コンクリートの隙間から出て一度は切り取られてしまいましたがまた出てきて花が咲きました。凄い生命力ですね。

2023-05-08 新芽
牧野博士の「この始末の悪い草、何にも利用のない害草に悪るナスビとは打ってつけた佳名であると思っている」、にあるようにコンクリートの隙間から出てきました。生命力が強く刺が鋭くいいことがまるでない、でも花が咲くと可愛いです。

2022-08-22 開花
莇生町の新池下池(下欄参照)で沢山咲いていました。花は可愛いのでアップを撮る。

2021-09-23 開花
マンション隣の境川沿いで、花は可愛いですね。でも、びっしり生えるトゲ、非常に鋭く、軍手くらいなら簡単に突きぬけます。地下茎による繁殖力と物理的なトゲの守り、嫌な雑草。
似ている花;茄子、ジャガ芋、犬鬼灯(いぬほおずき)
牧野博士とワルナスビ:webから
牧野博士が植物採集に出かけたときのこと。現地の牧場で見たことのない植物に出あいました。「これは珍しい、逃す手はない」と、その植物を持ち帰り自宅に植えました。その植物は予想以上にはびこり、やっかいな存在となりました。かわいげのない様子に愛想を尽かし、根絶やしにする決意を固めました。
しかし抜けども抜けどもちぎれた地下茎が土中にのこり、そこから芽吹きます。駆除しているつもりが逆に株を増やしている始末。しかもお隣の農家の畑にまで侵入していき、とんだ災難。かくして、手に負えないこの植物にワルナスビの名前が与えられたのでした。牧野博士は自分で付けたこの名前に満足しているようで、「この始末の悪い草、何にも利用のない害草に悪るナスビとは打ってつけた佳名であると思っている」〔原文ママ〕
とおっしゃっています。ひどい言われようです。さらに、「一度聞いたら忘れないだろう」とも。
