福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ブラームスの室内楽2枚

2015-09-02 16:06:13 | レコード、オーディオ


一昨日の獲物はブラームスの室内楽2枚。とても良い出会いだった。レコード店に向かう新宿の地下通路で、鮮やかなグリーンの背広を纏った綾小路きみまろとすれ違ったのが、開運の始まりだったのだろうか?

1.ブラームス: ヴィオラ・ソナタ 作品120 - 1 & 2
ジュスト・カッポーネ(va)、ノルベルト・カッポーネ(pf)
独MARS 30 79 08 Y

カラヤン時代のベルリン・フィルの首席、名手ジュスト・カッポーネによるブラームスのヴィオラ・ソナタ集。ピアノは、息子のノルベルト。

カッポーネといえば、ベーム指揮のモーツァルト: 協奏交響曲でブランディスとともにソロを務め、カラヤン指揮のリヒャルト・シュトラウス「ドン・ファン」でフルニエと渡り合ったソロも忘れがたい。

そのカッポーネの室内楽が聴けるのは大きな歓びだ。ほかにも、レコーディングは残されていないだろうか?



2.クラリネット五重奏曲
フランツ・クライン(cl) 、ケラーSQ
仏CDF288

フランツ・クラインは、バイロイトの常連。1958年~78年まで参加してあたというから、クナッパーツブッシュのパルジファルも吹いていた可能性は大きく、それだけで胸躍る。モノーラルの馥郁としたサウンドも堪らない魅力だ。

いずれも、ゆっくり聴く時間の確保できていないが、針を降ろすのがとても楽しみである。



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