我がモーツァルト「40番」のフルスコアに挟まれたままでいるのは、2006年12月3日にウィーン・ムジークフェラインザールで行われたコンサートのパンフレット。モーツァルト生誕250年というメモリアル・イヤーの命日2日前に演奏させて頂いたことになります。
このときの「40番」は、わたしの唯一無二のパフォーマンス。生まれてはじめての「40番」の会場がムジークフェラインザールで、オーケストラがチェコ・プラハ室内オーケストラというのは、出来過ぎでした。本当に有り難いことです。
11月16日(木)の記念すべきオペラシティ公演では、再び「40番」と「レクイエム」を組み合わせたプログラムとなります。さらに「魔笛」序曲という宝石付き! 否が応でも、気合いが高まります。
東京ヴェリタス交響楽団は、盟友・崔文洙さんをコンサートマスターとする精鋭軍団。「レクイエム」はもちろんですが、「魔笛」序曲と「40番」にも大いにご期待ください。