先ずはコンピュータ・ソフトウェアに関する歴史的な経緯を見てみたいと思います。
下記に事例として某社の歴史的発展について見てみたいと思います。
年代はあくまでも目安で参考まで。
1960年代ー混沌の時代
・品質以前の段階で、プログラム作成に精一杯、納期遅延やクレームは日常茶飯事。
>日程管理、各種規格の整備、生産管理体制の整備が急務。
1970年代ー検査重点主義(検査部門によって全数検査)
・多くの検査員を必要とし、且つ不良処理のためのコスト大。
>作る人が自分でテストし、不具合は自工程で止める。
・社内不良、クレーム処理に追い回されて仕事にならない。
>苦情やクレームの経験を活かし検査基準を決める。
・合否判定が製品特性中心で判定出来ない品質がある。
>同じ考え方、同じやり方になるよう、判り易く標準化する。
1980年代ー品質管理重点主義(品質は工程で作り込め)
・自主テスト(作成者)により後工程に不良品を送らないようにしているが不良は後を立たない。
・クレームは減ったが社内不良は相変わらず多い。
・不良処理のためのロスが多い。
・合否の判定も製品特性が中心。
>工程不良、クレームの実態を分析し源流で対策する。
>不良品を作らないための管理ポイントを明確にする。
1990年代ー工程管理重点主義(品質は設計と工程で作り込め)
・各工程での管理ポイントを明確にして対策してきたが社内不良は相変わらず多い。
>開発設計から稼動まで各工程での弱点を見極め、常にレベルアップを図り改善していく。
・合否判定は顧客の立場から広い範囲で対応されるようになった。
>クレームは速やかに対応し、もらさず再発防止を図る。
・ISOー9001導入。CSS時代に突入(オープン化)。
>ムダのない生産体制を構築しスピードアップを図る。
2000年代ートータル工程管理重点主義(品質は要求仕様と設計で作り込め)
・PM,CMM導入によるムダのない生産体制を構築しスピードアップ。
・見積りから稼動後のフォロー迄広い範囲での品質保証活動。
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