松枯れの原因はマツノマダラカミキリ 。枯れている枝の近辺に虫の侵入口がありオガクズ状の虫糞が出ていました。穴の中にいた幼虫(〇印)。
松枯れ対策として薬剤を樹幹注入することで薬害により木が弱り、弱ったところにマツノマダラカミキリ が入り込むという悪循環になったようです。樹そのものが元気ならば薬害による影響もないようですが見分けるのは難しいです。樹が弱る要因はいろいろ考えられますがここでは薬剤注入とクロマツの場合は三河流による強剪定が考えられます。

2019-09-20 枝枯れ
毎年松枯れ対策として薬剤を樹幹注入してきましたが、今年は、暑さのせいか薬害で一部枝枯れがおきました(枝の弱っている部分に影響がでたのかな)。その後、回復しているので問題ないと思っていたら真夏の猛暑で再発か。かなりの範囲で枝枯れが発生。薬剤注入担当の話ではマツノザイセンチュウによるものではないかとのこと。個人的にはマツノザイセンチュウによる被害を観てきた体験から判断して異なるもので薬害が暑さでぶり返したのではないかと思っています。

2015-10-21 昨年松枯れ発生!
5、6年前の松枯れは、大変なできごとで、特に大きな松の木が沢山やられました。公園内で数百本/年の枯れ木伐採をしました。二年は続いたと記憶しています。昨年松枯れが再発生。公園内を見て回るとチラホラと松の枯れ木が。前ほどではないですが、小さな松の木もやられております。原因は、前と同様、マツノザイセンチュウによるものです。
心配していましたが今年はそれほどでなくこのまま落ち着きそうです。
写真の松は、庭園内の松で、松枯れの発見が遅れ手を打ったれた(樹幹注入)ようですが。

時すでに遅しですかね。(昨年伐採)

下の写真は、元気な時に反対側から撮ったものです。もう見ることが出来なくなると思うと残念です。
