福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

大阪フィル合唱団「水のいのち」始動

2017-07-20 23:42:46 | コーラス、オーケストラ



バーンスタイン「ミサ」の感動の余韻のくすぶる中、今宵、大阪フィルハーモニー合唱団では、髙田三郎先生の「水のいのち」が始動しました。

オーケストラ付の合唱団としては、異例の選曲ですが、これも大植英次先生プロデュースによる「大阪クラシック」というお祭りの存在するお蔭。わたし自身が本番の指揮をするという稀少な機会でもあります。

レッスン初日の本日、全5曲のうち1~2曲できればよいかな? との予測は良い方に裏切られ、2時間で全曲を通し、方向性を示すことのできたのは上々だったと思います。それしても、「水のいのち」は何度繰り返しても、その都度、新たな感動を与えてくれる素晴らしい作品です。

団員の皆さん、かなり事前に譜読みをされてレッスンに臨まれたことが伝わってきたのは心強い限り。ライフワークとして、これまで我が人生の折々に採り上げてきた同曲ですが、今回が最上の本番となる予感がしています。

わたしたちの出番は、大阪クラシック初日である9月10日(日)19時30分、歴史ある大阪市中央公会堂・中集会室。昨年、ブルックナーのホ短調ミサを歌った市役所ロビー(無料公演)から一昨年の「ジャズ・ミサ」の会場(有料公演)に戻ってきます。入場料1,000円となっております。


プログラム
1.髙田三郎「秋を呼ぶ歌」(詩・野上彰)
2.髙田三郎 混声合唱組曲「水のいのち」全曲(詩・高野喜久雄)

大阪フィルハーモニー合唱団
指揮: 福島章恭 ピアノ: 尾崎克典


日時・2017年9月10日(日) 19:30開演
会場・大阪市中央公会堂 中集会室

入場料: 1,000円(全席自由)

座席数には限りがございますので、お早めのお求めをオススメします。会場でお目にかかることを楽しみにしております。




コメント (2)
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