狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

昭和の貴重な写真

2014-05-18 21:18:50 | 四季の風景

HASHI氏よりご提供いただきました。

昭和47年当時のお伊勢山風景です。塔の松がまだりっぱにその雄姿を見せています。

お伊勢山も、中浜もまだ、埋め立てしていない状態です。

人は変わっても、海や山は変わらないのですね・・・。

 


奮闘中です!

2014-05-18 20:37:08 | 狩江の元気を探せ!シリーズ

狩江の元気シリーズ、今回はジオガイドに奮闘中のみなさんです。

      

ガイド要員13名のみなさんは、最後の追い込みの実地研修。地域の魅力ポイントを十分理解しながらコースを

歩きました。ちなみにこの辺りは、広福寺まえのエスロンの束のポイント。

急峻な道を登ってゆきます・・・・・

途中、段々畑で桑の木があります。

これは以前、畑で桑の木が栽培されていたことを物語る数少ない一本です。

いよいよ来週日曜は、ゲスト20人が来られるそうです。

頑張って下さいね~!

     


段々畑の話など・・・

2014-05-16 21:11:02 | 狩江のジオパークポイント

私のような昭和生まれの者は、畑にミカン以外の作物をあんまり見たことがありません。

そう、生まれた時からミカンだけでした。

でもこの300~400年間、当地では蝋の原料となるハゼ、桑、麦、甘藷(いも)、そしてミカンと

移り変わってきました。いまでは数十種類のミカン品種が栽培されています。(す、すばらしい!)

       

平野が狭い分だけ、畑は急斜面を利用して海岸付近まで作られる・・・・。R378はそんな段々畑を横切っています。

前には宇和海が、いつもと変わらずきらきらと輝いている。

       

石にもいろいろな利用方法があります。


石灰岩の層

2014-05-15 22:31:38 | 狩江のジオパークポイント

狩江の山には、いわゆる仏像構造線というものが通っていて、その断層に沿って石灰岩の層ができています。

基本的には白い石で、海のサンゴなどが石になったものです。エジプトピラミッド、万里の長城、古代ギリシャの神殿など

この石灰石のおかげで、我々の文明は栄えてきました。

ここ狩浜の山にも、サンゴ、プランクトンなどが堆積してできた石灰岩が、写真のように露出しています。

これを先代たちは石組みの材料として活用しました。それがいま、日本に他に類を見ない石灰石の段々畑として

注目を集めているのです。割と加工しやすく、明治期になって火薬類が普及したことにより、なお一層この石灰石の

段々畑は面積を増やしてゆくことになります。


私たちの宝、石灰石の段々畑

2014-05-15 21:41:42 | 四季の風景

地域づくりの会である、かりとりもさくの会では、いま、ジオガイドの養成を

おこなっています。地域の魅力を、外部から来られたゲストに紹介し、

この狩江を好きになってもらうことにあります。

3月よりほぼ毎週日曜日に、勉強会を実施して、13名のガイド要員の方は

もう少しで一人前のガイドとして、その役割を果たしてゆくことになりました。

毎回この段々畑を散策するたび、感動と発見があります。

このすばらしい先代たちから引き継いだ景観を持てることに、わたしは感謝しています。

ほんとうにすばらしい、生きたピラミッドなのです。

ある方がこう言っています、

「狩江を見て生き長らえろ」

これは「ナポリを見てから死ね」の言わば、狩江版です。

これから多くの外部からのゲストと交流を重ねて、狩江を創ってゆきませんか。