黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

チャレンジリーグ入れ替え戦

2011-11-19 13:40:40 | 女子サッカー
日本女子サッカーリーグから北海道のクラブが消えたと同時に四国から初のクラブが誕生した。

チャレンジリーグ入れ替え戦
第2戦
ノルディーア北海道 1ー1(0ー0、1ー1) 愛媛FCレディース


これで来季のチャレンジリーグのチームが確定。
街クラブ2チームに代わりJSCレディースと愛媛FCレディースという学校系のチームが加わる。これは時代の流れかな。


JSCレディースはおそらく東に。ベガルタ仙台レディースと残留争いをするんじゃなかろうか。まあ、お互いにこれからどう戦力を整えられるかにかかる。
予定通りチーム数拡大が行われれば回避できそうだが。
JSCレディースは降格したらとりあえず新潟県リーグにでもなるんだろうか。
ベガルタ仙台レディースも東北リーグが存在しないからやっぱり宮城県リーグかな。


逆に愛媛FCレディースは一躍なでしこリーグ昇格候補に。
東西格差が著しい。
参入1年目のベガルタ仙台レディースに特例で準加盟を認めてしまった関係で様々な事項が何でも有になったのが大きい。

四国は全女の出場枠が増えたから、また地元の街クラブが出場することになるね。愛媛FCレディースとのレベル差が大き過ぎるんで本大会がスゴいことになるかもしれない。



JSCレディースが西になればなでしこリーグ昇格もありえたのにな。


まあ、まずば愛媛FCと愛媛女子短大の関係者は早急な金策が求められる。


北海道リーグに降格のノルディーア北海道は、これから経営的には厳しくなると思うけど、そういう中でやるべきミッションを達成できたらある意味地域独占している分、チャレンジリーグ再挑戦は可能だと思う。
他チームからの補強には地理的に限界があるから、ユースチームの強化(北海道文教大学明清高校と室蘭大谷高校に勝てるレベルかな、基準は)と札幌大学との連携(愛媛女子短大方式がベスト)は絶対条件じゃないかな。
このクラブは北海道サッカー協会からのバックアップが手厚いから他地域のクラブから見ると羨ましい部分は大きいだけどね。
日本女子サッカーリーグのチームと定期的に交流試合ができると良いんだけど。
夏とかに北海道で合宿を張れるチームも無くなったしなぁ。昔は田崎真珠とかがしてたけど。

せめて北海道で年代別代表のキャンプでもあれば練習試合くらいはできるのになぁ。

2012年度早大スポ科スポーツ推薦発表

2011-11-18 00:06:17 | ノンジャンル
早稲田大学 スポーツ科学部
2012年度スポーツ推薦入学試験合格者一覧


何だ、ラグビー部は岡田一平くん(常翔学園高校)と佐藤穣司くん(日川高校)の2人だけか。
まあ、ア式蹴球部も宮本拓弥くん(流通経済大学付属柏高校)の1人だけなんだけどさ。(トップアスリートでも女子は2人で男子は0人。まあ、トップアスリートは学連縛りがないから入学後のことはわからないんだけど。)
やっぱ、野球部・漕艇部・水泳部・競走部あたりはごっそだよね。
ちなみにア式蹴球部女子は今年は0人。入学希望者と受け入れ側の早大の関係があるからしょうがないわな。

ラグビーの早明戦の時くらいにはスポーツ自己推薦も含めて大方の有望新入生(予定)がわかるかな。楽しみ。

これで一息つけるJリーグ

2011-11-17 06:24:28 | サッカー一般
「J1・J2リーグ戦」の2012-2016までの5シーズンにわたる放送権の取得について合意

とりあえずJリーグのクラブはこれで食いつなげる。よかった、よかった。
ACLに全く勝てなくなっているのは、巷で論ぜられているリーグ全体のレベルダウンのせいなのだろうか。
J1から地域リーグまでそれなりに選手数は増えてきているような気がする(生活できるようになっている)が、J1リーグとしてのレベルは5シーズン前の状況と比べてどうなんだろう。

まあ、それにしてもスカパー!の放映権料がなくなってしまったら息の根が止まってしまったので、とりあえずはよかった。
新潟県は全国でも有数の衛星放送契約数で(設備は既にあるので)、さらに契約数を伸ばす可能性はあるよね。
もっとサッカー番組を充実してくれないかな。Jリーグ自身が番組を持つなんてことはできないのだろうか?

天皇杯3回戦 対松本山雅戦

2011-11-16 23:17:55 | アルビ
J1アルビ 0-1 松本山雅

この秋に松本に行った時に練習場を見に行ったJFL松本山雅が対戦相手。

前半からもの凄い勢いでプレスを掛ける松本山雅の2軍選手達。
松本山雅にとっては天皇杯より大事なJ2昇格の掛かる試合がこのあと待っているので妥当な人選。
対するアルビも2日後にはJ1残留が掛かる強豪ガンバ大阪戦。
お互いの思惑が交差する平日の天皇杯予選。

松本山雅の鉄砲玉作戦が功を奏し、ちょっとしたミスで開始早々にCKに。
この形は足下の上手さとかでなくなので、嫌な感じ。
その上、アルビもいつもとは違うDF陣。
案の定、素晴らしい形での先制弾を食らう。これができるなら、もっとリーグ戦でやれよ、松本山雅!!
前半はフィジカルの勢いを止めることができず、受けに回ったアルビ。

後半は一転して、アルビが攻め、松本山雅がドン引き・カウンターサッカー。
これがものの見事にはまってしまう。
ほぼハーフコートゲームなのだけど、撃てども、撃てども、相手に当たってブロック。
露骨な時間稼ぎも当然だろうなと思う。昔のアルビを見ているようだ。
結局、最後までゴールは決まらず。今年の天皇杯は終了。

ブラジル人がこの気温の低さと天皇杯開催時期で低調だったのが主たる敗因だとは思う。
それほど日本人選手の影が薄かった試合。

まあ、負けるとしたらこういう形でこういう流れの試合だろうな、と思っていた通りになった。
トーナメント戦で勝ち残るには、もうちょっと試合運びと守備を安定させないと苦しいのかな。
悪い予感が外れればよかったのだが、やっぱり。残念。ちょっと虚脱感が凄いある。

J1リーグのチームの方が情報がたくさんあって、JFLの方が少ないのは当然なんだけど、それにしても松本山雅はよくアルビの長所を潰したよね。
逆にアルビは情報が無い中で探り探りいって最後まで思い切った動きができなかった感じがしてならない。
プロのクラブとしては大失態でしょうな。


とにかく早めにリーグ戦に切り替えて頑張るしかないね。

『松本山雅×横浜Fマリノス』はマスコミが最も望んだカードだけど、そこを空気を読まないで台無しにしてほしかったな。

関東女子サッカーリーグと都県リーグの落差

2011-11-13 23:21:36 | 女子サッカー
2011年度 第17回 関東女子サッカーリーグ

今年の関東女子サッカーリーグは早々と早大が優勝してしまって、残り試合を11/13(日)に全て消化して終了。

最終順位は13勝1敗(勝ち点39)の断トツで早大ア式女子が優勝、実は2位の関東学園大も10勝2分2敗(勝ち点32)という好成績で2位。今年はこの2強がずば抜けた。直接対決はお互いの特徴が出ていて面白かった。

第2集団は勝ち点22の武蔵丘短大、勝ち点21の浦和レッズレディースユース、勝ち点19の日テレ・メニーナ、勝ち点18のFC PAFの4チームの混戦で、最終節で順位が確定した。
クラブユースの2チームは年代別代表招集と重なることが多いので、やりくりが大変だけど、だからこそ戦力の上澄みがなされるのかな。良い環境だと思う。
高校女子サッカー界を経由した大半の選手の受け皿は大学(あるいはJSCのような専門学校)がほとんどだったのだけど(極一部のトップゾーンの選手はなでしこリーグ)、FC PAFというチームが関東女子サッカーリーグに復帰してくれて、面白い存在になったよね。
まあ、法政大女子サッカー部とかができたらクラブチームから抜けていってしまうのだろうけど。こういう街のクラブチームがこのレベルで戦っていることが頼もしい。グラウンドとかの施設の面で何らかのフォローができればこういうクラブはもっと出てくるはずなんだけどな。
大学卒業した後の受け皿になりえるんじゃないだろうか。

