事故渋滞を見て・・・

息子の習い事に行くため、バス停に着く寸前、
バスがやってきた。
一瞬あわてたけど、行き先を見て、？
乗る予定のバスじゃない・・・
飛び乗った息子に、降りるように言う。
これでも問題はないんだけど、
歩く距離が長いので、この暑い日には避けたい。
１０分くらい遅れているようです。
ひょっとして、次のバスも？

はい。
１０分程度遅れて、バスがやって来た。
時間に余裕があるから、これくらいの遅れ、
まあ、いいや～～～

途中まで行ったとき、運転手さんから車内アナウンスが流れる。
「事故渋滞のため、遅れます。」
はぁ？　事故？

交差点で左折しようとしたトラックと、
横断歩道を渡る自転車の事故のよう。
というのは、横断歩道のあたりで止まっているトラックと、
そのトラックと歩道の間に２台の自転車が止まっているのが見えたから。
そして、現場検証をしている周りに、野次馬の群れ。

事故は、一瞬にして人の人生を変えてしまう。
被害者、加害者ともに・・・
いつ、その立場になるかわからない。
人事ではないのだ。

５月に癌であることを告げられて、
私の人生は、一瞬にして変わってしまった。

でも・・・
今私は、こうして生きている。
生きていることに感謝して、
生きている意味を、生かされている意味を考えながら、
日々の生活を送っていかなければ・・・
そう改めて思った。