26.11.23 キ ン ザ ラ NO.613
古稀という言葉は「人生70古来稀なり」の「古」と「稀」をくっつけて造った言葉でしょうが、最近では70なんてザラですから「キンザラ」なんて言う人もいま
す。 戦前の日本人の平均寿命は49歳だったから、信長が好んで舞った謡曲「敦盛」にあるように「人間50年・・・」はあながち間違いではなかったので
しょう。 でも、70年といっても「草に宿る露 水面に映る月の影よりも なを怪し」く、世の森羅万象とは比べようもなく短く儚い物であることは違いありま
せん。 身体の各部品は耐用年数が限界に近づき、いずこもギシギシ悲鳴を上げています。
せも、若いころに習得したものは依然として記憶の中に残っていますから、若い時の勉学がいかに大切だったかということを、なんでもっと勉強しておかな
かったのか、と今さらながら思い知っているところです。 でも、今からでも遅くはありません。 新しいものの習得に挑戦している限り、人は老いない(サミエ
ルウルマン?)ということもありますから、相性の良くないパソコンに悪戦苦闘しているところです。