スタートから厳しい戦いを余儀なくされたのが2勝2分10敗(勝ち点8)の尚美学園大と0勝3分11敗の筑波大の大学勢で、県リーグを圧勝して関東リーグに昇格したものの、3部リーグの壁が高かったということになる。これだけ負けが込むとは予想外だった。
国立大の筑波大はともかく、部員数60人を越える大所帯の尚美学園大はどういうことなんだろう?


さて、今年も1月に入替戦トーナメントが行なわれ、その1位が筑波大と、2位が尚美学園大と対戦するのだが、良い試合になってしまうような気がする。
チャレンジリーグ入りを逃した茨城県代表のつくばFCが筑波大と対戦したら、それはそれでかなりのシュールなのだが、たぶん、それはあまり考えられない。
たぶん、神大が入替戦トーナメントを圧勝するような気がする。今年の神大はこのレベル相手なら十分に強さを発揮できる。(来年はどうかわからないが)
そろそろ今年あたりジェフ千葉レディースU-18が絡んできそうな感じがするが、さてさてこればっかりはやってみないとわからない。


関東女子サッカーリーグを降格した神大が今年は神奈川県1部リーグで圧勝したのだけど、それはどうなんだろうかとは思う。
1部リーグは東京都=3、埼玉県=3、群馬県=1、茨城県=1の8チーム構成で2回戦制のリーグ戦なのだけど、これはこれで地域に偏りが大きい。
昨年も思ったのだけど、関東も関西のように2リーグ制にする時期にきたのではないだろうか。
2リーグ制初年度は入替戦トーナメント出場の8チームを2部リーグにすれば(トーナメントは行なって、1部との入替戦(8位×1位、7位×2位)は行なうべき)、数的には合うと思うのだけど。
そもそも関東女子サッカーリーグに参戦したいから入替戦トーナメントに出場しているので、もはや辞退はないと思われる。
関東の中を移動するくらいなら遠征費用はかなり抑えられるし、場所によっては(埼玉と東京のように)都県協会エリア外で試合ができるようにもなるので会場のやりくりがしやすくなる。
会場によっては1部2部の何チームかが一緒になって試合を組むことも可能になる。
2年目以降、入替戦を繰り返すと、結局は空白都県が存在することになるけど、それはそれでしょうがないことだとは思う。

さすがに神大は関東と神奈川の差が大き過ぎて、降格するとレベルダウンが甚だし過ぎて、チームの強化という面では問題があったのではないだろうか。

大学チームばかりになってしまった感のある関東女子サッカーリーグだが、現実的にな2部リーグを作る拡大策を取ることで市中のクラブチームの生きる道ができるのではないだろうか。
(まあ、結局大学ばかりになってしまうことも十分にありえるが。)
少なくとも都県リーグの2番手集団のチームが活性化することは確かだ。

お金も人も掛かって、大変なんだけど、関東の女子サッカーはチーム数が他地域と違って多いから、もっと発展する可能性があるんだよね。
2部制になったら、参加するチームの情報ももっと外に出るようになるので、活性化もするだろうしね。

まあ、日本女子サッカーリーグとは別にこういうローカルエリアの強豪チームが存在することは悪い話ではないし、リーグ自体のレベルが高くなればもっと上手くなれるので、長い目で見れば日本女子サッカーリーグにも還元のできる話だ。
(早大ア式女子の大滝麻未のように小さい頃から大学までずっと関東女子サッカーリーグで活動し続けたという選手もいるわけで、レベルが高くなることに越したことはない。)

