黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

インカレ2日目 アルビレディースU-18のOGが遂に初ゴール!!

2011-11-26 23:49:22 | 女子サッカー
早大 7-0 姫路獨協大
早大の小林優加がインカレ初ゴール。勝敗的にはついていた状況ではあるが。
怪我でなかなかサッカーができなかったのでこうやって結果が出てよかった。
だが、初戦の尚美学園大戦との得失点差がそのまま吉備国際大との得失点差になって2日目を終って2位。勝ち点6は並んでいるのだけど。この展開は避けたかっただろうな。
明日、相当最初から飛ばしていかないと相手は2部ながら試合はこなしているから試合勘があるから厄介。ドローに持ち込まれなければいいのだけど。

尚美学園大 1-6 吉備国際大
尚美も1次リーグ敗退か。プレーオフから勝ち上がってきたんだけどな。残念。

日体大 3-1 静産大
工藤麻未が久保田麻友に代わって交代出場した。怪我ではなかったんだ。
この試合の控えGKはどっちも常盤木学園高校OGという対戦になるのかな。マリリンはベンチ入りできなかったみたいだ。
日体大は今5軍くらいあるのかな?


福岡大 1-3 姫路日ノ本短大
大体大 6-0 仙台大
北陸大 0-5 関東学園大
神大 5-1 愛媛女子短大
武庫川女子大 1-1 武蔵丘短大

北陸大の藤間史帆監督も辛いところだよな。関西リーガにでも出場すれば試合経験は積めるんじゃないかとは思うけど。
神大の長田いずみが2ゴール。でもこのチームは水島久美の得点シーンの方が多いイメージだ。東京へ戻って来れそうなところまできたんじゃないかい。GK水谷綾香的には無失点に抑えたいところなんだろうけど。

3日目は1位と2位の直接対決が4試合連続。結局2位のチームは勝たないといけない状況だ。
さて年代別代表をごっそり揃えた早大が3連覇するには吉備国際大に勝たないといけない。エースFWとしても大滝麻未の真価が問われるかな。

プレナスなでしこリーグ表彰、リーグ勢はなでしこジャパンに完敗

2011-11-26 16:30:56 | 女子サッカー
プレナスなでしこリーグ2011 各賞受賞者

優勝:INAC(初) ※副賞「500万円」、「プレナス特選米1年分」

準優勝:日テレ・ベレーザ

3位:浦和レッズレディース

フェアプレー賞:浦和レッズレディース

優勝監督賞:星川 敬(INAC)[初]

最優秀選手賞(MVP):川澄 奈穂美(INAC)[初] ※副賞「ティファニーネックレス」

得点王(12得点):大野 忍(INAC)[4回目]、川澄 奈穂美(INAC)[初]

新人賞:吉良 知夏(浦和レッズレディース)

敢闘賞:岩渕 真奈(日テレ・ベレーザ)[初]

ベストイレブン:
GK:海堀 あゆみ(INAC)[初]
DF:近賀 ゆかり(INAC)[5回目]
DF:矢野 喬子(浦和レッズレディース)[5回目]
DF:岩清水 梓(日テレ・ベレーザ)[6回目]
DF:田中 明日菜(INAC)[初]
MF:宮間 あや(岡山湯郷Belle)[3回目]
MF:阪口 夢穂(アルビレックス新潟レディース)[2回目]
MF:澤 穂希(INAC)[10回目]
FW:大野 忍(INAC)[9回目]
FW:川澄 奈穂美(INAC)[2回目]
FW:岩渕 真奈(日テレ・ベレーザ)[初]

最優秀審判賞:井脇 真理子 [初] ※副賞「アディダスシューズ」


神村学園高等部OGの吉良知夏が1年遅れの新人賞を貰った。これが一番予想外。でもチ ソヨンに新人賞だと韓国との関係でまずいことになるんだろうな。代理人であるキムヨナの母様が何か言ってきたのかな?
まあ、逆に吉良知夏はベストイレブンに入ると思ったんだけどな。これまた意外。

まさかベストイレブンを日本女子代表に独占されるとは思いのよらなかった。最後の最後でまいったって感じだ。
選手間投票数よりも、あまりリーグ戦を見ていない人がイメージと数字だけで投票したら、TVなどのマスコミ情報がある代表選手の方が有利だし、その数が多いとこういう結果になるかな。得票数がどれくらいで、その投票者が誰かでだいぶ変わってくるんじゃないだろうか。

