ラン

コンピュータとの思いで(その19:ソフトウェアは知的な鉄器時代)

1980年代初め、
現在のコンピュータは、道具が原始的なため原始的な使い方しかされていない。

使い方が非常に原始的である。
この対策としては、よい道具を作るしかない。
ハードよりソフトでよい道具を作ることがこれからの考え方である。
現在のコンピュータは、数千年前の鉄器時代と何ら変わらないように思える。
全て一から作らねばならない所などまさに同じである。
全く原始的な道具そのものである。
鉄器時代の入口にようやっと辿り着いたとしか言いようがない。
原始言語であるマシン言語(アセンブラ等)は、まさに石器時代といえる。
高級言語であるFORTRAN,COBOLになって鉄器時代の入り口である。
従って、コンピュータは現在鉄器時代に入っており、暫らくの間、横ばいとなってしまうか、イッキに手工業、機械化レベルへ向かうかと言う難しい所に来ている。

ソフトウェアは、今後、日本を背負って立つ原動力の一つとなるものである。
日本は、三千万人位が生活する面積しかないのに一億もの人が生活している。
ほとんど全てを輸入によってまかなっている現在、輸入の交換となるものを作らねばならない。
現在は、自動車であるが、将来はソフトウェアの時代が来るであろう。
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