夕方、用事を終えて再びアルビレッジへ。
17時。アルビレディース、練習開始である。
週のはじめは体力トレーニングらしい。
このパターンはここ何年か練見をしていて変わっていない。
今日のメインはサーキットトレーニング。よく走りますな、皆さん。
後半はゲーム形式。クラブのスタッフも入って練習台に。
元Jリーガーやら元JFL選手やらとボール回しの相手をするだけでもかなりの頭のトレーニングだとは思うのだけど、さらにゴールを奪わなければならないのでいろいろと個人のアイデアを試していた。
ボールを切らないで延々と続くゲーム形式の練習。
個人で ストレッチして、ランニング。
全体で パスして、サーキットトレーニングして、ゲームして、全体練習終了。
そのあと、個人でボールを蹴る人もいれば、室内でウェートトレーニングをする人もいたりして、練習を終えるのは21時頃。
みっちり4時間弱の練習。
選手も大変だけど、コーチやトレーナーも最後まで一人一人の選手を見なければならないので責任ある仕事だよな。
練習は食事と同じで偏るのが一番良くない。バランスが大事。
瞬発系と持久系の筋力を同時につけないと意味が無いし、身体のあらゆる機能を自分でコントロールする神経系も鍛えないといけない。
まあ、だいたいこの手のトレーニングはつまらなくて、積極的にやるのが憚られるのだが、アルビのスタッフはさすがはプロで、いつ見ても飽きずに適度の刺激を与えながら工夫して練習を組み立てている。
街のクラブや学校の部活だとなかなかこうはいかないと思う。組み立てる方もネタが無くなってくるから。
女子サッカーの場合、やはり、社会人選手でこれくらいできる環境は少ないと思う。アルビレディースは恵まれている部類に入ると思う。
社会人選手がもっと練習に打ち込める環境にするにはさらなる練習以外の部分の改善が必要ではあるが。
とにかく、アルビレディースの選手はどこのカテゴリーの選手よりも声がでかい。明るい。
アルビレッジに響き渡る声はそこで練習している全ての選手に活力を注入してくれるね。