今年は震災の影響もあって、リーグカップ戦も開催されず、さらにリーグ戦の日程が代表活動によってズタズタにされたので、リーグで活躍した選手は審査員へアピールしづらかったかもしれない。4-3-3に拘る必要はなかったんじゃないかな、今年は。
海堀の被シュート数やシュートスポット数なんかが評価されたんだろうか。コーチングなんかも含めてこのポジションにはもっと活躍した人がいるような気がするけど。基本ポゼッションサッカーのINACのGKなんてどうやって評価したんだろう?
今年はチ ソヨンのシーズンだったと思うのだが、意外にも無冠。当確と見られていた新人賞も得られず。国籍の壁は予想以上に高かったようだ。意外と日本女子サッカーリーグって閉鎖的なんだな。今回の結果を見る限り、日本国内の評価がかなり低いので将来の海外移籍は可能性が高いんじゃないかな。まあ、年俸査定するのはクラブだけどさ。

アルビレックス新潟レディースからは阪口夢穂(みずほ)選手がベストイレブンに選出。正直、阪口夢穂選手の選出は意外だった。
日本女子代表とクラブでは役割が違うので、クラブではなかなか結果の出なかったシーズンだとは個人的には思うのだけど。5位チームから選出なんでラッキーこの上ない。ちょっと日テレ・ベレーザや浦和レッズレディースに申し訳ない感じがする。
こうやってスポットライトが当たるほど来年の話が気になってくる。おめでたい話ではあるが、別れは確実に迫ってきていることを思い知らされる。

日本女子サッカーリーグの賞レースはゴール数に依存される傾向が強いので、上尾野辺めぐみ選手がもう1ゴール上げて単独3位になっていたら阪口夢穂選手と入れ替わったかもしれないね。

《参考》プレナスなでしこリーグ2011得点ランキング
1位(12ゴール):川澄奈穂美(INAC)←MVP&11、大野忍(INAC)※PK含む←11
3位(9ゴール):岩渕真奈(日テレ・ベレーザ)←敢闘賞&11、吉良知夏(浦和レッズレディース)←新人賞、宮間あや(岡山湯郷Belle)※PK含む←11、上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)

東電が原発事故を起こさなければ今年のマリーゼは上辻佑実選手のチームになっていたはずで、ベストイレブン候補になっていた可能性は高い。
早々と東電を退社して新潟へ移り住んできた上辻佑実選手だがブランクやチームコンセプトや役割の違いがあってフルシーズン活躍できなかったことが痛い。まあ、東電に残っていたらこんなに守備をやらずにすんだだろうけど。



新人賞の基準と優勝賞金が出ること、これだけでもリーグははっきり事前に明らかにするべきだと思う。

毎年思うのだけど、個人的には2部あるいは2部相当(チャレンジリーグ)にはMVPは不要だと思う。アルビレックス新潟レディースも過去に受賞した経験があるのでそう思うのだが。
もちろん2部優勝はあっても良いし、2部得点女王はあっても良いとは思うのだけどね。あまり試合を見ていない人がイメージで決めている感がたっぷりなので興冷めなんだよな。

とにかくなでしこジャパンに翻弄され続けた1年を象徴するようなリーグ表彰式だったね。今年は。
来年こそはなでしこジャパンに負けないようにリーグと各クラブは頑張って自己表現してもらいたいな。ロンドン五輪あるから大変だろうけど。

ガンバロー、日本女子サッカーリーグ!! なでしこジャパンになんて負けるな!!

インカレ初日 アルビレディースU-18のOGがインカレに

2011-11-26 00:00:50 | 女子サッカー
J-GREEN堺は海のそばだからしょうがないんだろうけど、ボールが軽い女子サッカーにとって風は大敵だな。


早大 3-1 尚美学園大
早大の小林優加は出番無し、尚美の土屋樹里は途中出場途中交代。Fight!!
日本女子サッカーリーグ入りが噂される古市ツィンズは先発出場。


日体大 6-0 福岡大
選手数とか個々の実力とかを見ると、やはり福岡大と北陸大が今回の出場校の中でも見劣りする。北信越は来年からレベルアップするだろうけど、九州の大学はちょっと上昇する気配がない。というか参加校が少なすぎる。登録選手数も。女性の社会進出が本州とは違うのかな?地元に残らないのかな?
福岡大のDF井原遥香(藤枝順心高卒)は怪我かな。彼女が出場できないときついだろうな。井原遥香はてっきりなでしこリーグに入るものだと思っていたんだけど、地元に帰ったんだよな。今からでも遅くなから福岡J・アンクラスにでも加入して上のレベルでやれば良いのに、と外野は思ってしまう。残念な逸材。もう身体が戻らないかな。
日体大のラガーウーマン久保田麻友がハットトリックを決めた。この身体の強さ、今年の大学4年生の中でアルビレックス新潟レディースに入ったら一番合いそうな選手なんだけどな。足元の技術は代表選手などと比べるとそう驚くほど高くはないのだけど献身的な守備ができて足が速くて身体が強いFWは魅力的だ。いやDFWと表現したした方が正確だろうか。個人的には今大会の興味津々選手の一人。
日体大のFW工藤麻未は怪我でもしたんだろうか。ベンチすら入っていない。
残念ながら小林麻衣子のベンチ入りも無し。部員たくさんいるから4年生でも試合に出れない人はたくさんいる。この辺は男子の大学チームと同じ構図。


大体大 8-0 北陸大
だいぶ選手を揃えてきたという前評判の北陸大だけどさすがにこのレベル相手だと大敗しちゃうよな。一昔前のように2桁失点にはならなくなったけど、でも80分で8点はまずいと思う。
アルビレックス新潟レディースOGの藤間史帆監督も手応えは感じているようなことは新聞に書いてあったけど、実際のところは厳しいみたいだ。
まあ、だからと言って信州大や来年から参加するチームがどのくらいのレベルになるかどうかはわからないけどね。
大体大の泊志穂は日本女子サッカーリーグのチームに行くのかな?大体大卒の選手って最近は珍しいんだよな。



静産大 1-1 姫路日ノ本短大
姫路獨協大 0-7 吉備国際大
神大 5-2 武庫川女子大
仙台大 1-3 関東学園大
愛媛女子短大 2-3 武蔵丘短大



今日1日(8試合)でハットトリックが4人かぁ。FW11久保田麻友(日体大)、FW9西川明花(吉備国際大)、FW9泊志穂(大体大)、MF8水島久美(神大)。ハットトリックの大安売りになっちゃったね。
上に書いたけど、やはりこの16校だと福岡大と北陸大が相当頑張らないと得失点差の鍵になるチームになっちゃうね。姫路獨協大がこれだけ失点するとは思わなかった。
まあ、せめて4点以内ぐらいに抑えるようにしないと大会の権威が保てないんじゃないかな。2桁失点するチームがいなくなったのは一歩前進だけど。

吉備国際大、それにしても点取ったなぁ。早大は引き分けとかしちゃうと得失点差で1次リーグ敗退ってことにもなりそうだ。3連覇どころの騒ぎではなくなる。直接対決で引かれると厄介。

静産大は日本女子サッカーリーグに加盟して何のメリットがあるんだろうか?売名かな。
まあ、試合の方は竹下聖主審っていうのが鍵で、直接FK乱発とPKは当然気をつけないと。接触したら一発で取られるよね。有名なお嬢様レフリーなんで。(でも今年から時々流すこともあるからかえって後が恐ろしい感じだ。)
姫路日ノ本短大は2年制の短大で、創設1年目のチームは当然のことながら1学年しかいないからきついのに頑張っているよな。凄いよね。
今大会は短大が3校出ているけど、2学年でも選手層という面では薄さを感じるから、監督は大変だと思う。日ノ本学園高校の受け皿になったら関西の強豪になりえる。
(先日のチャレンジリーグ入替戦で3年制のJSCの方が2年制の愛短よりも選手年齢層が厚かったので、意外な気がしたばかり。短大って授業単位とかも2年で修めないといけないから時間がいつもない感じがする。)

長田いずみら今年で最後の選手の多い神大は堺で終るわけにはいかないよな。東京ラウンドまで戻ってこれられるかな?

まあ、今J-GREEN堺で戦っている選手の中には少しは卒業後も現役続行の選手もいるだろう。
大半はこれで引退だとは思うが。企業に就職が決まっている人は特にね。
日本女子サッカーリーグ、海外留学、海外チームなどなど選択肢は少ないが、サッカーを続ける人がこの中にいると思って見てみると、将来思い返した時に感慨深いものになる。

戦前の予想通りもあり、予想外なこともあり、の初日の結果だけど、さて、怪我や病気、疲労や天候、選手は女性でほとんどのチームが遠征、さらには学生時代最後のインカレの選手もいる、なんて要素がてんこ盛りになっているわけで、2日目以降どうなることか。
レベル差が大きいようなので、怪我をしないようにしないとね。