アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ゆっくりメトロノーム

2018年03月15日 | ピアノ
道路工事(インフラ整備)のためゆっくりメトロノームを動かしているときは、指を「もっと速く!!」動かすためにメトロノームを少しずつテンポアップしていくような感覚とはちょっと違う。

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まぁハノンとかツェルニーとかを「もっと速く!!」って感じにメトロノーム使った経験はないんだけれども(体育会系キライ)…

メト様が「かっち、かっち」いう音自体は、音楽としてやや興ざめなものかもしれないけど、
別にそれに追い立てられて無機質に刻んでいくということではなくて、
升目のあるノートに、その磐石な規則性を生かして、どのように手書き文字を入れていくと美しいか、というような
「支えてもらって自由」
な感覚。

速さが決まってしまうので、間が持たないからってさっさと通り過ぎてしまうわけにもいかず、
どこに頂点があってそこにどう持って行くのか、そこから降りていくのか
要するにフレーズのかたちを考えざるをえず、
しかもそれをどっしりと実行するには弾く動作(指、手、腕、体)をどうするかも整理していかないといけない。

メトロノームに合わせて弾いてみるのは、
結果「無味乾燥」ではぜんぜんなくて、
意外とおもしろかったんですよね。

もっと上手な人は、メトロノームを動かさなくても、ゆっくりのテンポを超正確に保って弾くことだってできるのかもしれないけど、
現状、メトロノームがあったほうが断然つくりやすい(^^;;

特に、ゆっくりを自力ってのは難しいです。

それと、十分ゆっくりに弾いてるつもりなのに、とちってしまうところとかあって(o_o)
これはもうどうにかしなければいけない要注意ゾーンですね。

ふだん、メトロノームなしで弾いているときは、ちょっと勝手な間を取るとか、ちょっと弾き直しをするとかで、さりげなーく切り抜けている(つもり)のところが、ゆっくり滑らかに弾こうとしているときは怪しさ丸わかりです。

メトロノームをつけるとなぜとちりまくりになるかというと、とにかく何があってもテンポどおり先に進まなければいけないからで、それって考えてみればアンサンブルのときも同じだし、さらにいえばひとりでピアノを弾いているときだって(ピアノはひとりアンサンブル)、ほんとは何があっても先に進行するのがお約束で、私みたいにつっかえては弾き直ししてるのはナシですよね。

弾き直し癖は、何年か前に比べればやや「まし」になっているような気がするけど、まだまだなんですよねー
メトロノームを使うことで、弾き直し癖、停滞癖が軽減されるといいですけど。

ゆっくりメトロノーム弾きは、ふだんのちゃらんぽらん弾きよりずっと疲れるので(爆)そんなにやりません(^^;;


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