アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ラヴェルさんどうしてこんなサウンドを思いつくの??

2023年01月03日 | ピアノ
またろうとこじろうがそれぞれの家へ帰って、今日はようやく静かな休日が。

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そして明日から仕事…?? マジ!?

今年の年末年始休日が短すぎて許せない気持ちでいっぱいです。

「ふゆやすみのしゅくだい」としてなんか譜読みしよう、的なことを言っていましたが実質あまりピアノに向かう時間がとれず
まぁだらだらテレビ見てたのも一因ですが
自分が見てなくても誰かが見てたらピアノ弾けませんし…

というわけでたいして「宿題」進みませんでしたが今日は辻褄を合わせるべく
ラヴェルの水の戯れを、2ページずつ区切って、音を読んでいって何回か練習して録音するというのを繰り返しました。

「水の戯れ」音読み中 ←観賞非対応

いやすごいな、16分以上かかってますよ(プロが弾けば6分程度の曲)

でもこうやって無理やり音を並べてみて、ほんとに感嘆しました。ラヴェルさん、どうしてこんな音響作る方法を思いつくんですか…!?

「水の戯れ」はもうこれまで何度聞いたかわからないくらい聞いていると思いますが、なんというか、聞いてもどう弾いてるかぜんぜんわからない類の曲?
実際は弾けないくらい難しい曲でも「何やってるかわからない」とは限らないですよね。
でも「水の戯れ」は、全体の響きがぽわーんとできている中で、右手と左手をどう動かしてどこを打鍵してこんなん響いてるのかさっぱりわからないところが多くて、
このたび、せっせと音読みしては並べてみて、こんなんなってたんだ!! どうしてこんなこと思いつくんだ!! ってなってました。

譜読みがめんどくさそうで(ほんとに超めんどくさい)、これまで手をつけられなかった曲ですが、老眼が進むと余計手がつけられないと思い、
とにかく読むぞと。

まぁ「謎ゾーン(腑に落ちないところ)」いくつか残ってますが
とにかく読んだ。最後までめくった

「水」っぽい音響をピアノで作るならどうしたらいいのかという解はひとつではないと思いますが、
たとえばドビュッシーとかも水っぽい曲書いてますしあれはあれでいいというか…
でもこの「水の戯れ」はねぇ…噴水っぽいしぶきの感じられる、水そのものの音楽として別格な感じがします。

譜読みしようとして四苦八苦していると
「シャープとナチュラルのデザインを似たものにしたやつ、責任者出てこい!!」
という気持ちになるのですが、ほんとに臨時記号多くて、その臨時記号がなんとなく、つかみづらいというか予測しづらくて
しかも一小節にいっぱい音数が詰め込まれているから後半にくるとさっきついてた臨時記号がなんだったか忘れたりとか。

でもその臨時記号の付き方がほんと絶妙で、シャープが取れるときの「彩度がふっと落ちる感じ」とかぞくぞくします。
あと単純に、音の上がり下がりが水の上がり下がりを想起させて、ほんとぴったりなんですよね。

音は最低音からものすごく高いところまで使うので、あっちいったりこっちいったり物理的にもたいへん
特に五十肩のときは絶対無理曲(^^;;

実は右のほうに手を伸ばした状態での保持が今でもあまりうまくなくて多少厳しいところがある。もちろん音を探して考え込んでいるため保持の時間が長くなってるからいけないという面はあるけれども。

ということで、「弾ける」状態にするまでの道のりは遠そうだけれどもまずは第一弾、「目ちかちか問題」のところを乗り越えました。しばらくは「ホルベア」中心に練習するし、短すぎる冬休みは終わってしまったのでまた後日続きを考えます。

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