虹の彼方に ~ over the rainbow ~

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映画 『 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 』 ニの巻

2008-11-16 00:25:10 | all about L o t R


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カウンターが、1000を越えていました




映画 『 The Lord of the Rings ~ The Two Towers ~ 』

( 『 ロード ・ オブ ・ ザ ・ リング ~ 二つの塔 ~ 』 )

↑ 上の画像は、SEE

( スペシャル ・ エクステンデッド ・ エディション = ノーカット版 )

の DVD のジャケットです




原作は、 J. R. R. トールキン の 『 指輪物語 』 です






映画 『 ロード・オブ・ザ・リング ~二つの塔~ 』 の後半は、

劇場版では、カットされてしまった、

重要な場面について、SEE(スペシャル・エクステンデッド・エディション)版より、

私の独断と、好みにより(笑)、ゴンドールの執政家の兄弟、ボロミアとファラミアを中心に、

載せてみました!!




【※ ここから先は、原作や映画のネタばれ・

  映画の場面の写真などが、含まれています ※】





Pilgrim / LOTR





The Lord of the Rings: Symphony - Sméagol





( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい






イシリアンを守る、ファラミア率いる、ゴンドールのレンジャーたちの、秘密の隠れ場所、ヘンネス・アンヌーンの洞窟で、今は亡き兄、ボロミアのことを、思い浮かべている、ファラミア






その手には、ボロミアが、持っていた、ゴンドールの角笛が、真っ二つに割れていて…






ファラミアは、旅の仲間たちが、離散した、ちょうど、その頃に、ボロミアの角笛の音が、かすかに鳴っているのを、聴いていました…。






イシリアンの地で、アンドゥイン川の河辺を、見張っていた、ファラミアは、大河を一隻の小舟が、光を放ちながら、漂っているのを見て、その方へと、引き寄せられていき、その時、小舟がファラミアの方に、向きを変えて、ゆっくりと流れてきました…。






その小舟には、葬いの装いをされた、一人の戦士が、眠ったまま横たわっていました…。ファラミアは、その姿を見て、ボロミアが亡くなったことを、確信したのでした…






生前の兄ボロミアの姿を、回想するファラミア。ボロミアの指揮で、かろうじて、ゴンドール軍が、オスギリアスを死守し、イシリアンから、援護に駆けつけた、ファラミアは、愛する兄ボロミアと、抱き合い、つかの間の勝利を、喜び合うのでした…






幼い頃から、仲の良かった兄弟であった、ボロミアとファラミア。一見、よく似ているように見える、兄弟ですが、その二人の、似ていなかったところが、彼らの運命を、分けることになるのでした… ゴンドールの王の白い木を、あしらった、甲冑や、皮でできた戦闘服のデザインが、とても素晴らしいです






ミナス・ティリスに掲げられた、ゴンドールの象徴である、王の白い木が、描かれた、国旗が、風にはためいています






エルロンドの召集を受けて、ゴンドールの代表者として、裂け谷で行われる会議へと、旅立とうとしているボロミア。風になびく国旗に、誓いを祈り、それを見送る、愛する弟のファラミアへ、「この日を、忘れるな」と、言い残して行きました…。






旅立つ兄ボロミアの、未来に、暗雲が立ち込めているのを、悟ったファラミアは、不安げな表情を、隠せないでいましたが、ボロミアの励ましの言葉を聴いて、兄とともに、誓いをあらたにするのでした…。






最後まで、旅立つ兄ボロミアを、見送るファラミア。






兄の死を惜しんでいた、ファラミアのもとへ、ある知らせが、もたらされます。ファラミアは、フロドを連れて、万年雪をかぶった、ゴンドール王国の白の山脈に、美しい月が沈もうとしているのが望める、高い岩の上に立ち、その下にある「禁断の池」に現れた、怪しい者を指して、「射ちますか?」とフロドに訊ねました。






“一つの指輪”の持つ、恐ろしい力、そして「イシルドゥアの禍い」を恐れ、モルドールへ、一刻も速く行かねばならない使命を、任せられていると、ファラミアに懇願するフロド。






「フロドよ、われらはこれでやっと互いに分かり合ったな」ファラミアは、フロドに、同情と敬意を表し、跪いて言いました






ファラミアは、人の心を読みとることのできる、遥か遠くより、ヌメノールの血を引いていました






ローハンの最後の砦、ヘルム渓谷の角笛城で、戦いの時を、静かに待つアラゴルン。






戦いを前にして、不安げな少年に「この剣は、立派な剣だ」と話し、自信を与え、これから戦う心構えを教える、アラゴルン。






追い詰められていた、セオデンに「われわれは、最後まで、戦わねばなりません。東の空に光が差す時、エオメルたちの援軍が、必ず来ることを、信じて」と、王の決断を、迫ります。






オークとウルク・ハイの大軍の中に、決死の覚悟で、戦いを挑んでいた、セオデンたちの前に、現れた、ガンダルフと、ローハン軍を率いてきたエオメル。






オスギリアスから、モルドールの方へ、安全に行くことのできる、地下道を、フロドとサムに、教えるファラミア。
サム「あなたのお人柄を示されました。この上なく高潔なお人柄を」
ファラミア「誉められる値打ちのある者から、誉められることは、どのような褒美にも勝る」
サム「あのうー、あなたは、私の主人には、どことなくエルフ的なところがあると、おっしゃいました。けれど、私には、こういうことが言えます。あなたもどことなく、ええと、あのう、どことなくガンダルフを、つまり魔法使いを思い出さすところがおありです」






ファラミア「わたしの警告を覚えていてほしい。あの道案内、ゴラムに用心しなさい」 「すべての善き人間たちの善意を負いて行き給え!」






モルドールへの、険しい道程は、まだ、これからも、長く続いていきます。“一つの指輪”が、その「重さ」を増していき、フロドの表情が、しだいに変わっていくことに、この時、誰が気付くことができたでしょう…





私は、映画 『 ロード・オブ・ザ・リング ~二つの塔~ 』を、映画館で見る、少し前に、

原作を、すべて読んでしまっていたので、ファラミアの登場するシーンが、原作とは、

全く異なっていたのに、驚き…、ものすごいショックを受けました…


すごい期待して、映画館に足を運んだのですが…

「まさか…」の一言しか、出なかったですね…


フロドに対して、ファラミアが、剣先を向けるなんて、とても考えられませんでした…。


当時、私なんかよりも、もっと昔から、J.R.R.トールキン原作の『 指輪物語 』の大ファンであった、

世界中の方たちが、「ファラミアの改変」について、いろいろと論議があったようです。


でも、私は、オーストラリアの俳優、デヴィッド・ウェナム、演じる、ファラミアが、

とても素敵だったので、「原作」と「映画」は別物、と考えて、すんなり割り切ることにしました


それくらい、彼のファラミアは、素晴らしかったのです


この映画で、米アカデミー賞を、総なめにして、一躍、世界的に有名になったにも、関わらず、

デヴィッド・ウェナムは、「なぜ、ハリウッドの大作映画に出演しないのか?」とのインタヴューに対し、

「オーストラリアの芸術や文化に、貢献したい」と、当時、述べていました。


この映画 『 ロード・オブ・ザ・リング 』 三部作を、見ていて、不思議に思ったのは、

登場人物と、役者さんの、キャラクターが、恐ろしいほどに、みな、重なっていた、

ということでした




読んでくださり、ありがとうございます  

この続きは、またの機会に。。。


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