2011プレナスなでしこリーグ15戦目 対千葉戦「ようやく見えた形は」

2011-11-12 20:43:13 | アルビレディース
プレナスなでしこリーグ 第17節 2011年11月12日 13:00K.O
新潟県・新発田市五十公野公園陸上競技場(1569人)晴 風無し 芝良 主審 樽本好美

アルビレックス新潟レディース 7-1(3-1、4-0) 福岡J・アンクラス

17分 児玉桂子、21分 阪口夢穂、56分 菅澤優衣香



[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]

-------船田-------↓
-千野--高橋--山本--細川-
-----島田--山田-----
-海老澤---------筏井-
-----深澤--安本-----

SUB:DF櫻本、MF花桐、MF井上、MF綱川、FW米本

監督:上村崇士

63分 海老澤→綱川
63分 安本→花桐



[アルビレックス新潟レディース]

-------菅澤-------
-上辻-阪口--上尾野辺-児玉-
-------川村-------
-山本--東山--北原-中村楓-
-------大友-------↑

SUB:GK諏訪、MF中村早、MF佐伯、FW大石、FW口木

監督:奥山達之

59分 児玉→佐伯
77分 上辻→大石
88分 菅澤→口木


選手入場前の時間を使って先日来季のチャレンジリーグ昇格を決めたJAPANサッカーカレッジレディースの全選手・スタッフがメインスタンド前に集合し挨拶を行なった。
まあ、試合運営補助のお手伝いをしてもらっている関係なので、これくらいのサービスはしょうがないかなとは思うが、いずれはなでしこリーグでの新潟ダービーの可能性のあるチーム。
今回は良しとしても、今後はライバルとしてアルビサポも認識するべきだろう。OGの田邊友恵監督率いるチームだとしても。(女子と男子ではアルビとJSCの関係は違うので切り換えが必要だ。)

この日の主審は樽本好美女子1級審判員
国際審判員の候補に上がるホープらしいが、たぶん初めてのアルビレックス新潟レディース戦ではないだろうか。記憶に間違いがなければ。
どうも視野が狭いのだろうか?オフサイド時に副審の旗に気がつくのが遅く、かなりプレーを続けた後に笛を吹かれた。ちょっとジェフの選手が気の毒だった。まあ、遅いのはミスジャッチではないのだが。
お嬢様審判でないのでJリーグ傘下のチーム同士の戦いではストレス無く試合は進んだのだが、たまに「おやっ?」ということがあり両監督がカリカリしていた。

2試合連続スタメンの児玉桂子選手。この日は前節の福岡戦とは違った役割なのか、前目のエリアを自由に動いてらしく、千葉のDF陣が交代するまで捉えることができなかった。
前節の児玉桂子選手の動きは男子で例えるならば、浦和レッズの山田直輝のようだったが、この日は本当にするすると相手の網をすり抜けて自由に動きまわる香川真司みたいだったと言うと褒めすぎか。まあ、FCみやぎバルセロナの同門なんだよな、一応。
児玉・中村楓両選手の常盤木コンビの縦の関係は絶妙で、クラシックダンスを見ているようだった。(まあ、中村楓選手も多少のミスはあったのだが、たぶん、試合にもっと出ればそういうことは少なくなりそうな感じだ。)

ジェフは川村優理選手を四方から囲む作戦だったようで、360°を見ないといけなかったので大変だったろうが、その分、阪口・上尾野辺といった試合を組み立てる選手のマークが緩くなって前半はどんどん攻めるアルビの形になった。

左から山本・上辻と繋いで川村優理選手のドンピシャクロスを児玉桂子選手が頭でジャストミート。
たぶん、撃った児玉桂子選手のアドレナリンが急上昇するくらい気持ちの良い形で先制点。
児玉桂子選手は出場2試合目にして、なでしこリーグ初ゴールを決めた。高卒ルーキーとは思えないゴール前の落ち着きようだよね。

すぐさま上尾野辺めぐみ選手の左足から放たれたCKを阪口夢穂選手がこれまた頭でジャストミート。「今日は頭の日??」。
あれほど決まらなかった阪口夢穂選手のシュートが嘘のように見事に決まった。

