モノと心の独り言

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ライブ、音楽と生活のひろがり

2006-09-30 04:47:41 | 基本的なコト
NPO渋谷駅周辺地区まちづくり協議会が主催する
渋谷音楽祭(11月19日開催)をオープンなブログづくりで手伝っていて、
9月28日のリハーサル風景を撮影をして、
昼過ぎから夜まで、30ほどのバンドを聞き続けました。
渋谷音楽祭リハーサル

渋谷のライブハウス推薦のバンドばかりなのですが、
それぞれに感じるものがあって、
ライブは、ライブなんだと実感しました。

歌のメッセージ、語りかけ、
音に包まれ感じる一体感・・・
パーフォーマンスとして、
エンターテイメントとして、
いろいろなバンドの
メディアを介さないライブに
浸りました。

ロックの叫びが身体を貫くとき、
シスコのキーストーン・コーナーでのセシル・テイラーのピアノ、
モダンジャズの地平、あの開放感を思い出しました。
ジャズ喫茶で聴いていた、
至上の愛・コルトレーンの限りない暖かさと、
イン・ア・サイレント・ウェイ・マイルスの静かさで
歩き出した日々です。

ある時期、海外アーチストのプロモーター・スタッフとして
フレンチ・ジャズ・ロック・R&Bなどのアーチスト達を迎え、
ラテ局に売り込んでいたころ、
ライブ・ステージは少なく、生活の中の歌も僅かだった。

今は、こんな身近になって、いつでも・どこでも、
TV、ネット、パッケージを介して溢れていますが、
ライブは、やっぱり一緒に生きている
”alive”です。

渋谷音楽祭のフラッグ・アーティスト、谷村新司さんは、
アジアの音楽の発掘を進めていて、
日本には、知られていない豊かな音楽が、
まだいっぱいあるそうです。

ちょっと、南米やアフリカの音楽をフランスに持ち込んでいた、
ピエール・バルーを思い出してしまいました。
語ること、歌うこと、演じること - ピエール・バルー
語りから、ふと歌に入り、
時代も周りの環境も超えて、
人と人の係わり合いの世界だけが浮き上がってくる。

私達には、もっともっと、
身近に共振できる音があるのだと、
身近なライブでの歌や調べの発掘を
楽しみたいものです。


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