千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

目標

2013-09-26 | Weblog
 目標は、時には「ノルマ」と言われる。日本でこのノルマと言う言葉が定着したのは、第二次世界大戦後に、シベリアの抑留者が伝えたからだと云われている。本来の意味合いは、大きく違っているのに、同義語とみなされている。「目標管理」を提唱したのは、マネジメントの発明者である誰でもが知る「ドラッカー」である。日本では、目標管理が人事考課と一体になり、本来の道筋とは違った方向に行ってしまった。目標とは叶えたい状態を指すのに、単に達成すればよい到達点になり下がった。
 楽天の初代監督は、来期のドラゴンズの監督と目されている「立浪」だ。当時は、このチームは一体どうなるのか、プロとして生きていけるのか、困難を抱えた船出だった。でもね、東北エリアの球団として地域に根付き、愛される球団になった。今日の楽天は、目指すべきものがチーム全体で同じベクトルになっている。監督やオーナーのためではない。自分たち、仲間たち(もちろんファンも含む)のためなのだ。経営では、上の人のための目標になっている。そうではなく、組織を形作っているすべての方々のために、そしてそれは自分自身のためなのだと思う。最後に田中が登板したのは心意気を感ぜずにはいられない。1アウト2・3塁からの田中が強い。祝!!東北楽天優勝
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