抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

アメリカの子供って小さなころから助け合い精神

2004-11-09 01:44:38 | ぜ~んぶ見せます!
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レイの友人アンソニーの家へ行った日、ここにはあと1ヶ月で4歳になるクリスチャン
という男の子がいる。私たちが家へつくと、すぐにデニスと遊ぼうとする。だって
デニスと体格があまりかわらない。クリスチャンはスリムだし、小柄。

背は少しだけ低いけど、デニスの方が頭もデカく体格はがっちりしている。
だからベイビーだとわからなかったらしく「遊ぼうよ」とデニスを追い回した。
「デニスは、まだベイビーだからクリスチャンやさしくね」と私が説得。

で、クリスチャンは、自分が飲んでたアップルジュースをデニスにも交代で飲ませて
あげていた。なんという面倒見のいい男の子だろう。

しかし外へ出て、サッカーボールを蹴りはじめると、一人であっちへこっちへ蹴って
デニスに蹴るスキを与えない。おもちゃのトラックに葉っぱを積みあげる作業も
黒い手袋をして、自分ばかりでせっせと労働。デニスは、そのうち泣き出し。

クリスチャンは、それを心配してデニスの顔をのぞきこむ。「デニス大丈夫?」と
問うのだが、デニスは、それがさらに神経をさかなでするらしくギャーッと悲鳴。

それでも、男の子同士。枯れ葉で遊ばせているうち、一緒に葉っぱを宙にまわせて
遊ぶようになった。楽しそうな彼らをしばらくながめていた。デニスは、その場から
はなれたくないと、しゃがみこむほど。

バックヤードの丘にみんなで上ることになり、クリスチャンは、デニスが高いところ
へ上ると、一緒に歩いて上る。そして手を引いてあげて下りてくる。
さすがアメリカ人の子供って、こんな小さなころから助けてあげようという精神が
発達してるのだなぁ~と感心する。

もちろんお母さんのキャロルが「デニスくんを助けてあげてね」と助言したりも
してたが、それより先に、手を引いてあげていた。

仕舞には、デニスにキスするクリスチャン。レイが「ダメダメ、男同士でキスは」
とクリスチャンを引き離す。子供だからいいじゃんと、私は思ってたんだけどさ。
デニスは、いつもされるがまま。同い年のマリナちゃんにも、ハグされた上

キスされてたらしいしなぁ~・・・。男にも女にもモテるのはいいけど、
されるがままっていうのは、ヒモタイプの男になりそうで、やだな。

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