの居る男性・・・19.6%
  子どもが居ない女性・・13.3%
  子どもが居ない男性・・11.1%
・その理由
  女性・・・退職後に毎日一緒に生活するのは耐えられない・・・45.1%
  男性・・・妻からの愛情が感じられない・愛情を感じない・・・37.6%
  女性・・・配偶者の介護をしたくない・・・8.5%
  男性・・・配偶者の介護をしたくない・・・1.9%
・離婚はせずにお互いが必要以上に干渉しないで自立した生活を楽しむ卒婚に肯定的なのは
  女性・・・73.5%
  男性・・・56.4%

私は、自身がとうの昔に離婚しているから、他人の夫婦関係をとやかく言う資格は無いのだけれど
これを読んで、それにしてもねぇ・・・と思った次第。

毎日一緒に居るのが耐えられないってどういうことだろ?ご主人に対して愛情無いよね?
こんなこと言う位なんだから。ならば定年待たずにさっさと離婚したらどうなの?って思う。
何で今離婚しない?お金の問題でしょ?
そして男の人の方が、歳をとって必要ならば連れ合いの介護はしましょうと思っている人の方が多いって
ことだ。男の方が優しいね。
”卒婚”なんて聞こえはいいけれど、要は籍は置いといて書類上の夫婦は継続し、そうなると権利は勿論
持ったまま、世話だけ放棄ってことなんじゃないの?
これ多分女の方が都合良いよね。そしてその時の生活の面倒(費用)は誰がみるんだろ?
今まで外で働いて来た男の人は、家事いちから取得しなければならないしね。
今の若い人たちはそんなことも無いだろうけれど、昔の男の人は大変だ。

古い考えかも知れないが、私たちの世代はやっぱり男の人が外で働いて女が家を支える守ると言う図式が
多かった。親の面倒も当然お嫁さんがみるという。
勿論、家事には家事の値打ちがあり、女の人が家を守ってこそ男が外で思う存分仕事出来るというお互いの
役目・立場・メリットがあった。
そして、経済的に弱い立場の女性は、理不尽で辛抱出来ないほどの辛いことにも、別れた後の経済的な
ことを考えると、我慢するしか無かった。そんな時代は確かにあった。

かく言う私は結婚前に働いた経験も無く、別れた後の生活のことを考えると不安でしか無く、
鬱々と悩む日々を長く過ごした。
逃げ場のない中でどうにも出来ない無力感の中で、夫がふっと居なくなってくれないかと思う様になり
はっ!と、そんな失礼な話は無いわ、そんなこと思う位ならさっさと別れなくてはと、それがきっかけで
ついに決断した。
先行き真っ暗ではあったが、それにも増して別れたい気持ちの方が強かったと言うこと。
何してでも生きて行くわ。何とでもなるわ。位に思っていたかも。
なんにも貰ってない。一銭も。

今の若い人たちは女性も当たり前のように仕事をし、子どもを預けながら忙しく公私にわたって活躍
している。だから女性に経済的な理由で離婚をためらうと言うのは少なくなったかも知れない。
むしろ、定年後別れたいなんて思うのは、家庭を守って来たそれなりの年配の人たちではないのか?
夫にされて来たあれこれが、今怨念のようになって相手に向かっているのでは?とさえ感じる。
確かに昔の男の人はえらそーで家庭を顧みずに・・・なんて人も多かったかも知れない。
でも間違いなく、家庭の経済的部分を支えて来たのは、そのご主人だろう。
家事に値打ちが無いとは言わない。でもご主人の得るお給料が家族の生活の基盤だったはずだ。

そんな時代を経て、子どもたちも独立し、夫婦でゆっくり出来る・・・と思ったその矢先、
『あなた、離婚しましょ』なんて言われた日には、『一体俺は何の為に、今まで身を粉にして
働いて来たんだ!?』となるだろうな・・・と同情する。

そんなご主人がイヤなら何でもっとさっさと離婚しなかったの?一緒に生活するのがイヤだなんて、
そんなの夫婦じゃないよね。結局経済的なことが原因で今まで離婚出来なかったんじゃないの?
そして別れても私の取り分は半分こね位のことは言うのだろうな。
あ、子どものこともあるか。子どもの為に離婚我慢するっての。
しかしなぁ・・・イヤだイヤだと思いながら一緒に生活出来る神経ってのもスゴイ。私なら無理だ。

