Mozartian Chorus Japan 大阪支部練習開始、および、東京本部練習開始直前と記念し、
モーツァルト「レクイエム」合唱団募集のプロモーション・ビデオを久しぶりにご紹介します。
映像中に流れる「怒りの日」の音と映像は、2009年にわたしが指揮をした「シュテファン大聖堂グランドコンサート」からのものです。
肖像権について厳しいシュテファン大聖堂より、特別な許可を頂いて公開する稀少な映像であります。
ご覧頂けると幸いです。
2017年12月4日の深夜、モーツァルトの命日に行われる追悼コンサート(レクイエム)が、実際にモーツァルトの葬儀が執り行われ聖シュテファン大聖堂で行われます。
世界遺産でもある聖シュテファン大聖堂は、700年以上の歴史を誇るオーストリアのカトリック教会の総本山でもあり、このモーツァルト追悼コンサートは長い歴史と伝統、高い格式を誇り、毎年、世界中からモーツァルトを敬愛する方々で聖堂内が埋め尽くされます。
2017年、その極めて崇高なコンサートの指揮者に福島章恭が抜擢され、オーケストラ、ソリスト共に聖地での演奏に相応しい一流の演奏者がシュテファン大聖堂により選出されます。
日付の変わる午前0時、清浄な空間に満たされた聖堂内に、静かに演奏者が入場。祈り深まる中、レクイエムが演奏され、1曲終わるごとに照明が一つずつ消され、演奏が終わる時間(モーツァルトの亡くなった時間)には全ての照明が消されます。その瞬間、遠くから鐘の音が響き、聖職者が厳かに列を成して行進。これはモーツァルトの棺が運ばれるものを再現したもので、そのシーンは涙なくして見る事が出来ません。
この貴重な盛儀に、多くの合唱団参加者の皆様と共に立ち会いたいと思います。
日程:2017年12月1日(金)~12月6日(水) 現地ウィーンでリハーサルを行います。
演奏日時:2017年12月4日深夜(12月5日午前0時開演)
会場:聖シュテファン大聖堂
指揮:福島 章恭
オーケストラ:シュテファン大聖堂オーケストラ
ソリスト:ヨーロッパを中心に活躍する一流ソリスト陣
by エムセック・インターナショナル