本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

5時から9時まで from five to nine 【マンガ】

2012年09月10日 | 【マンガ】
大人ニキビ(笑)が酷くなりすぎて、いよいよ皮膚科へ。
土曜、且つ人気医院だったため、
1時間半待ち~と言われて本屋に走りました。
そこで選んだのがコレ。(と、参考書も買ったのよ!!)


前から、ジャケ買い候補として目をつけていて、
Amazonレビューが微妙だったから迷っていたんだけれど、
気になるならば読んでしまおう!と購入。

皮膚科で待った1時間、
処方箋薬局で待った1時間で、既刊全部読みました。

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海外ドラマのような生活を夢見ている、英会話講師 の桜庭潤子。
27歳の誕生日を境になぜか次々と異性 から好意を寄せられるが、
なんの因果か毛嫌いしていた見合い相手の坊主、
星川高嶺と関係を持ってしまう。
「深く結ばれた間柄なら結婚は当然の成りゆき」 と主張する星川だったが、
仕事のスキルアップと海外生活を夢見る潤子には、
どうしても星川と結婚し「寺の嫁」になることが受け入れられない…。
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3巻に「東京版SATC!」と書いてある帯があり、ちょっと萎えました。
(あたし、あーいう女性ノリが苦手でね。。。)

とは言え、27歳という比較的近い年齢設定のおかげで、わりとサラサラと読めました。
リアリティがあるかと言われれば、皆無。
でも、極端すぎるキャラ設定も、フィクションならば許容レベルです。

メインとなる女子キャラが3人いますが、とりあえず、主人公がモテ過ぎです。まぁ、美人設定だからなー。
(ちなみに、27歳女子・社会人としてはいささか未熟な印象あり。)

1巻読み始めた時に、何この女アホくさと思ったのだけれど、
アホが故に人間味あるキャラクターが幸いし、思ったよりもストレスなく読めました。
むしろ受付ギャルの方がストレス溜まるわー。キライ、あたし。ああいうの。
そして3人目・アラサー腐女子は、非常に好感度が高かったです。
…いや、自分と重ねてとかじゃないですよ。マジで。


ドラマチックな恋愛、という意味では、男性の使い方が上手いです。特にお坊さん。
現実世界のお坊さんの恋愛がどうなのかは知りませんが、
この作中では、超絶・王子様的存在として描かれています。お坊さんなのに(笑)。
ちょっと(いや、かなり)極端な人ですが、個人的には彼が一番すきでした。

あたしも、ストレートに感情表現をしてくれる人が良いので(あ、聞いてないって??)
アラサーの主人公が、揺れる気持ちも理解できる。
歳をとると口で言わなくなる男性が増える、というのは確かにそうだと思うし、
その辺、登場人物たちの葛藤がうまく相関図に表されていると思います。
傍から見たら、ドロドロだけどねー(苦)。


Amazonのレビューに「主人公に共感できない!」という感想を多々見ましたが、
どっちつかずでイケメン2人を振りまわしてたら、まぁそうなるよね。
結婚に焦ってる話ではないから、同世代に共感を得ない部分も多いかも。

なんというか、古臭いタイプの月9ドラマ的なマンガですから、
王道展開で予想外の事は起こらないとか、
主人公の優柔不断ぶりとか、諸々愛嬌かなとは思います。

「姉の結婚」というアラサー(アラフォー??)題材の恋愛マンガがありますが、
これと比較すると、かなりあっけらかんとしていて
癖もなく読みやすいと思います。
(あっちはあっちでいいのだよ。)
絵はキレイだし、あたしはキライじゃないです。


が、特筆するほど面白いマンガかと言われると、
ちょっと迷うところなので、あえてのお勧めはしません。
誰を選ぶのかが気になるから、買い続けるとは思うけどね。

王道恋愛マンガが好きならば、いいかもね。

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