何だか女ってずるい。冷たい。
私は女の辛さも分かるよ、自分も経験して来たから。でも男の人のことも分かる。外で働くって
やっぱり大変なことなんだ。男だって色んなこと我慢して戦って来たのは間違いない。
そんなご主人の”長い間お疲れ様・・”の後に、その仕打ちはひどい。
良いことも悪いことも共有して来た夫婦の歴史を考えて、お互い思いやって、そんな冷たいこと言わずに
共白髪まで支え合ってよと、他人の私は思う。
まあ、他人には分からない話はいっぱいあるのだろうけれど。

私のお客さんたちも、そろそろそんな時期。私の友だちたちも、既にそんな時期に突入している。
でも私の周りは誰ひとりそんな冷たい人は居ない。皆夫婦仲が良い。お互いを思いやり尊敬し合っている。
ご主人と食事に行った、ワンちゃんも一緒にどこやらへ行った。奥さんとキュリオス観に行って、
帰りに紹介してもらったレストランに行ったよ、良かったよ。ありがとう・・・等々。
嬉しいことだ。見ていて聞いていて気持ちがいい。美しい。

夫婦の歴史って重いと私は思う。自分には作れなかったものだが、仲の良い年配のご夫婦を見ていると
いいなぁ・・と羨ましく思う。
世の中のご夫婦たち、冷たいこと言わずにこれからもお互いを尊重して優しく仲良く末永く暮らしてねと
全くの赤の他人が思っています。

新元号何だと思う?

2019-01-05 01:33:01 | 社会
6年生の孫と新元号の話をした。
明治大正昭和平成の頭文字のアルファベットはダメだから、あ行か行な行や行ら行わ しか残ってない。
そして多分音読みだろうし。

で、考えられる漢字、と言うか自分が考えた漢字。最初の1文字だけね。下は分からない。
下の漢字は上の漢字によって決まるだろう。
安・維・永・英・栄・開・改・喜・紀・貴・公・孝・光・幸・康・恭・協・共・革・克・新・有・和とか。
文とかもあるな・・・。分からなくなって来た。考えればいっぱいあるわ。

で、私は一番あるんじゃないかと思う漢字は”安”なのだが、それを言うと孫が『当たったら1万円あげる』と。
と言うことは、”安”だとは思って無いと言うことだな。

もう少し又考えてみる。
てか、もう本当は決まっているんじゃないのかな?という気もする。
なるべく早く発表すればいいのに、勿体付けている理由は何なんだ?
早ければメリットはあるだろうけれど、遅くて良いことなんか何も無い気がするが。

私は孫からの1万円を楽しみにしている。

孫たちに聞こえる音が自分には聞こえない。益々老化を自覚したよ

2019-01-05 00:56:55 | 日記
2日の日に孫たちと一緒に実家に行った。挨拶だけささっとね。
実家と言っても両親は既に亡くなっているので今は兄宅だが、歩いて7~8分くらいの近さ。
仏壇にお供えして孫たちと手を合わせて、写真見て『あれはひいひいじーちゃんとひいひいばーちゃんで、
こっちがひいじーちゃんとひいばーちゃんで・・・』と、私の祖父母は孫たちからしたら確かに
”ひいひい”だわ。お年玉貰って、『大きくなったね~』と言ってもらって帰る。

帰り道、『こっちから行こう』と孫が言うので、いつもと違う道を孫たちとは初めて歩いた。
車が1台やっとすれ違える位の道路で、男の子の孫が『あれって、猫防止かなんかだよね』と言う。
私は意味が分からなくて『ん?何が??』
『キーン?かなんか高い音だよ。センサーが光った』と言うのだ。それで私は初めて理解した。
いわゆるモスキート音とかいうやつ。周波数の高い。
『それが聞こえた?』『うん、何軒も』どうやら妹の方も聞こえたと言う。
そーか・・・そりゃおばーちゃんには聞こえませんわ。

何でも、公園なんかで若い人が遅くまでたむろするのを防ぐ為に、そのモスキート音を発していると言うのは
聞いたことがあったが、猫にも聞こえるのか・・・・。だから猫防止の為にそのセンサー付けているのね。
『やっぱりね、おばーちゃんにはもうその音は聞こえへんのよ。耳が若い人しか聞こえへん音なんよ』と
言いながら、”ああ、情けない。耳が衰えているのは解っているけれど、孫たちに聞こえて自分に聞こえない
なんて、孫たちと一緒に居てなんか問題無いのかしらね・・・”とがっかりした自分。

