退院１ヶ月目

８月５日

今日で、退院して１ヶ月過ぎたことになります。
ここを区切りとして、退院○日目というのを、
タイトルに用いないようにさせていただきます。

退院するときの状況は、皆違います。
まだ体力の不安や不安な症状を抱えているのに、
病院の都合で退院ってこともあるでしょうし、
追加治療が控えている場合があるでしょう。

今まで書いてきたことは、あくまで私の場合です。
退院時点で、何だって出来そう！って、
あま～く考えていた私でした。
その考えは、病院を１歩出た途端、
もろくも崩れ去りましたが・・・
でも、私がしないと、誰もやってくれないこともあり、
仕方なくやったこともあります。
もっとも、日常生活を送ることが出来る状況だったんでしょう。
それだけのことだと思っています。

でも、この１ヶ月で本当色々なことを学びました。
今まで気が付かなかった自分がいかに傲慢だったか、
健康でいることのありがたさなど、
数え上げたらキリがないくらい。

私の１ヶ月の経験から言えるのは、
じっと寝てばかりいても、身体能力は回復しない。
だから、ある程度は動きましょう。
でも、ちょっと無理かなと思う場合は、
疲れたらすぐに横になれるとか、
休息がとれる環境の用意が必要だって事。
それと、自分を過信しないって事でしょうか。
特に、この暑い時期は、健康な人でも体力を消耗しますからね。

次の１ヶ月も、今以上元気でいられるよう、
気をつけながら、生活をしようと思っています。

退院３０日目 腰痛・・・

８月４日

腰痛に苦しむ私。
でも、元々腰痛持ちだったので、
手術をしたら、腰痛に苦しむ訳じゃないので、
ご安心下さい。

腰痛に関して、きちんと検査をしたことはないんですが、
接骨院に通っていたときに、腰椎のそりが大きすぎるって、
言われたことがあります。
何カ所か接骨院に通いましたが、どこでも頸椎と腰椎のズレを指摘されました。
そして、腰痛防止のために腹筋と背筋を鍛えなさいと・・・

でも腰痛の原因って、いろいろある。
骨のこともあるし、内臓の疾患、ストレスだってそう。

だから、手術前に腰痛を感じたときは、
この原因は、いつもの骨だろうか？
それとも、癌の影響なんだろうか？
と、ビクビクしていました。

子宮の病気で腰痛になるとしたら、
恥骨の上あたりの真裏が痛くなるって、読んだことがある。
私の場合は、もう少し上が痛いしなぁ。
結局、手術した今も、腰痛が治まっていないので、
子宮癌とは関係がなかったようです。

息子が、あれこれ言ってきたときには、
「腰が痛いのも、ストレスからなることもあるんだからね！」
これで逃げていますが、嘘から出た誠になったりして・・・

退院３０日目 やはり無理は禁物

８月４日

今年の夏休みは、旅行も無理だろう。
体力的なことよりも、今からの宿泊先の確保が・・・
なんせ、我が家は人間だけでなく、わんこも一緒なので。

でも息子を遊びに連れて行かないと、
新学期に何も言うことがないのもかわいそうだしなぁ。

ともかく電車大好き、特にトンネル大好きな息子。
電車に乗るだけなら、私にでも出来るだろう。
でも、疲れたときのために、ダンナがいる週末だけしか、
出かけられないけど。

初めは、母が連れて行ってくれる予定だったけど、
どうも日程が合わない。
でも、息子は行く気になっているコースがある。
一度利用したことがあるので、私もイメージできる。

今日のコースは、我が家の近くのバス停から、駅前。
そこから電車に乗り、ある駅で別の線に乗り換えする。
この線の終点まで行き、別のコースで戻ってくるというもの。
書いていると、すごく簡単。
おまけに、２日の日に電車に乗った経験があると思っている。
その時は、片道たった５分だけだったというのに、
そんなことは頭から抜け、楽勝！楽勝！と安易に考えていた。

いや途中の乗換駅までは、約２０分。
座れたので、どういう事もなかった。

乗り換える際に、電車待ち。
お昼だったので、駅構内で立ち食いソバを食べる。
それ以外は、ベンチに腰掛けていた。

乗り換えても座れたので、しばらくの間も大丈夫だった。

でも、３０分近くたった頃、だんだん腰が痛くなってきた。
思いっきり前傾姿勢を取らない限り、
痛くて堪らない。
あ～あ、横になりたいよ～～～って心境。

息子は、楽しんでいるが、こっちは脂汗が出そうだ。

後どれくらいだろう？
もう少しで終点かしら？
ちょうどドアの所に、駅名とかが書かれた表があった。

ひぇ～～～
まだ半分じゃん！
前もこんなにかかったっけ？
（家に帰って調べたら、所要時間は５４分でした。）

その後は、周りの景色を眺めるどころではなく、
ひたすら、あと７駅、あと６駅・・・ばかり、数えておりました。

やっと終点！
でも、これで終わりじゃありません。

別の線で、戻らなくてはいけないんですから・・・

ここまでは、関西の私鉄(公営もありますが）で使えるプリペイドカードを、
使っていたんですが、次は、私鉄になったと言いながらも、
そのプリペイドカードが使えない電鉄会社。
この会社独自のカードとか、後払い方式のもあるんですけどね。
滅多に利用しないので、とりあえず切符を購入。
ホームに降りていくと、まもなく電車が入ってきた。

あ～あ、混んでいるよ～～～
疲れのあまり、床にしゃがみ込んでしまった。
でも、この状態も疲れるので、立ち上がりましたけど。
少し若い頃、少々お年を召した女性が、
空席がないと、床にしゃがんでいるのを、
みっともないなぁと冷ややかな目で見ておりましたが、
しんどい状態だと、周りからの目なんて意識しないって！
何よりも立っていられないんだって！
と言うことに気が付きました。

私の場合は、ラッキーなことに、
２つ先で席が空いたので、座りました。

とにかく、腰が痛くって、早く家に帰ることだけ考えていたかなぁ。

家に着くと、出迎えてくれたわんこを、簡単にナデナデして、
フローリングの上にゴロリ。

はぁ～～
ため息が・・・

以前は何ともなかったコースですが、
今の私には、まだまだ無理なようでした。
体調がいいからと言って、過信してはいけない！
肝に銘じることにした。