杭州・上海にレスリーを想う旅 #3


9月14日
杭州は2泊でしたので今日しか自由に動ける日がないので、
一日かかっても良いからレスリーが乗った船を捜そうと二人で決めていました。
朝食が済んでから19階にある貴賓楼に行き廊下の写真を撮ってきました。
それから体育場まで行き、ランニングをしながら写真を撮ってきました。


≪西湖≫
10時ごろタクシーで西湖の岳廟を目指しました。
タクシーを降りてから近くの船着場を探したのですがすぐには分からず
何度か聞いてようやく見つかりました。
そこには小船がたくさん泊まっていましたが
レスリーの乗った船<161号>は見当たりませんでした。
友人が写真集のコピーを持ってきたのでそれを船頭さんたちに見せて
161号の船の人はいないか聞きました。そしたら・・・いるよ!と言うのです。
本当に?本当に?と聞いていたら後ろの方から
穏やかな顔のおじさん(おじさんと呼ぶにはまだ若い)が出てきました。
「これはあなたですか?」とコピーを見せたら「そうだよ!」というので
二人で、「乗りたい!乗りたい!」と興奮して言い、
おじさんの船に乗り込みました。
大陸のファンでも会えないことが多いようなのでとても信じられませんでした。















私はおじさんに「とっても嬉しい!」を何度も言いました。
おじさんは50分くらいここにいてその後は他の船着場に行くつもりだったそうで、
そろそろ移動を考えていたそうです。「運がよかったね~!」と言われました。
おじさんは船に乗るとすぐに
レスリーのサインと「慶」の写真のパウチを見せてくれましたので
私たちは大切に写真に収めました





























レスリーが座っていた場所にパウチを置きました。



















おじさんは船を漕ぎながら観光案内などずっと話してくれたのですが
少ししか聞き取れなくてとても残念でした。
「レスリーが訪れたのも9月だった。
あなたたちも同じ時期でよかったね」と言ってくれました。
「レスリーは亡くなってしまった・・」と。
レスリー一行は5人だったそうです。
大陸のファンサイトにはおじさんの船にはレスリーとカメラマンが二人、
別の船に二人乗っていたと書いてありました。
三潭印月のある小島に着きおじさんは船で待っていたそうです。
そんなに長い時間ではなかったと教えてくれました。
小島に着いたらおじさんが一緒に案内してくれました。
レスリーの後姿の写真の所に着くと、
私たちはいまそこに立っているのだと思い胸が一杯になりました。
ここは「我心相印亭」と言う東屋です。






















































































観光客が次々ここで写真を撮っていました。
西湖に着いた時曇りで、ここでは霧雨になり、
西湖は少し煙ったような景色で、とても幻想的でした。
友人が持参したコピーの場所が他にあったので
おじさんに聞きましたが知らないそうで、おじさんは知り合いに聞いたりし
私たち3人でしばらくあたりを探しました。
いくつか探していたらレスリーの足元の石の形が同じ場所が分かりました。
レスリーの写真には蓮が有るのですが今はありませんでした。







































































写真を何枚か撮っていたら時間が無くなり大急ぎで島を周り、
帰りの船になりました。
おじさんの名前は沈さんでした。
船に乗っている間もずっと興奮していましたが、
こうして沈さんの船に出会えたことはレスリーが導いてくれたのかな・・
と二人で思いました。
船を降り、沈さんと船の写真を撮らせてもらいました。
お別れする時、何時までも手を振ってくれました。

































レスリーの縁の地は大陸のファンサイトに書かれているものを
あちこちから探し出しプリントアウトを持参しました。
沈さんのことが書かれているページは沈さんに記念にプレゼント
してきました。船を漕ぎながら読んで笑っていました。
お別れする前に、沈さんは自分の船に乗ってくれた
レスリーファンに何処から来たのか書いてもらっているそうで
私たちもメモに残しました。
沈さんは誠実なそして穏やかな優しい方でした。
レスリーが彼の船に乗ったのも縁なのかな・・と思います。



◆西湖の島、三潭印月についてはこちら
湖は五つの部分に分かれて、白堤、孤山の南、蘇堤の東は外西湖で、
白堤、孤山の北、西冷橋の東は北裏湖で、蘇堤の西側は岳湖で、
さらに西裏湖と小南湖があります。
湖水は蘇堤と白堤にある橋の穴でつながっている。外西湖に島が三つあって、
南の一番大きな島は三潭印月と呼ばれています。

三国志で有名な岳飛をまつってあるのが岳廟
追記
すみませ~ん、岳飛は三国志にはでてきません(恥!)
ご指摘ありがとうございます、Mさんの朋友さん。
岳飛は南宋時代の勇敢な武将です。詳しくはこちらとかこちらを

◆杭州市旅游委員会のH・Pはこちら
地図や観光案内などが日本語で詳しく書かれていますので
かなり参考になると思います。

◆杭州の観光地を紹介してあるH・P

※管理人はこの写真を見て興奮してしまいました。
なんとラッキーなんでしょう!
西湖MAPです。クリックで拡大
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ありがとうございます (M.O)
2006-11-20 17:19:31
亜美さん

私の拙い杭州と上海の旅行記をこんなに素敵に
紹介してくださって本当にありがとうございます。
それに私の知らないHPなどたくさん調べてくださって、とても参考になります。
杭州のガイドブックを幾つか買いましたがここまで
詳しく載っていないのでもっと早く知っていれば・・と思います。
沈さんはとても優しい人でした。
レスリーとの思い出を大切にしてくださっています。
お会いできてよかった・・と思います。
 
 
 
M・Oさん (亜美)
2006-11-21 12:41:42
Mさんてお呼びしてもいいですね?
コメントありがとうございます。
多くの写真やレポートなどお願いして、すみませんでした。
杭州や上海でのすてきな出会いを私達も知ることができ、
中国へレスリーを巡る旅を計画している方にも、
とても参考になると思っています。
今後もミスの無きよう努めますので
よろしくお願いいたします。
 
 
 
感激 (hoisam)
2006-12-06 01:09:23
読んでいて涙が出ました。
ぜったいレスリーが導いてくれたんですね。
レスリーの席。。。
私もいつか沈さんの船に乗りたいです。
貴重な旅日記、本当にありがとうございます。
 
 
 
hoisamさん (亜美)
2006-12-07 11:33:02
コメントありがとうごさいます。本当に沈さんの船の写真を見ると感動しますよね。いつかこの船に乗って西湖を遊覧したい、と考えている迷は多いと思います。私もそのひとりです。
 
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