後半開始直後から、後には引けないジェフが猛攻を仕掛ける。それじゃたぶん最後まで持たないだろうなと思うくらいの猛ダッシュ。
アルビは受けに回る。
が、前掛かりになったジェフに対し、上尾野辺めぐみ選手が絶妙のためで前線の菅澤優衣香選手へ縦パス。ちょうど良い具合に受けた菅澤選手はGKをかわしてシュート。
こういう場面で何回もGKに阻まれてきたのだが、これは上手く決めて勝負有り。

この後、淡々と時間が過ぎ、いつもの時間をやり過ごして久々の零封勝利。

ジェフなので高速戦用の中村早樹選手をベンチに入れておいたが、大石沙弥香・口木未来両選手の2トップにすることでゲームを締めた。


試合終了後のインタビューで奥山監督がようやくチームとしての形が見えてきたと言っているが、今回のDFって昨年の形の笠井選手を北原選手に代えただけなんだよな。
まあ、サポーターから見ると何でこれで後半戦の上位チームとの試合を戦ってくれなかったんだろうとは思うけど、いつもメンバーを見ていて、チーム内の競争で選手のレベルを上げなければならないし、試合に出してみて選手に理解してもらわなければならないから、まあ、必要なプロセスだったのかなとも思うけど、やはり勿体無いという気持ちはある。


ジェフ千葉の上村監督の采配について、やはりと思うことがある。
上村監督は控えGKをベンチ入りさせないことが多い。全てフィールドプレーヤーにしていることが多い。
今回はDFが1人、MFが3人、FWが1人。
アルビの場合はもしものことを想定してGKを1人よほどのことが無い限りベンチ入りさせている。
そうなるとフィールドプレーヤーは最大4人。交代枠は3人。
できたら消耗が激しい攻撃的な選手を3人代えたいが、MFのタイプの関係もあって、攻撃的な選手を4人入れていることが多い。
で、その中でMF/DF兼用みたいな選手を加えることになるのだが、やはり守備の上手いDFは1人入れておきたい。
となるとジェフ千葉のように控えGKをベンチ入りさせないという選択になってこれはこれで考えものになる。
で、もし、リーグが少しだけ裕福になったのなら、この控え選手枠を5人から6人に1人増やすと選択肢が劇的に増える。
チーム毎に差が大きくなるという意見もあるだろうが、MF/DF兼用のような器用な選手が重宝される形から、特技を持った選手へ選手選択が変わっていくんじゃないかと思う。
お金の面で問題はあるのだろうけど、サッカーを面白くするというテーマに対して検討の余地があるんじゃないだろうか。

次節は対人プレーには絶対の自信でくる百戦錬磨の宮本のいる伊賀戦。
今年こそ最終戦を勝って終わりたい。プレナスなでしこリーグ戦的には消化試合ではあるが、アルビにとっては順位変動がありえる。(ジェフの協力が必要だが)
今節のように淡々と時計を進められる試合運びができると1年間の成果になれるんじゃないだろうか。
(観客的にはハラハラドキドキの方が面白いのだろうが。)
伊賀上野って、寒いか暑いか、いつも極端なんだよな。

当て馬か? U-20女子W杯代替開催

2011-11-11 07:24:40 | 女子サッカー
女子U-20W杯、日本開催も…来夏、ウズベクで開催予定も設備に不安

約5億円と想定される赤字をどう対処するかが最大のネック。
国際貢献と考えられるかどうか。
それと出場各国が日本開催にYESと言うかどうか?福島原発事故の影響は少なくないだろう。
開催期間中にスタジアムを押さえることも難しいだろうし、昼間やるにはこの時期(8月下旬から2週間)の日本は暑すぎる。
北朝鮮選手団の入国問題もあるので、来年というのは難しいと思うが。
まあ、ロンドン五輪直後なんで女子サッカーへの国民の認知度はある程度深まっているかもしれないが。

