小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

自若

2014-11-22 09:07:03 | 日記

26.11.22                 自          若      NO.612

 大事に直面しても落ち着きの心を失わず、平然と少しも変わらない様子。泰然自若とも言います。  一方、びくともしない・ちっとも進まないという意味もあ

ります。  学校から帰った孟子に母が問う。  どうだい、勉強の方は進んでるの? 孟子 自若たり(ちっとも進んでいませんよ)と答える。

そのとき孟母(孟子の母)は、にわかに刃物を持ってきて、織りつつあった織物をバッサリ切り裂いて叫ぶ! 馬鹿者! お前が勉強をロクにしないというこ

とは、せっかくここまで紡いできた織物を切り裂くようなものだ!  もっと真面目にせよ!・・・と。

孟子はその時の母親の強烈なオーラに圧倒されて以来、朝な夕なに勉強に励み、名儒(名の知れた儒者)になった。 中学校で習った「孟母三遷の歌」の一

部でした。

さて安倍政権、誕生以来重要な課題を山積・放置して「自若たり」と言っているのと同じこと。

この際、国民は一票という「怒りの刃」をもって、長期政権の野望を切り裂かないとイケマセン。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする