狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

石灰岩の層

2014-05-15 22:31:38 | 狩江のジオパークポイント

狩江の山には、いわゆる仏像構造線というものが通っていて、その断層に沿って石灰岩の層ができています。

基本的には白い石で、海のサンゴなどが石になったものです。エジプトピラミッド、万里の長城、古代ギリシャの神殿など

この石灰石のおかげで、我々の文明は栄えてきました。

ここ狩浜の山にも、サンゴ、プランクトンなどが堆積してできた石灰岩が、写真のように露出しています。

これを先代たちは石組みの材料として活用しました。それがいま、日本に他に類を見ない石灰石の段々畑として

注目を集めているのです。割と加工しやすく、明治期になって火薬類が普及したことにより、なお一層この石灰石の

段々畑は面積を増やしてゆくことになります。



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