来年の夏もまだ歴史的な円高は続いているだろうから、各国のFAは金銭的に日本はちょっとって感じだろうな。

日本だけではなく、ニュージーランド等にも話をいっているようなので、もし代替開催するなら南半球で開催した方が良いのではないだろうか。
ニュージーランドの地震からの復興を世界に示す意味でも。開催資金の問題はあるにせよ。

ウズベキスタンはFIFAからはっぱを掛けられたのだから、これから1年間で国内整備をしっかりしないといけないね。
できたら国際映像のシステムについても改善するべきだとは思う。

残念ながら新潟にはあまり関係のない話だ。施設的にも人材的にも。がっくし。

来年の10月からはどうするのだろう、前田信弘GKコーチ

2011-11-11 00:36:16 | サッカー一般
日本女子代表スタッフの契約が延長になった
望月聡コーチ・前田信弘GKコーチの契約が2012年9月30日まで延長。
これでロンドン五輪後に佐々木則夫監督共に大会終了後のスタッフ交代は確定だろう。

望月聡コーチは現在でもびわこ成蹊スポーツ大学の監督を務めているが、さて、前田信弘GKコーチはどうするんだろう。
公認A級ライセンスを持っているのだから、どこかのクラブで監督でもしながら、S級を取得したらどうかと思うのだけど。
なでしこリーグのクラブを率いたら面白い人材の一人だと思っている。
まあ、それにしても契約の切れの良いところじゃないとポストは空かないよな。


11月15 日(火)11:00から如水会館で日本女子代表チームの紫綬褒章受章式典があるけど、中国から帰って来れないから欠席だな。

Jリーグクラブが推進力になって

2011-11-10 23:13:36 | 女子サッカー
読売新聞のスポーツ欄に「Jの現在地」というコラムが連載されているのだけど、今月は上中下の3回に分けてJリーグクラブと女子サッカーの関係が書かれている。
これを書いたライターは普通の新聞記者とは違って、表現がかなり正確だ。たとえば、よく曖昧な書かれ方をする東京電力とベガルタ仙台の関係についても「東京電力の選手をベガルタ仙台が新設したチームで受け入れる。」と書いている。
実際、ベガルタ仙台も東京電力も「東京電力をベガルタ仙台へ移管」という表現を用いてはいない。あくまでも東京電力マリーゼは存在して、退団した選手を新チームが入団させるという形を取っている。チームの移動ではないということだ。
まあ、面倒くさいから普通の記者はそういうことを無視して書いてしまうのだけど、このライターはその辺を丁寧に書いている。

施設と指導者が揃っているJリーグのクラブが中学生&高校生年代のチームを作り、そこへJFAが資金的なバックアップをするのが過渡期である現在においては一番効率的であると思う。
その資金的な手当てをできるかどうかが問題であって、金さえもらえれば、どこのクラブもサッカーの裾野が拡がるのは確実なのだから、やるに決まっている。
(高校生年代においてはインターハイ加盟の効果で高校サッカー部が増えるだろうし、大学もいずれ受け皿としてサッカー部が増えてくるだろう。)
まあ、上手くなりたかったら、やはりレベルの高い指導者に指導されやすいクラブで高校生年代を送った方が良いとは個人的には思う。

で、現在でもJリーグのクラブは活動をしているのだが、わかる範囲で列挙してみる。(ジュビロ磐田とかFC岐阜とか大分トリニータとかもしっかり活動しているが、あまりマスコミが取り上げてくれない。)



アルビレックス新潟レディースU-18 セレクション開催のお知らせ

□ 日程:2011年12月5日(月) 【受付】17:30~【実技試験】18:00~20:00
□ 会場:新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ (新潟県北蒲原郡聖籠町東港5-1923-12)
□ 参加資格:
・現在小学校6年生または中学3年生の女子
・新潟県内在住者または来年から保護者と共に新潟に居住予定の方
・合格した場合、アルビレックス新潟レディースU-18に2012年度から登録可能な方
□ 審査方法:体力測定・ゲーム形式ほか
□ 参加費用:1,500円(傷害保険料込み)
□ 申込締切:2011年11月28日(月)必着
□ 申込先:アルビレックス新潟 「レディースU-18セレクション」係 