仕方無いこととは言え、老化をまざまざと自覚。
これから先は、孫たちに教えてもらうことの方が増えて行くんだろうな・・・。




明けましておめでとうございます。今年もよろしく

2019-01-05 00:27:13 | 日記
2019年、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
泊まっていた孫たちを送り届けて(親が2人とも仕事だったので)、やっと1人になった。
やれやれ・・・・。

新年早々熊本に地震が来た。震度6ってひどい地震だ。
お正月早々被災した方たちはホント驚いたことだろう。大きな被害が無ければいいが。
新年に当たって社会的な意味での思うことはやっぱり、自然災害が無いこと、凶悪犯罪が無いこと、
日本の国が安泰であること。
個人的には、先ず”家族みんなが健康で居られるように”。ほとんどの人がそう思うそうだ。
そりゃたくさん願っても良いなら、他にもいっぱいあるよね、みんな。
でも先ずは身体と心の健康だ。
皆が安心して暮らせる国であって欲しいと思う。強い日本であって欲しいと思う。

自分の年末年始の良い話から。と言うより又自慢だけれど。
年末に旅行に行っていた下の娘家族。帰って来た日に孫たちから電話。
下の女の子『おばあちゃんありがとう』上の男の子『おばあ、ありがとう』
何で私に有難うかと言うと、それはご想像の通り。
私が娘に、『大きくなったらもう、おばーちゃんと一緒に旅行なんか行ってくれなくなるだろうから
早いうちに又皆で泊まりに行く計画しなくっちゃね』と話した。
あ、勿論夏は孫3人と私との4人で泊まりに行く約束は出来ているが、それとは別の話。
追って娘からメール。
『J(6年生男子)は中学生になっても高校生になっても、おばあと旅行行くって。
何で?って聞いたら、”おばあやし”ってさ。T(3年生女子)は勿論行くって。
子どもたちは、おばーちゃんが色々してくれてること分かってるからね』と。
そーか・・・高校生になっても一緒に行ってくれるのか・・・と凄く嬉しい。それだけで幸せだ。

今日まで泊まっていた時も、3人でお風呂に入った。
『1人ずつ入る?』と聞いたら『みんなで一緒に入ろ』と6年生のJが言うから。
高校生になってもおちんちん洗わせてくれると言ってるJだが、果たしてそのセリフ、いつまでかな?
夜は布団を蹴りまくるので、私は1時間おきに布団を掛け直しに起きる。冬は特にね。
そんなことも全く苦にならないんだよね。
3日に一緒に天満宮に初詣に行った。結構混んでて入場制限してたけど、文句も言わずに一緒に並んで
くれる。お参りの後、たこ焼きやらイチゴ飴やらカステラ焼き食べて帰った。
私はいつも3が日を外して1人で行くのだけれど、今年は孫たちにつき合ってもらった。
しんどくないことは無いが、孫たちとの時間は癒しでもある。

それと嬉しいことはもうひとつ。
8月末から新しい会社に行き出したから、今年は出すのも貰うのも年賀状が増えた。
私が可愛いと言っている一番若い子の、2人の子どもさんの写真の年賀状の下の方に、コメントがあって
最後に”好き”と書いてあった。思わず”相思相愛じゃん”と笑ってしまったわ。

もう1人、同じ頃に入社した女性。年賀状に”〇〇さん(私のこと)と知り合えて良かった”と。
まあ理由は色々あるのだけれど、彼女は会社で悩みがあって、それに対して私は叱咤激励をする。
・いい歳して若い子みたいなこと言うな。一体いくつだ?
・会社には仕事をしに来ているのだから、それ以外のことに気を取られるな
・人は最初のうちはそーかそーかと聞いてくれても、愚痴が頻繁だと又言ってる・・・となるよ
・自分の身は自分で守るしかない。降りかかってくる火の粉は自分で払い除けよ
・なるべく機嫌良い顔で居ようよ
等々。
そんなことで”知り合えて良かった”なんて、オーバーじゃない?と思うけれど、そんな風に言って
もらえるなんて結構なこと。有難う。

ちょっと盛ってもらってるとしても、2人ともありがと。
あれこれ嬉しい新年のスタートだ。