時のすぎゆくままに

気ままに散策し、時の過ぎ行くままにアップしたいと思います。

炎暑の恐怖

2014-07-30 | 不思議の世界
この炎暑の夏、好きなゴルフも恐怖心でプレー!!

360度、緑にかこまれたゴルフ場のスタートホールがまぶしい!!

7月28日(月)、スタートホールのティグラウンドに立ったが・・・



プレーヤーの誰もがスタートホールで味わう不安と好奇が混じり合った興奮・・

しかし、小生はこの他に別の興奮、否 恐怖心を味わっていた・・!?



ゴルフは一組4人が同伴でプレーをするのが基本

カートは4人の道具(クラブセット)を積んでいる


スタート前に、私は同伴競技者にお願いをしていた・・・

否、お願いをしておかなければならなかったのである


そのお願いとは・・・話のスタートは6月13日(金)にさかのぼる


某病院で「脳ドック」を受けたのである・・我が人生では今回が3回目

すべての検査が終わり、医師から検査結果の説明を受けた

血液検査はすべて異常なし、認知症検査もすべてクリアで問題なし

ただし、頸動脈の超音波検査で気がかりがあるので、

今後の処置を、後日「脳神経外科」を受診して相談することになり予約となった。

月末に受診した結果、頸動脈は治療法がなく経過観察となった

しかし、別途「脳動脈瘤」の疑いがあるとMRIの結果を見せられながら告げられた

もしこれが破裂となると「くも膜下出血」となり一刻を争う状態になる

治療法は、頭を開いてクリッピングする方法とカテーテル治療の二通りがあるらしい

しかし、この病院にはその設備がないので他の中核総合病院を紹介された。

紹介状をもって受診したところ、詳細検査となった

この病院は患者が多く、検査装置の空いているのがずぅっと先になる・・

7月25日検査、30日に結果発表と決定した。


MRIでは血管がオーバラップしたりすると動脈瘤と見なされるケースがあるらしい

したがって、「造影3D-CT検査」という造影剤を注入する検査らしい


検査方法の詳細はこちらで・・


7月25日(金)に「造影3D-CT検査」を受けた、約30分程で終わり

この結果は、7月30日(水)に担当医から発表である


しかし、7月28日(月)は大好きなゴルフのコンペが入っている

検査発表前なので、コンペを欠席するか否か自分なりに葛藤した・・・

過去に、ゴルフ場で倒れた仲間たちが数人もいるだけに、悩んだ・・止めるべきか否か




しかも炎熱の夏日が続いていただけに・・その危険性は計り知れない




同じ頭の中でゴルフ場の光景が浮かぶ・・

「お出でやす!!」「緑は魅力的だよ!!」「ショットは痛快だよ!!」・・と

ゴルフ場の魅力が力強く誘惑してくる・・・!!




破れるか否か、わからないではないか?

万一やぶれたら即刻病院に運んでもらえばよいのではないか?


自分に都合のよい理屈が勝って、コンペに参加することに決定

往復の運転は避けて、同期の仲間に同乗することをお願いした


そして、スタート前に同伴競技者に「脳動脈瘤」の疑いを話して、

万一の際はドクターヘリで検査の病院に運び入れる旨をお願いしたのである・・


ドライバーショットが悪かった・・?!

頭の瘤に負担をかけまいとするのか、14ホール中11ホールのドライバーが

低空飛行で距離があまり伸びないのである・・


でも、無事にプレーが終わり、新ペリ方式の成績発表となった

58人中13位の成績、グロスランクでは12位だった・・まあまあか!?


今日7月30日に結果を聞くために受診した

予約時間ピッタリに呼ばれて診察室に入った・・緊張の数分


担当医は検査の画像をいろいろと眺めながら・・言った



「瘤なんか無いぞ!!」


頭に血が上るほど・・・、造影剤が注入された時のように体中がカーッとなった

うれしい!!


結果は「脳動脈瘤」はなかったのである

担当医から「もう病院に来なくて良い!!」・・と宣告された


炎暑の中のゴルフ、

瘤が破れる危険を恐れながらプレーした一日・・

そして、脳動脈瘤を抱えたままのこれからの生活を想像していた日々・・


この宣告で一変した。安堵した。



コンペの日、車に同乗させていただいた○○さん

同伴競技者の皆さん、

ご心配をおかけしました

そして、ご協力ありがとうございました




知らなければ悩むこともないのに・・と反省もするが・・

知らなければ知らないで、後悔もするかも・・


早期発見と言われるが、・・・良い時も、悪い時も、

その人の価値判断であって、一言で結論づけられない・・・かも


同じ悩みの皆様、ご参考になれば幸いです









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