さぁて、女王浦和レッズレディースJr.ユースを打ち破って日本一になるのは誰だろう。
小さな街のクラブチームなので、お互いに見知った選手の参加が多いが、さてさて、良い意味で裏切ってくれる選手はいないかな。
まあ、指導者数の関係で全体で30人くらいにしないと見切れないだろうから、選外になる人も当然いるだろうけど、チャレンジしてみる価値はある。



毎年のことだが、この時期はどこのクラブも新メンバーのセレクションを行なっている。
Jリーグ系のクラブも見学会などの開催など工夫しながら行なっている。

浦和レッズレディースJrユース、セレクション実施

ここはユースチームと合わせると5軍まであろうかという大所帯。来年も50人くらいになるのかな。
なのだが、皆、関東一円から選抜された精鋭揃い。


メニーナ(女子育成チーム)新チーム設立 及び セレクション実施のお知らせ

既存の日テレ・メニーナは少数精鋭でやってきたのだけど、新チームを新たに作るそうな。
スポンサーにバディがついているから、その受け皿という意味もあるのかな。
まあ、ここに限らずクラブチームは高校に上がる段階で選手を引き抜かれる傾向にあるから昔より大目の人数を指導しておいた方が良いだろう。
バディはるひ野グランドって神奈川県川崎市麻生区ではあるので地域密着という観点では??ではあるのだけど。



ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18体験練習会(現小5・6、中3年生対象)実施

ここも急成長中のクラブだよね。U-13/U-14/U-15/U-16/U-17/U-18って各年代でチームが組めるくらいの人数が在籍して、そして結果を出している。
日テレ・メニーナや浦和レッズレディースユースの所属する関東女子サッカーリーグに加われれば、ますますレベルアップしていくと思う。
強敵だ。



セレッソ大阪レディースセレクション開催のご案内

関西もセレッソ大阪の女子チームが順調に育成されてきている。昨年のセレクションには定員の7倍が来たそうな。
来年からは名称を「セレッソ大阪レディース」に変更し、将来的には「セレッソ大阪レディース」「セレッソ大阪レディースU-15」2チーム体制にするそうな。


愛媛FCレディース愛媛女子短期大学(2012年からIPU・環太平洋大学短期大学部)のチームと共用しているのだが、早い段階で「愛媛FCレディースユース」を整備して松山市に女子サッカーの根をしっかりとおろすべきだと思う。
元々教員団が母体のチームだから女子ユースの育成みたいな活動は向いていると思うのだけど。
新潟もそうだけど、いつまでの県外から選手を引っ張ってい来るやり方は長い目で見ると無理がある。


Jリーグの1クラブが30人くらい平均で中学生を受け入れて、レベルの高い選手に指導できれば、全国で年間1000人くらいの中学生がJリーグ傘下の選手として活動できる。
さらに高校生も1クラブ30人くらい平均で受け入れてもらえば、やはり全国で年間1000人くらいの高校生選手が育成できる。
それだけいれば、来年から新設される全日本女子ユース(U-18)クラブサッカー選手権の存在価値も高校女子サッカー選手権と対抗できるくらいになれるんじゃないだろうか。

とにかく育成費用をJクラブに流す仕組みが大事だ。



高校サッカーも空白地がなくなってきている。まあ、盛んでない土地柄のところほど「なでしこ」ってつけちゃう愚行を行なうのだが
高校女子サッカー界の進化のスピードが速い。


新潟市のグランセナFCと広域通信制・単位制の精華学園高校がタイアップしたそうだが、女子についてはまだ想定外だろう。たぶん。

開志学園高校JSC女子が成功すれば、県内の高校も動きが出るだろうな。


まあ、中学生世代の強化をJクラブが担えば、結果的に、ユースクラブも高校も国内リーグも大学リーグも、全ての選手の底上げにはなるだろうな、なんて一般論を言ってこの項終り。