ありのまま。あむのまま。

次男のあむあむは、知的障害・水頭症・てんかんなどを持つ男の子。わいわいどたばた、賑やかな我が家の日常♪

大きく足を上げて~ 

2008年10月01日 | あむあむ(次男・障害児):小1~2
日頃は活発なあむあむだけれど、割と慎重派だ。

5歳近くになって一人歩きを始めるようになる前まで、
私と指だけでつながっている時期が長かった。

指をつないでるったって、
ほとんど体重はかかっていないのだ。

昔なつかしの少女漫画に出てきた付き合い始めのカップルのように、
ホントに、指先がちょこっとからんでいるだけ。


それでも、今よりももっと歩行が不安定だったあむあむ君。
私とつながってさえいれば、
いざとなればすぐつかまれるし、すぐ助けてもらえる。

あの頃の“ほんの指先ちょん”は、
きっと、精神的なお守りみたいなものだったんだろう。


・・・まぁ、その割に、
なんかのはずみで急に一人で歩き出したと思ったら、
いや~もう、それこそあっという間に
あちこちひょこひょこ行くようになったところが、
まったくもって、あむあむらしい(笑)



そんな慎重派のあむあむ君だけれど、
最近は、エスカレーターに乗ると
すぐに私の手をふりほどくようになってきた。

そして手すりをしっかり持った後、
エスカレーターの段が平らになるあたりからもう右足を上げて、
降りる準備をしている。

しっかりタイミングを合わせて、上げた足を下ろす!

よっしゃ!
みごとに着地が決まった~!


あとは、次の人にじゃまにならないように、
さっさと歩きだしてくれ~(笑)



今のところ、全戦全勝。
降りるタイミングも、降りた後の歩きだしも、毎回ばっちりだ。


・・・とはいえ、
あむあむは、今も歩行がやや不安定なので。

後ろから見守っている私は、
実は、内心はかなりハラハラドキドキしている。

もしもあむあむが降り損ねてころんだり、
降りた後で立ち止まったりしたら、即、抱え上げて走れるように、
密かに足に力をこめて、臨戦体勢だ。


正直言って、私にとっては、
手をつないで一緒に降りた方が、かなり気楽かも。

だけど、こうやって、
あむあむが少しずつ自信をつけて、
自分から私の手を離せる場面が増えていくのは、とても嬉しい。


ともあれ、今のところはまだ危なっかしいので、
あむあむがエスカレーターを降りる時に
私が画像を撮ってる余裕なんぞ、ありませぬ。 

・・・ってことで、本日の冒頭の画像は、
いつぞや行ったホームセンター内の、動く歩道での光景。

動く歩道だったら、乗り降りも、歩行も余裕のあむあむだ。


しか~し、いくら余裕だからっても、
パパとうーあと一緒になって、
追い掛けっこして遊んでんじゃありませ~ん!(苦笑)





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